2009/07/17 余部鉄橋ツーリング 本文へジャンプ


【1400GTR番外編】

1400GTRオナクラのShinさんや、ひとっちゃんさんからカブ主へのお誘いがあり、当家で細々と生きていた
1988年製 カブ100EXを修理復活させてみました。
先週から蘇生するための改良を加えて、さらに磨きをかけて(笑)本日近場の大窪寺まで試験を兼ねてツーリング
することにしました。普通にGTRで行けば大窪寺まで1時間くらいの近場です。

              お知らせ

   今回も、ツーリングの経路をGoogleMapに表示し
   どこに行ったのか、どこの写真なのかがわかるページ
   を準備しました。
   画像もクリックすると拡大できます。
   地図も拡大縮小可能です。

       こちらからどうぞ     MapへGO!



半日コースでのんびりと…


2010/11/06 晴/曇

今日も朝は10度くらいまで冷え込みましたが、10時頃にはすっかりと良い陽気になっていました。
先週から、いろいろ直してなんとか形になり、昨日から掃除を始め、今朝も後輪部分を掃除してやっと仕上がりました。
キャブも腕が怪しい私が修理を行って、試験走行&キャブが本当に直ったか?検証をしなくてはいけません。
荷物はディバッグに背負って出発です。


まずはコーヒーを仕入れる

今日は暖かいですが、山の中でコーヒーは飲めません。とりあえずミニストップに寄ってコーヒーを仕入れます。
今日は150円の1杯のみです。これでも、500mlの7〜8分目めで入ってくれますのでお得です。

志度から長尾に向けて走っていると、途中コスモスの畑に出会います。気軽に止まれるのがカブツーの良いところです。
また長尾では給油をしました。山中では不安なので給油をしておきます。


なんとなくコスモス畑で…

長尾で給油1.39l…少っ!

道の駅ながおに着くと、人だかりがありました。どうやらお祭りのようです。
交通整理のオジサンも出てましたが、カブは自然に地元の人々がバイクを駐輪しているところに入れます(笑)
となりにはカブ70も停まっています。歩道に堂々と停めても違和感が無いのがカブなのです。
ここで、80歳くらいのヨボヨボのお爺さんが話しかけてきました。どうやらカブに興味があるようです。
「これ新しいの?」 昨日今日と磨いてきたことに対する褒め言葉ですな(^^)/ いえ…22年前のものです(笑)
「このシートいいね。お尻が痛くなっても前後に座り直せる」って…このカブの一番の特徴をいきなりつくなんて…お爺さん
マニアだね、1400GTRの時みたいに何ccと聞いてくるナンシーさんとはひと味違います(笑)
棺桶も寸前のお爺さんの心を鷲づかみにするカブ100EX…やっぱり地元のお爺さんとの会話の突破口はコレに限るか
もしれません(^_^;)


お祭りをやっていた…

道の駅ながお

地元の人のバイクに紛れる…(笑)

さて、コーヒーを少し飲んで出発です。
ここの近くから分岐して舗装している林道に入るのです。少し行きすぎました。でも、今日はナビを持って来ています。
ちゃんと確認できるから便利ですな(時代ですね…)(^_^;)
なにやら、入口に大窪寺に抜ける道は「全面通行止め」と書いているようですが、きっと気のせいです、行くことにしました。


分岐点…ん?通行止め??

ナビは一応持って来てます

分岐点が分かったので入っていきます。あまりGTRで来たくない山道ですね(笑)
すぐに、昼寝城の跡があったと思って停まってみました。なんと小さな天守閣…って訳ないですね。なにやら違ったようです。
少し行くと昼寝城(←ネーミングがすごいと思いますよ…実際)の跡に入る山道の入口がありました。今回は、昼のうどんに間に合う
ように行くために残念ながらここはパスです。


昼寝城ってコレが?

…てな訳ないですね(笑)

この山道の先が昼寝城跡


ということで、先に進みます。山道を上がります。このあたりは四国の道として整備されていたようです。標識では昭和57年とありまし
たから…かれこれ30年前ですね。それからロクに整備されてないような…(^_^;)

どんどん先に進み、今日のもう一つの目的の怪しげな名前の山に向かいます。


四国の道…

後ろから自転車が…(笑)

展望が開ける
遠くに海が…


そしてやってきました…女体山(笑)
Google地図で今日のコースを見ていて、ふと気づいたのです。昼寝城もすごいですが、この山はもっと凄いですな。
本来は先ほど来た道の途中からの登山道が本当の道らしいのですが、道の途中から行くと、なんと山頂まで100mとありますから
今日のツーリングでも寄れそうです。
確かにそんなに距離はありませんでした。頂上には東屋があって休憩できます。持って来た熱いコーヒーを飲み一息入れます。
遠く、瀬戸内海まで見えて展望が開けています。ちょっと霞んでいるのが残念です。


ここに停めて登山
(100mですが…)

山道を歩く…
(100mですが…)

頂上には東屋が…
コーヒーブレイクだ

女体山…
なんて怪しい
響きなんだ(笑)

頂上には祠が…

遠く海まで見え
視界が開ける

ご神体は?


