2009/07/17 余部鉄橋ツーリング 本文へジャンプ


毎年開かれている同期会ですが…

ウチの大学同期の仲の良かったメンバー11人は1月2日の夕方に集まることに決めています。日が決まっているので
予定が立てやすいからか、集まりが非常に良いです。卒業後既に31年目というのに今年も9人集まるようです。
会場は大阪と神戸を毎年交互に行っており今年は神戸です。皆さん、関東や中部の方もいらっしゃるのですが、里がこ
ちらということで帰っておられるので皆さん比較的近場です。私が一番遠隔地でして、参加は神戸側で2年に一度の参加
にさせてもらっています。今年は2年前にGTRで行った時みたいに行くことにしました。

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   今回も、ツーリングの経路をGoogleMapに表示し
   どこに行ったのか、どこの写真なのかがわかるページ
   を準備しました。
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比較的穏やかな正月でした…


2014/01/02 晴/曇

朝5時起床の6時出発です。まだ暗いですが、先日広島に行った時よりは気温が高めです。コーヒーを仕入れて給油し
て高速に乗ります。



コーヒーを仕入れる

今日も給油から


神戸に行くだけではつまらないので今回は、国鉄の鍛冶屋線跡に行ってみることにしました。
ここは私が自動二輪(…と言っても125cc)に乗り始めた頃、はじめてバイクで巡った国鉄ローカル線なのです。
そこのローカルな雰囲気にハマってしまったのが、今の駅巡りの原点の様な気さえしています。


吉備SA

龍野西SA

権現湖PA


ICを降りて、少し北上したところに最初の目的地を目指します。
今回は下調べとして他人様のHPを見ていましたが、ちょうど詳細なMAPで紹介されていました。そのMAPを見ながら
ナビに駅跡の位置を登録しておきました。おかげで迷うことなく全駅に行くことができました。もしこれが無かったら、小さな
公園跡にひっそりとある駅名標だけなんて見つけるのはきっと苦労させられますね。
市原駅跡に到着です。ここは県道沿いにありわかりやすいです。ここは保存館として駅舎が保存されているようですが…残念
ながら正月なので記念館は閉まってました。
どうも道が変わってしまったのか線路側が道路に変わってしまったようで、駅のホーム側が道に面していました。
保存車両もあるのは良いのですが…子供の落書きみたいに塗り替えられており、全く意味をなしていませんでした。
地元の人の公園の遊具としたら良いのかもしれませんが…国鉄色に塗り直して欲しいところですねぇ。
駅舎共々保存はされていますが…当時の雰囲気は今ひとつというところでした。


市原駅跡

ホーム側ですかね

保存車両

駅名標レプリカか?

落書きみたい(涙)


これが、1982年の市原駅です。おそらく川沿いの畑側が今の道路になってしまったのでしょう。変わるものですねぇ、さす
がに30年もたちゃ…(^_^;)
駅舎は…キレイに保存しすぎていて当時の駅っぽくないような気がします。ちょっと残念かな。


市原駅1982年

今は線路が道路に?

続いて羽安駅跡です。駅っぽい雰囲気を出している公園になっていましたが、元の面影はありません。
あるだけマシかな…。


ホームっぽい?

レールっぽい?

やっぱり田舎です


実はこの羽安駅ですが、私が自動二輪にのりたて(XL−125R)の頃、なんとなくこの鍛冶屋線に来て、この羽安駅のローカル
さに感激(笑)してしまい、以後ローカルな駅を求めるようになったような気がしています。
私的にはこれが旧国鉄の正当たるローカルな無人駅ってイメージですかね〜。いい雰囲気ですよ〜(^o^)


羽安駅1882年

国鉄ローカル駅っ!


お次は曽我井駅跡です。当時から駅舎が無く、妙に幅が広いホームがありました。ここも公園になっていました。
そしてお決まりの「乗って残そう…○×線」の類似看板が、かなりお疲れ(消えそう)になりながら残されていました。


説明看板有り

駅名標レプリカ?

