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昨年の今頃、大学同期ツーリング（実際は車）で泊まりがけででかけて以来、新型コロナウイルスの影響で宿泊ツーリングに全く行けてません。夏の北海道ですらボツになっていました。少々規制が緩んできました。実際は第三波がやってきているのですが、まだギリギリのタイミングなので、人が居ないところに行ってきました。
２０２０/１１/１４ 晴／曇 本来なら春と秋に大学同期ツーリングがあります。今年は新型コロナウイルスの影響で中止になっています。特に私が四国から出ることが職場で禁止されています。最近になって四国内なら…と規制が緩んでいます。いまのうち…と職場の許可をとって高知に宿泊に行くことにしました。 もちろん誰が来るんや？という密にならない場所を選んでいます。大学同期と言えばI田氏なのですが、平衡感覚がビミョーなので大橋を渡るのが怖いそうです。四国フェリーが廃止されてしまって、四国に来るのが困難になっています。今回はT見氏と２人で行くことになりました。 集合は鳴門を過ぎて少しのところにある松茂PAです。本来、１日で走る距離を２日で走るので集合も１１時とのんびりです。 天気はこれ以上は無いのでは？という晴れ予想。気温は朝こそ少し肌寒いですが、日中はとても暖かくツーリングのベストシーズンという感じです。私もT見氏も、ほぼ同時刻の定刻１５分前には到着です。今日は、企画としてブルーツースのインカムのテストがあります。娘のブルーツースインカムを取り外して持ってきています。T見氏のヘルメットに装着して出発です。
徳島ICで降り、国道５５号線を南下します。わかっていることですがインカムは非常に快調で、飛距離こそ２〜３００ｍですが、その範囲なら、電話以上にクリアな音声で双方向の通話が楽しめます。走りながら通常の雑談、これからの行動に関する相談、今見ている景色などの経験の共有など、インカム無しのツーリングとは全く違う経験ができます。T見氏もクリアな会話には驚いていた様子。注意点とすれば、会話に専念すると運転の注意が散漫になる可能性があることですね。それは要注意。少し走ったところでコンビニに入ります。本来なら、どこか店舗で食事をしたいところですが３密対策中なので、コンビニに入り、パンなどを購入しイートアウトで済ませます。今回は、食材などを買い込む必要があるため、従来型の第三の箱を積んできています。小さいですが、保冷バッグも積んでいます。
阿南市に入りました。ここを過ぎると山に入って急劇に田舎になって大きな施設は期待できません。阿南市のスーパーに入り、今夜の宴会の食材を購入します。晩飯は宿にて予約していますが、その後の宴会食材を購入するのです。夜は寒くなることを予想し、おでんを中心に、おつまみを購入。日本酒も１本買っておきました。
続いて山奥では心配になる燃料の給油です。T見氏はＥＮＥＯＳのエネキーを持っていますので、スマートに支払いです。「払ったな！シャァ」とか「支払いの中で支払うことを忘れた」などと某ガンダムの有名台詞をパロったイケた宣伝でしびれています。
１９５号線に入ります。信号も無い田舎道を快調に走ります。のんびりとツーリング気分が盛り上がります。途中、もみじがわ温泉の道の駅で缶コーヒーブレイク、記念撮影も行います。ここでGoProを装着して新車購入（既に１年たちましたが）Ｔ見氏の走りを記録します…が、既に夕方の斜光になっており逆光気味だし、山間部を走るため影が多く…ビミョーでした。真っ昼間の平野で撮影するべきでした。
まだ４時だというのに、すっかりと夕方気分です。秋は日没が早い上に、山間部なので日の光が届きにくいです。先月に行ったときに気づいた未来コンビニの前で止まりましたが…購入するものが無いので入れません。T見氏もコレはなんだ…と興味を持ったようでした。そして、毎度の県境にある四つ足トンネルの中にある小さな祠で停車して見物です。今回は撮影に導入したばかりのフルサイズミラーレス一眼のα７ｃにて撮影したのですが、さすが新型、高感度特性が上がってこういうところの画像がびっくりするくらい鮮明に撮れるようになってました。
あらかじめ宿に連絡していた１７時少し前に到着。定刻到着ですね。何もせずに走っただけなのですが、まったり１１時に集合したので仕方ありません。し、他に観光ポイントがあったかというと、それはビミョーです。本日の宿泊はライダーズイン奥物部です。１９９７年にOPENしたとあります。確か１９９９年のオープニングイベントで、元祖アウトライダーの編集長や面々が集まってイベントを行ったの参加したことがあります。後に２回ほど宿泊したことがありますが、ここのところはご無沙汰です。さすがに２０年たっているのでリニューアルはしたみたいです。１棟１人では１人あたり３０００円、１棟を２人で借りると５０００円で１人あたり２５００円になります。差額５００円なので、３密対策で２棟借りです。本当は１棟で、深夜まで青春を語り合いたいところなのですが今回はパスです。