お昼も近いので、大窪寺に向かいます。と、通行止めになっています(;゚Д゚)
なんで通行止めかというと、崩れた法面を強化しているようです。
この舗装林道の入口は大窪寺のうすぐ裏側でした。何度も大窪寺まで来ていましたが、この道は知りませんでしたね。
なんだか通行止めのようですが…きっと気のせいでしょう。


ここまで来て通行止めか?

ここの法面を強化中なのですね

ここが大窪寺側の通行止位置


大窪寺につきました。ここは四国八十八カ所の結願の寺、すなわち88番目の寺です(本当の最後は高野山にお参りですが…)。
そして紅葉の名所でもあり、今日は天気も良いこともあり満員です。
ちょうど12時になったところなので、お店が混雑しないうちに先に名物「打ち込みうどん」を食べることにしました。
寺の前にある八十場庵です。既に行列ができかけていましたが、それほど待たずに席に着き、うどんを注文します。
みそ仕立ての出汁で、里芋やにんじん、だいこんが入っていて暖まるうどんです。でも、800円は観光地価格ですね(´Д`)


八十場庵内部

おみやげ多数販売中

打ち込みうどん…
具はネギだけ??

具は中にありましたが…
ちょっと少ないかも

多くの観光客が…


お腹もいっぱいになったことだし、お寺の境内を見て回ります。ここの紅葉は確かにキレイなのですが、そんなに多くはありません。
同様に根来寺も有名なのですが、やはり紅葉はそう多くありません。これがもっと広がっていたら、それは、見事のでしょうが…
贅沢というものでしょうか。
一通り見て回ります。お寺入り口にある、八十場庵の向かいの野田屋さんもかき入れ時なのか燃える商魂です。
静まりきった落ち着いたお寺もいいのですが、にぎわっているお寺もなかなか良いものです。


燃える紅葉

色の変化が美しい

八十場庵と紅葉

実はあまり広くない

ここは静かなたたずまい

大窪寺本堂

参道です

かきいれ時
野田屋も燃える商魂

観光客を狙って…

うまそうですね…

なぜか昔からこんにゃく
を売っています

お土産ものも
色鮮やか

こちらは柚
1個10円(笑)


さて、今日はそれほどゆっくりできないので退散です。来た道を引き返すのも面白くないので、少し東に行ってから、北上します。
山の中の道ですが、結構広くてGTRでも快適に走れそうな田舎道をのんびりとカブで走ります。きばらずのんびり走るのがカブに
向いていると思います。
途中で、道の駅みろくにて休憩した後、大人しく家に帰りました。で、GTRに乗り換えてオイル交換に行ったのでありました(^_^;)
乗り換えたGTRの乗り心地はすばらしく、パワーも余るほどあることに今更ながら感動を覚えるのでありました(笑)


道の駅みろく

今日の主役カブ100EX




本日の走行80km 無事故無違反無転倒



【カブ復活篇】

皆様の熱きご要望に応えてカブ復活篇をお送りいたします。

この100EXは、88年よりウチにあり、ずっと親父の足として使われてきていました。とりあえず動く状態でしたが、
そのまま乗ってツーリングするに微妙な状態です。


割れてつぎはぎしている
レッグシールド

へこんだキャリア
キャリアもカゴも
錆びたので塗ってます

左グリップは抜ける
のでガムテープ
固定(´Д`)


そこで、とりあえず部品を交換です。フロントブレーキは、元々弱い上にワイヤーも伸びきり、カックンと効いて最悪でした。
パワーも落ちているようです。点火系と吸気系は見直しと清掃ですな。あとは全体的に掃除です。今までろくに掃除されて
ません。プラスチックも光沢を失っています。メッキ部分も錆ています。が、室内保存なので、極悪ではないようです。


新品フロントバスケッ

デイトナ強化シュー

純正部品たち

用品屋さんで買いました

グリップも社外品に交換

穴があいていた
ステップも交換

ブレーキワイヤーも
交換です

ブレーキ系を
整備しています

シューも交換

キャブもはずして

分解清掃
パッキン交換

ヘッドライトも
白色に強化


で、組み直してみると、キャブがオーバーフローしています。再度ばらして組み直すと止まる時もあるのですが…これは危険です。
弁とフロートを注文して交換してみます。駄目ならキャブごと交換だそうです(´Д`)


再度挑戦ガソリンが
かかるのでゴム手袋

交換した弁
シビアな精度?

フロートの色は…
最初は白だったのね

メッキ部分も
清掃しておきます


部品を交換してみました。とりあえず漏れてはないようです。あとは、買って来た安物の錆落としクリーナーでメッキ部分を清掃です。
プラスチック部品はプラスチッククリーナーで研磨清掃です。さすが22年モノなので完璧には落ちませんが、そこそこ光ってくれる
程度にはなりました。この程度でやめておくのが良いかもしれません。


で、結局のところこうなりました。
左側はつぎはぎのレッグシールドが見えるのでパス(笑)


右側

やや後方より

前方より


あとは、レッグシールドをなんとかしたいのですが欠品していて手に入りません。他機種用を転用するしかありませんね(^_^;)





                                   
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