看板だけが残る

公園になってます


当時の曽我井駅はコレ。


曽我井駅1982年


中村町駅跡も公園になっていました。駅名標が残るだけです。当時は割と立派な駅舎だったのに…。


もっと写真を撮っておけば良かったかな。回りの雰囲気がわかりません↓


中村町駅1982年


最後に終着駅の鍛冶屋駅跡です。記念公園になっていまして記念館ありますが…形がそっくりだったのですが、古い
写真と見比べると、かなり違っています。ネットでは保存されている…という記述も見ますが、ど〜みてもこれはほとんど
外観からして違うような気がします。ここまでくれば保存というのか疑問を感じますねぇ。
保存車両の色は廃線当時の色で、まだこれは良かったです。が…個人的願望では国鉄色(たらこ色)の方が良かったで
すけどね〜。


鍛冶屋駅跡

保存車両

なんだか駅舎が…

反対側から…

駅名標

内部はボロボロ


当時の鍛冶屋駅がコレ。大正の開通当時からの駅舎と、どこぞに記述があったのですが、とても良い感じの駅でした。
当時も一応有人駅で駅員さんがいました。写っているのは、保存車両と同型のキハ35です。ドアが外側につり下げられて
いるのが最大の特徴ですな。なんだか動力パイプが内蔵できずにむき出しになっているザクっぽいですな(笑)


鍛冶屋駅1982年

終着駅でした

キハ35です


残念ながら、ここで鍛冶屋線巡りは終わりです。ここから北上して柏原まで行こうと思っていました。そこで国道176号線
に合流して南下していこうと思っていたのですが…北の方の天気が妙です。細かい雨粒も来ました(;゜Д゜)
県道を使いショートカットで176号線に向かうことにしました。


北の方が…(;゜Д゜)


この道を通るのは初めてでした。福知山線沿いになっています。下滝駅がありました。
駅舎は木造ではないのでパスです(^_^;)


下滝駅


176号線に出て南下を開始。途中で丹波大山駅に寄ってみました。ここは30年ほど前から変わってないようでした。
大型に乗り始めた頃、北海道での駅での野宿を考えていて、その実験にこの駅で寝たことがあります。
国道から少し離れた駅であり、夜中に人は来ないだろうと思っていたのですが…確かに人は来なかったのですが、
夜中に何度か駅前まで車が来ました。駅での野宿が初めての私は…落ち着かなかったことを覚えています。
まぁ…これは今も度胸はあまり変わってませんねぇ。


丹波大山駅


そしてコレは82年、親父の車を借りて弟と行った時の写真です。駅舎は変わってませんねぇ。


丹波大山駅1982年


そしてさらに南下していると、藍本駅がありました。なんとなく寄ってみましたが…ちょっと味気ない駅舎の駅です。
家に帰って思い出すと、ここもかつて来たことがある良い感じの木造駅舎だったのです。
しかし…不思議ですねぇ。こんな無人駅に自動改札の端末があるんですから。複線電化で、なんと8両編成の列車
がやってくるというのに、無人駅で乗降客も…いたようないなかったような…。しかも結構広い駅前ロータリーまであ
たりして…駅前は田んぼが広がっているんですけどね〜。もう訳わかりませんよ〜(^_^;)


無人駅に自動改札が

藍本駅

跨線橋から

電化8両編成

広い駅前

い…田舎です…


当時の写真がコレ。弟と125ccのバイクに二人乗りして来たときの写真です。82年12月です。寒いのに寂しい服装で
乗っている貧乏少年ですねぇ。でも当時は寒さをそれほど感じてなかったかも。若かったですからね〜(笑)
当時は単線で非電化でした。なんと今だと超貴重な旧客車(やっぱり8両)をディーゼル機関車が引っ張ってます。
当時は大阪周辺は、冷房化が進んだ列車が走りこんな時代ではなかったはずです。この列車…大阪駅から出ていたん
ですよ…確か。こんなステキなローカルな列車が大都市でも楽しめる?最後の時代でした。(もちろん乗りに行ったことも
ありますよ〜(^o^))


藍本駅1982年

ローカルな雰囲気が…


今年もちょいと大学に寄ってきました。我々の入っていた棟も耐震対策がされて面影が消え、見たこともない棟が立ち
当時の雰囲気が一つずつ消えて行ってます。前に来たときにはあった実習棟、これがまたボロい昭和の町工場という
雰囲気がたまらない汚いところだったのですが…キレイさっぱり消滅して別の場所にステキな実習棟ができていました。
機械屋だったので旋盤やフライス版、鋳造の実習をしたのが遠い思い出になりましたよ〜。


新しい実習棟

工学部入口


晩飯は宴会なので、昼はコンビニで軽く済ませ、2年前も泊まったグリーンヒルホテル神戸にチェックインです。
道路より少し奥まった玄関の屋根の下に駐輪させてもらえるの比較的安心です(^o^)
夕方より三ノ宮に繰り出し、いつも全く変わらないパターンで(これだけ進歩が無いのも珍しいかも)飲んで語って
10時前に解散です。私は歩いてホテルに帰るだけなので楽ちんです〜(^^)/
今年も旨い酒を飲みました。やっぱり昔の仲間との酒が一番旨いかもしれませんね〜。


