2014/12/23 本文へジャンプ


今回はN−VANと自転車で


先月GTRにて阿佐海岸鉄道のDMV開通前の様子を見に行ってきました。ついに12月25日、DMV開通の日がやってきました。情報開示が非常に遅く、ホームページでも情報がほとんどなく、一部情報が阿佐海岸鉄道のfacebookにしか掲載されない上に数日前にならないと分からないという、全く手慣れてないのか混乱していたのか…かなりビミョーな感じでした。情報によると発進式が行われるというので行ってきました。当初は詳細がわからなかったので、午前中に式典があるだろうと前日からの乗り込みを計画していました。結局、式は昼から(開場は9時から)だったので、早朝から行っても間に合う時間帯でしたが、ギリギリになって会場ではなく宍喰駅で硬券入場券セット(限定数300)を含む記念グッズを9時から販売するとあったので計画どおり前日から乗り入れ待機することにしました。

前日の天気はビミョーでした…

2021/12/24 曇/雨

午前中に家の用事を済ませ、12時過ぎに出発。給油の後、高速に入り徳島方面へ。途中、津田SAのすき家にて昼食です。セットメニューで玉子とサラダ、味噌汁がついて560円とイイ感じ。同じ組み合わせでかつては松屋にて490円と爆安だったのですが、値上がりして現在は560円と同額なので引き分けですね。


まずは給油から

津田SAにて

すき家で昼飯

天気予報では午後から天気は下り坂であり雨が降るということでした。出発時は好天でしたが曇天になってきました。気分が盛り下がりますね。松茂PAと道の駅なかがわ、道の駅日和佐にてトイレ休憩をしながら徳島を南下していきます。徳島市内はあいかわらず渋滞で走りにくかったです。早く高速が出来て阿南まで一気に行けるようになって欲しいですね。


松茂PA

道の駅日和佐

ちょっと寄り道で牟岐駅へ。ここも代わり映えしません。今夜は車中泊なので念のために給油して満タンにしておきます。


JR牟岐駅

明日の情報を確かめるため、阿佐海岸鉄道唯一の有人駅であり本社のある宍喰駅に寄ってみます。明日の記念切符はネット上では「宍喰駅のみ販売」となっていますが窓口で確認しておきます。すると「ほとんどがここで売ると聞いている」との返事。じゃ、一部会場ででも売るのか?という感じなのと、現場の人もビミョーな伝達でしか知らないという手慣れない感じの返事でした。外は既に雨が降り出しています。雨の中、代行バスがやってきました。もう2年近く阿佐海岸鉄道がDMV化するために鉄道を走らせておらず代行バスが走っているのです。が、明日の午後からはDMVが運行開始になるので代行バスが無くなりDMVで地元民も輸送することになるのでしょうが…値段が上がるみたいで地元民も大変…いや、乗らないので影響無いのかも知れません。ということで代行バスの写真ゲット。


宍喰駅 あと1日

代行バスが来た

これも見納め?

今夜の宿泊予定場所の東洋町の海の駅に行ってみます。宍喰駅からそう遠くない国道&海岸沿いにあります。道の駅宍喰も近くにあるのですが、駐車場が狭くて迷惑になる(ほど人がいませんけど)ので、サーファーさんたちも、駐車場が比較的広いこちらの海の駅を利用しているようです。冬で雨なので、ほとんど車は居ませんでした。DMV関係の電飾もありましたが、撮影直後に電源が切られて真っ暗に。電飾なのに18時で消しちゃうなんて…意味あまり無いですね(笑)


東洋町 海の駅

道の駅宍喰の隣には立派な温泉ホテルがあります。以前温泉に入りに来たことがあります。ここのレストランで18時半より夕食を。地元阿波の鶏の定食(1440円なり)を食べました。一応、今日はクリスマスイブなので、それっぽく(笑) もう、我が家も子供達も大きくなったので家でクリスマスという感じでもありませんので、家に居る必要もなくなり今日この日に家を空けています。19時より温泉に入り、上がって休憩所にてのんびりタブレットを広げて風呂上がりのノンアルコール飲料を飲みながら(隣の道の駅に車中泊なら、アルコールも飲めるのに残念)まったりしました。人が多いとコロナ禍ではビミョーなのですが、休憩所にはお客さんもほとんど来なかったので一人まったりできました。車の中よりはずっと快適で暖かいですからね〜。温泉代の600円の元をとらないといけません(笑)