手ぶらでも泊まれるように、寝具もレンタルできます。今回は荷物を少なくするため寝袋しか持ってきてないので、簡易ベッド（床から離れるため下からの寒気対策になる）のと寒気対策のマットを借りました。T見氏は積載量に問題ありで寝袋も無いため寝袋もレンタル。また、寒くならないようにファンヒーターまでレンタルしてました。それでも朝夕食込みで５千円代とリーズナブルです。 宿泊棟の真ん中に共用スペースがあります。ここは宿泊者は自由に利用できます。結果から見れば、我々の他にバイクは４台あり（おそらくグループではなく個人）、車で来た若い夫婦がいたのですが、若い夫婦が食事をしたとき居ただけっで、他の人は現れず、ほぼ我々の貸し切り状態でした。T見氏とも離れて食事、お酌もせずに酒瓶を別々にしました（大瓶ビールが６００円）。夕食は弁当なのですが、高知の名物を使った田舎寿司、そして私も隣の物産館で毎回食っているあめご塩焼きでした。これが１２００円です。予想通りそれほど量も多くなく、そのまま延長戦になだれ込みます。レトルトおでんを買っていましたが、コロナウイルスの影響で鍋を個別に用意しました。ちょうど良いコッフェルが１つしかなかったので家にあった普通の小さい鍋を持ち込みました。日本酒も手酌で飲んでいい気分。Ｉ田氏へ連絡して遠隔宴会に早めに参加を呼びかけました。こちらの２人は少し席を離して、向かい合わないようにしています。真ん中にタブレットを持ち込んで接続です。酒ですが、手持ちのお高級なウヰスキー「山崎」１８０ｍｌを持ってきました。が、偶然にもＴ見氏も全く同じウヰスキーを持ってきていました。考えること…同じなのね。ほどなくＩ田氏もＳｋｙｐｅで参戦です。思ったより鮮明な画像で、音声にも問題がなく、まるで３人で飲んでいるような感覚でした。時代ですね〜。ここの共用棟ではＷｉ−Ｆｉも飛んでいるため利用させてもらいましたが…聞かされていませんでしたが容量制限があるようで、途中で回線を切られました。が、自前の４Ｇ LTE回線で継続、２２時まで宴会をしていました（共用棟は２２時半まで使用可能）。自分で使った通信容量は６００MB程度でした。スマホやタブレット一つでこれだけ楽しめるのだから利用しない手はありませんね(^^)/ 宴会の後、寝る前に星空撮影もどきなどの撮影をして、宿泊棟の中にあるシャワーを浴びて就寝。気温は１０度くらいだし…と油断をしたのがいけません。上半身がヒートテックの長袖シャツ１枚で寝たため（寝袋には使い捨てカイロを入れていましたが）途中で寒くて目が覚めましたよ。上を着れば…快適に眠れるのでした。
α７ｃで手持ち撮影ですが、さすがに手ぶれ補正機能が効き高感度特性が高いと感じされられますね
２０２０/１１/１５ 晴／曇 朝は７時から共用棟が使えます。朝食を頼んでおけば３００円で、食パンとコーヒーが食べ放題です。と、言ってもコーヒー２杯とパン２枚がいいところですけどね。朝からまったりできて助かります。他のライダーさんたちは既に出発していたようで居ませんでした。
ということで、今日も特にすることがないのでまったりと準備して９時前に出発です。管理人さんが写真を撮ってくれました。
１９５号線を高知に向けて走ります。さすがに最初は少し寒く電熱の電源を入れていたのですが、次第に気温が上がってきました。南国から３２号線に入り北上します。途中のコンビニで休憩です。今日はイベントがありません。ただ帰るだけですが、大歩危・小歩危の快走路を楽しむ予定です。天気も良いはず…だったのですが、なんだか抜けない感じの晴れというところ。でも気温は結構高めでした。
イベントが全く無いのは残念なので、土佐穴内駅に寄ってみます。ここは春は桜が、秋は紅葉があるステキな駅です。が、光線具合が微妙で写真としてはイマイチだったかも。
お決まりのWEST&WESTにも寄ってみます。予想以上に人が居ました。バイクもそれなりに集まっています。人混みを避けながら川を眺めますが、紅葉はあまり無かったような…。
ラーメン屋さんがありますが、まだお昼少し前なので空いています。今のうち…と入ってラーメンを食べます。徳島ラーメンで８００円。特に何が入っているわけでもないのですが…割高感ありですね。３密対策なので、あまりこういうところに入りたく無かったのですが、Ｔ見氏の希望でやむなく入りました。出る頃には混雑が始まりましたが、なんとか脱出です。
気温は電熱もグリップヒーターもいらないくらい温かくなってきた。まるで１０月のツーリングという感じ。名残惜しいですが、池田に到着。Ｔ見氏は、ここから高速で徳島へ抜け淡路経由で帰るのが一番早そう。高速に乗る前に給油をしておく。
コンビニでコーヒーブレイク。温かいというより着込んでいて暑いのでアイスコーヒーを飲む。ブルーツースインカムをヘルメットから外して返してもらう。今回のツーリングの目的にＴ見氏にブルーツースインカムのステキさを知ってもらうというのがあった。通常距離では会話に問題がなく、クリアで自然な双方向通話が可能であった。今までのツーリングとは全く変わった感じになったはず。最後にコンビニから高速入口までインカムを外して会話ができなかったが、コレがもう不自然というか不便という感じすらしてくる。ステキさが伝わったことだろう。なお、インカムをスマホとペアリングさせれば、スマホを使いＳｋｙｐｅなどで通話すれば、携帯圏内であれば、どんなに遠く離れていても会話可能なのだ。やろうと思えば、分かれて家に帰るまで話しができるはず。時代ですね〜。
ということで、T見氏と池田で別れ、国道３２号線を大人しく北上して帰る。市内の混雑を避けるため、府中湖ＰＡからスマートに高速に入り時短を行う。おかげで３時過ぎには家に到着。荷物を収納後、スーパーへの買い物などサボった家事を片付けるのであった。
今回の走行 約３８９ｋｍ 無事故無違反無転倒
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