2014/12/23 本文へジャンプ


恒例の大学同期ツーリングです…


5月のGWにDegreeの前後タイヤ、チェーンスプロケット一式を交換しました。今回の大学同期ツーリングは、お二人の地元兵庫県内です。T見氏が125ccの自称YZ125(本当はDT125)で行くというので、なんとなく改装が済んだばかりのDegreeで行くことにしました。私にとっては県内でもないのに…。今回の幹事はI田氏です。

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   今回も、ツーリングの経路をGoogleMapに表示し
   どこに行ったのか、どこの写真なのかがわかるページ
   を準備しました。
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近場でないお二人の県内にDegreeで…


2018/06/02 晴


前回の大学同期ツーリングは雨で車になっちゃいました。今回は6月ということで雨が心配されましたが、ど〜いうわけか前後が雨なのに土日だけ天気が良い予報です。誰が晴れ男なのか不明ですが、気分が盛り上がります。が、今回はGTRはお休みです。タイヤとチェーンを交換して新品同様?になったDegreeでの出撃です。集合地まで行くのに一苦労。DegreeにはETCが無いので高速は高価です。いえ、それでなくても非力な250ccオフ車で高速は地獄ですね。以前ならフェリーで岡山に渡るところですが、最近は朝の8時過ぎに始発が出る(以前は24時間)ので集合時間に間に合いません。ということで、坂出北ICと水島ICの間のみ高速を使う手を考えました。もう6月ですし、天気も良さそうなので、比較的薄着で出撃です。メッシュジャケットの下には半袖Tシャツと、長袖のカッターのみの着用です。出発は5時。ほどなく「もしかして寒いのでは?」と道ばたに停車して防風インナーを装着。カウルが無いので風がもろに当たって寒い感じです。コンビニでホットコーヒーを飲んで暖まります。坂出北ICから昔ながらの通行券を取っての高速入りです。


寒いんじゃね?

ホットコーヒー

坂出北ICから


高速ですが…寒いので時速100kmで走るのは無理…で全線80km走行でした。250ccで高速を走るのは、これが初めてではないものの…心のパワーの老化が激しく、とてもじゃないけど乗ってられない…というのが正直なところ。肌寒い時にカウルの無いことがこれだけ辛いとは、思いもよりませんでした。しかも、小さいトップケース一つなので、予備の服も全くありませんので重ね着も不可能です。岡山に降りて思わずセブンイレブンでホットレモンを飲んでしまいました。国道2号線からブルーハイウエイへ入ります。一本松でまた休憩。トイレが近いです。天気が良いので徐々に気温が上がってきていますが、体が冷えてしまっているので、まだまだ寒く感じます。


ホットレモンを飲む

セブンイレブンで

一本松で休憩。


日生駅でもトイレ休憩。地道走行は結構厳しく、秋の時の集合地、JR有年駅に着いたのは8時半です。ここから集合地の北条鉄道法華口駅まで理論上で1時間、集合時間ギリギリです。


備前の手前で

日生駅です

有年駅です

姫路バイパス出口


急ぎ走りましたが、姫路市内も混雑しておりペースが上がらず、到着は集合時間を9分遅刻した9時39分になっちゃいました。既にお二方は到着していました。北条鉄道は元国鉄の第三セクターの鉄道です。駅舎は当時の木造も多く残るステキなローカル線です。法華口は駅にお店が入ってキレイに改装されていました。外観は当時っぽく保存してくれています。ホーム側は当時に近い感じで貴重です。しばらく歓談した後、出発です。


法華口駅に集合

小排気量バイク3台

法華口駅ホーム

ローカル線の雰囲気が


ここから近くに、T見氏がいつも行っている林道があるというので、オンロードのI田氏には悪いのですが、少し先に行ってもらい、私とT見氏で林道へ入っていきました。


グループツーリング

ちょっと林道に寄り道


特に長い林道ではないのですが、ガレているところもなく走りやすい林道でした。途中に記念碑があり、山の中で視界が開けて休憩に良いところがあるので記念撮影を…。せっかくピカピカにしていたDegreeが…ホコリまみれで、新しかったタイヤも立派な中古になりました(´Д`)


フラットなダート

林道ツーリング

オフっぽくない格好

記念撮影


2000年代になって発見された?という丹波の恐竜を展示している「ちーたんの館」を見学です。土曜の昼間ですが…あまり他の人はいませんでした。時間外でしたが、係員の方が最近導入されたという流行のVRっぽいゲームをplayさせてくれました。残念ながら2人しかできないのでT見氏とI田氏が体験。スマホを目の前に装着する一般的な形式でしたが、コントローラーを操作しながらゲーム形式でなにやらしているようでした。外からはさっぱりわかりません。時間が惜しいし、昼飯時も近いので私は体験せず。なんだか、歳のせいか何にも興味が薄れて体験できなくても惜しい気すらしません。死期が近いかも…とほほほ。昼食は同じ建物にある喫茶で手軽に済ませます。特に問題ありません。