ホテル リベラ宍喰

阿波鶏の定食

風呂上がりでまったり

風呂は22時までですが21時で退散。今夜の宿泊場所の海の駅に戻りました。雨は激しくはないのですが引き続き降っています。明日朝には上がるという予報なので明日の行動には問題がありませんが車中泊時には結構な問題です。車なので屋根がありバイクよりはずっと良い条件なのですが、今日は自転車を積んできており車内が狭いのです。車は走行モード、宴会モード、自転車があるときの宿泊モードとDMVみたいにモードチェンジが必要なのですが、荷物の移動は車外を使えば容易ですが、雨だと出たくないので車内だけでやると大変なのです。
とりあえず宴会モードで運転席の後ろに陣取り、近くのコンビニで買ったチューハイ一本を飲みます。板の上に普段のUSB電熱入り座布団を敷き尻を温めます。今日は冬場の耐寒試験をするつもりで来たのですが、雨のせいかちっとも寒くない。車内は13度くらいある。これではUSBベストすら不要な感じです。今回試験しようとしている新開発のPBS(プアーマンズバッテリーシステム)ですが、軽自動車のバッテリー2個を並列につないで12Vで使用(100V化しないのでインバーターも不要で効率も良い)し、12V電気毛布も試験したかったのですが…0度までOKのシュラフがあるので電熱も不要なくらいな気温でした。とりあえず、シュラフの上にパワーを半分程度にした電気毛布をかけておきましたが…効果があったのかどうか謎。本来はシュラフの中に入れて運用しようと思っていたものです。とりあえず6時間くらい稼働してバッテリー電圧も12.4V程度あり問題ありませんでした。まぁ気温も高いのでバッテリーにも優しい環境でしたが…。ということで、酒を飲んだせいか夜中に2時間ごとにトイレに行って大変でした。冷えたわけじゃないのになぁ?歳のせい?
雨は降っていましたが小粒なので車の屋根を叩く音も全く気にならない程度。防音対策をしていますが、しないと差があるのかどうかは不明。


宴会モード

運転席を倒して

電気毛布で就寝


2021/12/25 晴

朝6時起床。昨夜よりは気温が低いが厳しいほどではない。テントは撤収しなくて良いが、シュラフやマットをたたんで片付けるのはキャンプと同じで手間がかかる。そして昨夜は雨で湿度が高いせいか窓の結露も半端ない。このへんもテント撤収に似ているかも。モードチェンジで運転モードにしてコンビニに行ってパンを買って朝食とし、宍喰駅へと向かった。駐車場もガラガラで人もほとんどいない。7時過ぎで10人もいない感じ。8時半までほとんど追加で人は来なかった。後ろに並んだ方は静岡から来たそうだ。カメラがCanon G9Xと同じだったのでカメラの話題で盛り上がる。二人で後継待っているけど出ないなぁ…と嘆いた。9時前には列は30人くらいにはなったが全然余裕だ。入場券は限定数300だが、1人2セットまでなので尽きそうもない。販売が始まるも、素人さんのアルバイトなのか1人でモタモタして話しにならなかった。説明も謝りもしない、まったくイベント慣れしてない田舎のお粗末さという感じ。なんと買い終わったのは9時半過ぎ。
私の後に並んだ彼は予定していたバスにも乗り遅れ、後で会場で会ったらタクシー代が3000円以上かかったと嘆いていた。


限定グッズに並ぶ列

新規スタンプ登場

私の後にこれくらい

グッズ発売中

無事入場券セットをゲットしたので、N−VANより自転車を降ろして自転車モードにチェンジ。今日はイベントなので、この駅の駐車場も満員かと思ったが…ガラガラでいつも通りという感じだったし、グッズにかなり課金(笑)したのでそのまま駐車させてもらうことにした。
ここから発進式の会場まで2駅、約9kmあるが自転車なら問題ない。海岸線沿いになるはずだが割と起伏がある道だったのだが電動アシストなので難なく10時過ぎに発進式会場に到着。駐車場はちょうど満員になるかどうかの程度。道の渋滞など全く無いという、なんだか緩い雰囲気のイベント会場付近であった。これなら車で来ても問題無かったかも。まぁ、発進式直後に駅まで移動したいので自転車有利なので自転車を選択しているので仕方ない。天気は良いので想定より薄着だが全く問題なかった。が、会場ではしばらくじっとしているので服は着込んでおいた。