昼飯は軽くコンビニで

ホテル玄関です


朝6時起床、出発準備を整えて7時からのバイキングに臨みます。ダイエットしてない頃なら思い切り食ったかもしれませ
んが…ちょっと控えめに食事…と思ったのですが…やっぱり多めになりました(^_^;)
800円の割には良いと思います。


朝からバイキング

バイキング風景

ホテルのお部屋


とりあえず出発です。あまり、今日の行程は考えてなかったりしましたが…(^_^;)


ホテル全景

さあ出発です


明石まで国道2号線を走ります。そして垂水から高速に入り明石大橋を渡ります。今日は天気が良いようですね。
気温もそれほど下がってません。電熱服もとりあえずは入れてますが無くても大丈夫なレベルです。
皆さん初走りか、淡路に渡るバイクも少なくありません。今日は急がないのですぐに高速を降りて下道を走ります。


明石大橋です

バイクも少なくない

下道を走ります


今日は本当にネタがありません。こういう時は無難なネタで済ませます。半年前に行ったばかりですが、またたこせんべいの
里に寄ってみます。正月早々の10時頃だというのに結構な人がいました。やっぱり人気は衰えてないようです。
ということで、今回も騙されまくってお土産をサイドバッグに満載です(^_^;)


淡路島を走ります。洲本を超えて直接鳴門南淡には行かず海岸沿いを走ります。水仙郷に近づきましたが、道を間違えて
しまいました。間違えた道の方が広かったんですよ。ナビで間違いに気づきましたが、広い道なので先に展望台でもあるかと
少し行きましたが未舗装になっているようだったのでUターンしようと思ったとき…(;゜Д゜)
知らないウチに倒れてました…マジで(;゜Д゜)(;゜Д゜)(;゜Д゜)
倒してしまったのは仕方ないので、とりあえず記念撮影を…なんて立ちゴケ2回目なので余裕です(T_T)
が、誰が来るねん…というところで倒した上に、坂になっているのでもう一人では起こしようがありません。
とりあえず、歩いて道を下って島を周回している県道に出ます。水仙郷がシーズンなので車通りはあったで、道行く車を
停めてHELPを求めました。家族で水仙郷に来ていた人をつかまえて来てもらい、協力を得て起こしました。
意外とこういうときって助けてもらえるもんで、下手に一人で起こそうとしてさらにコカして傷つけるよりよほどマシですね。
しかし…1回目の立ちゴケは北海道の誰が来るねんと言う林道だし、今回も誰が来るねんという間違った道だし…
ついてませんねぇ。
幸いにもキズは思ったよりも浅くてほっとしました。前にキズがいったところが深くなったくらいですな。スライダーが今回も
頑張ってくれたようです。とくにバイク自体には全くと行って障害はありませんでした。


新年早々(T_T)


しかし、な〜んでコケたんだろうと全くわかりませんでした。帰ってからよ〜く考えると、やっとわかりましたよ。これは再度
行ってもまたコケます。極めて珍しいパターンでしたが必ずコケるパターンです。
今回は人通りも少ない、とても広い急な上り坂だったのです。普段なら狭いし人通りもあるので、重力を利用したバックで
ターンをしていました。今回は、そのままターンしようとしたのです。上り坂でターンしようとすると、それが右でも左でも、
坂の下側に中心を置き、足を坂の下につきます。そうすると足つきが悪くなった感じで、車体が予想よりも傾斜するのです。
それを頭のなかで予想していないので、急激に傾斜して予想外の重さがかかり、対応する間もなくコケてしまうのです。
今後注意しなくてはいけませんねぇ。


南淡です

国道11号です

昼飯は…


ということで、立ちゴケはしてしまいましたが、走行には一切支障が無く鳴門大橋を渡り、国道11号線に降りてのんびりと
家に帰るのでありました。3日というのに11号線は既に若干混雑していたような…。途中から大規模農道に抜けてましたよ。
油断大敵、年始から立ちゴケしてしまいました。が、こんなことにへこたれるわけにはいきません。
今年も頑張って走っていきたいと思います。

                       総走行距離    499km 無事故無違反 立ちゴケ1(T_T)


                                   
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