ちーたんの館

VRでゲームを

昼飯を食います


さすがに快晴で気温が上がってきたので、防風インナーと長袖のカッターを脱ぎます。Tシャツ+メッシュジャケット(バイクにカウル無し)で走行です。特に問題なく心地よいくらい。いえ…ちょっと暑いくらいなのでコンビニに寄ってアイスコーヒーを飲みます。今日の温度の変化に体がついていきませんね。


今度はアイスコーヒーです

コンビニの日陰で休憩


幹事のI田氏は、いろいろイベントを考えていたようですが、のんびりしすぎたので時間がありません。本日の宿の城崎温泉に直行します。温泉街巡りも重要なイベントなので。宿は、温泉街のど真ん中といえる好立地条件でした。が、自称昭和の香りと言う、古い旅館形式なのでお値段が割安です。I田氏の娘がネットで予約してくれたという「やなぎ荘」です。城崎温泉で一泊二食付きで8000円+税は格安です。部屋も割と広く、昭和の香りは私にとっては超プラスポイントで、イイ感じでした。古いですが、決して汚いわけではないので何の問題もありません。部屋に案内してくれた担当さんが観光について説明してくれましたが…すごく短い時間で正確なプランを素早く提案。この情報を得られるかどうかで観光が大きく変わる感じでした。おそるべし、慣れというかプロ根性。7つある温泉は、閉館時間にも差があり、飯前に攻めた方が良いところがあるとか、各館が交代で休むので、翌日に回すと駄目な温泉があるとか…これを知らないと全制覇ができないとう情報です。…って、完全に説明してくれたオバチャンにコントロールされた感じで、そのとおりプランをこなしました。飯前に駅前から3つの温泉を制覇しました。各温泉はあまりゆっくりできません。露天風呂のあるところなどは、もう少しのんびりしたいところですが贅沢言ってられません。温泉を複数巡ることがイベントなのです。驚いたのは宿で支給される一日(翌朝も可)入浴共通パスは、QRコードが記載されており、温泉で入る時に機械にかざして入るのです。どうやら、これでどこの宿の客が何人入ったか正確にカウントして、入力料金を公平に分配するのでしょう。さらに驚いたのは、各温泉の入口には温泉の人がいて、下駄を預かってくれます。が、札も何も渡しません。出るときは、どの宿か、何人かでその宿の下駄を出してくれるのです。完全手動ですが、非常に便利なシステムで驚きでした。ということで、飯前に3つの温泉制覇です。


やなぎ荘

路地裏です

温泉街散策

駅前です

城崎温泉駅前

城崎温泉駅で

バス停もオサレ

駅前のさとの湯です

JRもすぐそこに…

地蔵湯です

やなぎ湯です

温泉街満喫中


やなぎ荘に戻って晩飯です。普通のホテルではバイキング形式も多いのですが、ここは昭和の香りがする旅館なので普通に固定量の飯が出てきます。少ないですがカニ、刺身、豚など、普通にお腹が満足する量は出てきました。和風なので油っこくないし、ダイエット中にはこの方が良いと思います。バイキング形式だとどうしても食べ過ぎますからね。ビールも従量制なので控えめです(笑)


やなぎ荘の玄関で

晩飯です

ビールで乾杯


ビールが飲み放題だと危険だったのですが、3杯程度しか飲んでないので元気に温泉めぐりパート2にでかけます。城崎温泉街は夜でも人が多く出て活気ある温泉街でした。昼間とは違う風情が出て、思わずベンチに座ってビールでも飲んでゆっくりしたい気分です。が、いろいろ忙しいので温泉を3つ制覇します。途中で、昔ながらの遊技場に寄ってみます。信じられませんが人がいっぱいで待ち行列ができるくらいです。昭和の体験ができるからか…オッサンよりも若い人が多かったのにはびっくり。子供の頃、大当たり体験をしたというI田氏がスマートボールをしたいと入ります。小さな子供に交じってオッサンが(T見氏も混じって)スマートボールに興じてました。温泉街を夜に歩くのも良いものだ…と思いました。他にはあまりないかもしれません。


夜の温泉街

割と人出があります

酒屋もオサレです

歩いて行きます

遊技場も満員です

鴻の湯です

おきまりの牛乳を…

まんだら湯です

スマートボールに興じる

御所の湯です

風情ある川です

Orionビール??