自転車モードにチェンジ

阿波海南文化村に駐輪

阿波海南駅からそう遠くないところに阿波海南文化村がある。イベントなので道路も混んでいるかと思ったが…全くの平常だった。会場もちょうど車が満杯になるかどうかの混雑具合。田舎のイベントってこんなものか?で、会場近くの芝生の上に自転車を停めて会場入り。自転車だと楽です。思ったより報道陣は多いが、通常の来場者はそう多くない。会場のあちことでインタビューや撮影をしている光景を見た。
会場には常にDMV応援ソング「DMVのうた〜世界初に乗ろうよ〜」が流れていた。あまりにも何回も聞いたので今でも頭の中で鳴りまくっている(笑) DMVってなあに? 道路を走る列車だよ。DMVってなあに?線路を走るバスだよ。得意技はなあに? モードチェンジだよ(笑)

特等席は報道陣専用

まぁ、こんな人出

地産物販

郵便局も物販

DMVは赤、青、緑の3台あるのですが一堂に展示されるのは今後少ないと思います。営業を始めたらやりにくいでしょうから。自由に撮影できるのですが、なんだか一般人が見てるより報道関係者が鉄道会社の人から説明を受けている様子や、報道陣が主に子供が見ている様子を撮影していることの方が目立ったような気がします。運転席を説明している様子を見ましたがJR北海道のものとほぼ同じ的なことを言ってましたね。


モードチェンジ(笑)

報道陣が撮影中

運転席の説明

3台並んでいる

緑のDMV

青いDMV

赤いDMV

文化村のバス停

本日発進!

2時間ほどまったりスチルと動画を撮影しながら回りました。12時過ぎにテープカットが行われました。DMV実用化を投げちゃったJR北海道の社長もテープカットに加わっていたような…。くす玉が割れて風船が空に放たれましたが、快晴で風もそれほど強くなく気持ちよく飛んで行ってました。昨日の雨がウソの様です。誰か晴れ男でもいたのでしょうか?(笑)


テープカット用ハサミ

テープカット準備

カットしました

割れたくす玉

12時36分に第一便が出る時に発進式となり、出発進行の号令と共に出て行きました。でも…ここのところは普通のバスですよね。定員の少ないボンネット風バスですね。続いて第二便が出るのですが、阿波海南駅にてモードチェンジが撮影したいので、即撤収で自転車に乗って阿波海南駅へと向かいます。車だとさすがにこの機動力はありません。


地元の子供達?

第一便が来て

出発進行!!

急ぎ阿波海南駅まで行ったのですが、さすがに第一便には追いつきませんでした。到着時にモードチェンジが終わって出て行く後ろ姿がわずかに見えた程度でした。先ほどの会場からすぐに移動できた人はいないでしょう。ここにも若干の見物客が居てモードチェンジを見ていたようですが、混雑するほどではありません。ほどなく第二便が来て楽々モードチェンジを撮影できました。


阿波海南駅

バス停?

自転車を置いてます

第二便が来て

モードチェンジして

甲浦へ向かいます

さて、お昼も過ぎたのでお腹が減りました。阿波海南駅前にはコンビニがあるので寄ってパンとジュースを買って食べます。あまりゆっくりしていることができません。撮影は忙しいのです。次の海部駅に行って、第一便と第二便が「折り返してくるのを撮影したいのです。


ローソンでイートアウト

自転車で移動して海部駅へ。先月行った時には工事中で入れませんでした。入ると、かつて使っていた車両が切り離された線路上に置かれたままになっていました。今後展示でもするのかな?  疑問だったDMVのお客さんは普通のホームでは乗り降りできないのにどうするのか?なのですが、ホームの端に新しいDMV用の低いホームができていました。ここにも2〜3名の撮影者が居ましたが、皆さん動画系でしたね。


ホームの端から

DMV用の新ホーム

第一便の折り返し

阿波海南へ

第二便の折り返し

新ホームに停止中

阿波海南へ

新駅名標?