コンビニでビールとつまみを買って宿に戻り、部屋で宴会の続きです。こうやってグダグダとりとめもない話で盛り上がって、疲れて寝るというのが我々の同窓会ツーリングのお約束です。明日の雨の心配も無く幸せに…眠りにつくのでありました。翌朝は、朝食の前に残った1つの温泉に入るためにでかけます。天気も快晴で気分が良いです。夜ほどではありませんが、既に観光客ありです。どの風呂も一番風呂のお客さんには、何か手型みたいなものをプレゼントしてくれるようですが…既に人は並んでました。コンビニでコーヒーを買って飲んで会館(7時)を待って入ります。
帰って朝飯ですが、これまた日本の旅館の朝飯と言える定番が出てきました。食べ過ぎないので助かります。


一の湯です

下駄用の足袋です

朝飯です


本日の観光第一弾は、宿を出てすぐにある玄武洞です。初めて来たのは小学校の家族旅行でした。国鉄(笑)で来て、渡し船で川を渡ってましたが…冬だったので雪が深く積もってました。玄武洞の前にある、この3月にOPENしたという玄武洞ミュージアムに寄ってみます。お値段800円と高級なせいか…あまり入場者は居なかったような。


まだ未舗装です

館内です

人気は…今ひとつかも

新しくて広いです


続いて目の前にある玄武洞を見学です。時間が無い(次の蕎麦打ち体験予約時間があります)ので手短に見ます。中学で習う玄武岩の元になっているという玄武洞ですね。このあたりでは昔から有名な観光地だけあって、それなりに観光客はいました。


玄武洞で

公園風で広いかも


急ぎそう離れていない出石まで移動です。I田氏が予約してくれた蕎麦打ち体験です。うどんの中野学校みたいに大勢の人を集めてやるのかと思ったのですが、来たグループ毎に手短に指導してこなしているようです。我々3名にオッチャンがついて説明してくれました。次のグループは我々が最終段階に入った頃に来たのでそれまではオッチャンは独占でした。そば粉と、小麦粉や水と温度の話から、いろいろお話を聞かせていただきました。最後に蕎麦を包丁で切るのですが、私やI田氏はビミョーでしたが、T見氏は(いつもながら)器用に一定に細く切れていて、見ていたオッチャンが「ふ〜ん(素人のくせになるな)」と声を出していたのを聞きました。打った蕎麦をゆでてくれて下の店舗でいただきます。普通に食っても900円、体験しても1650円とお安い気がしました。最後にサービスでプロの打った蕎麦を1皿もらいましたが、プロの打った蕎麦は長さも幅も一定で、見た目の色も少し違っていたような…(笑) まあ、普通に食ったら自分で打った蕎麦も十分美味かったです(^^)/


蕎麦打ち体験

蕎麦をこねます

伸ばしていきます

切る秘訣を…

T見氏は巧いです

他のお客さんもいます

自分で打ったのを食えます

プロの作品との比較


蕎麦を食った後は少し出石の町を歩いてみます。T見氏はお約束の様にアイスを買って食ってます。そんなことしているからお腹が出ちゃうんですよ(笑)


入佐屋さんです

出石は今日も人気です

アイスを食うT見氏

ここは人出が…


さて、お昼も回りました。お二人は地元兵庫県民ですからいいのですが、私は四国まで帰らないといけません。ということで国道312号線を南下します。途中、道の駅朝来で休憩。そして福崎のコンビニで休憩して解散としました。途中の道はバイクも割と走っておりGTRも見かけてしまいました。T見氏が先頭を走ってましたが、上り坂の追い越し車線で前を行く車をT見氏が抜こうと必死で走りますが、甲高い2サイクルの音を響かせながら限界を行っているように見えます。追走する私の250ccのDegreeでは、まだ(ギリギリ)若干の余裕がありましたが…、一般道すら125cc(2サイクル)や250cc単気筒では厳しいと思いましたね。普段のGTRのいかに楽なことか…。


自販機でもお安いコーヒー

+20円でラージに

道の駅朝来

ここで解散


お二人と別れて2号線を西へと向かいます。太子町の前で給油、太子町を超えてコンビニで再度コーヒーブレイクです。町の中を抜けるのはバイクの大きさにかかわらず大変です。高速で抜けると一瞬なんですけどね。
つづいてブルーハイウエイに入って、水島ICから高速、瀬戸大橋を渡って四国に戻ります。気温が高くなったせいで昨日ほど厳しい感じはしませんが、法定速度をキープするのが精一杯という走りで瀬戸大橋を渡り坂出北ICで降り、浜街道を走って家に帰ったのでありました。
家の晩飯にはちょっとだけ遅刻の19時前には帰り着きました。おかしいなぁ、たかだか片道300kmくらいなのに、とっても疲れました。
快適性と荷物の積載性でGTRの偉大さを再度認識したのでありました。


サンクスで休憩

コーヒーとお八つで

ブルーハイウエイに…

橋を渡ります


                         今回の走行 約620km 無事故無違反無転倒



                                   
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