撮影を終えて甲浦へと向かいます。途中は海岸沿いで天気も良く絶好のサイクリング日和という感じです。途中で第一便が戻ってからさらに折り返して第三便となって来るのを狙って撮影です。なかなか忙しい。


第三便撮影

サイクリングっぽい

海岸沿いの景色

宍喰駅に戻ります。自転車をN−VANに収納、モードチェンジで着替えて自動車野郎モードに戻ります。宍喰駅内に入り、記念グッズ発売所を見ると、限定300セットのはずの記念切符がまだありそうです…って、入ってきた観光客が買ってましたのでしっかり残ってます。あまり人気が無かったようですね。結果から見れば並ぶ必要…無かったかも。ホント、情報開示が遅すぎて存在すら知らない人が多かったのかもしれません。撮影時に隣に居た関東から来ている鉄ちゃんも「知らなかった」と言ってました。後で行ってみようと言ってましたが、きっと無事ゲットできたことでしょう。もうDMVは来ないと安心して、駅の裏のちょっと枯れかけのコスモスを撮影していると…線路を走らず海の駅の方に向かっていた赤いDMVが走ってきたので急ぎ撮影。


宍喰駅と赤いDMV

宍喰駅

甲浦駅にも寄ってみます。ここもモードチェンジで入ったり出たりする駅なのですが、ほとんど人が居ませんでした。もう少し早い時間帯だったら人がいたのでしょうか?地元物産の物販のおっちゃんたちが引き上げようとしていたところです。駅舎内にも入りましたがキレイに改装されていますが、なんだかがらんどうという感じでした。前のプレハブの仮待合室はまだ撤去されてませんでした。
開通の日だというのに…こんなに閑散としていたいいのか?状態でした。


甲浦駅 線路端

甲浦駅駅舎

甲浦 バス停?

駅舎内

ここにDMVが停車

仮待合所?

ここから帰投するのですが、今から徳島回りで帰ると夕方のラッシュ時に徳島市内を通過することになります。ただですら混雑するところなのにその時間帯だともっと大変なことになりそうです。ということで、大幅に遠回りになりますが、前回のツーリング時と同様、室戸岬経由で帰るべく南下を開始しました。元々交通量が少なく信号の少ない快走路なのですが、さらにこの時間帯となると走る車ももっと少なく、N−VANのACC(アダプティブクルーズコントロール)を使って一定速で走れます。まずは室戸岬でトイレ休憩をします。


室戸岬

いつもの展望台

今度は西へと向かいます。奈半利を越えたあたりで日没。なんとか車を停めて撮影しました。


日没

弱々しい冬の夕陽

N−VANで走る

いつものコースで安芸をを通り高知市内を通らず南国へ抜け、高速に入ります。高速でもACCが活躍し、さらにレーンキープの機能も加わって快適クルージングです。途中、馬立PAにてトイレ休憩。さすがにほとんど人が居ませんし、販売店も閉まってました。


馬立PA

店は既に閉店

人もまばらで…

ということで、快調に高速を走りこのまま一気に高松中央ICへ。20時過ぎに降りて、帰りにいつもの松屋にて牛丼セットを食べる。すき家の割引価格と同様560円でした。そして無事帰宅。今回も疲れました。


       今回の走行距離 約420km  無事故無違反 雨でもカッパ不要


2年前の海部駅

2年前の甲浦駅

JRも来てました


DMV第二次試作車

JR北海道2008年

試験的営業運転


当日の様子はGoPro7で撮影しましたのでDMV発進式ダイジェスト版として公開しました。
通常の阿佐東線が廃止になるので2年前に行った時の動画も入れてあります(ただし2.7K撮影)。
2008年 JR北海道が行った第二次試作車による試験営業の動画も入れました。ただし、13年前と言えばハイビジョン撮影は素人では無理っぽい時代でした。デジカメ動画ですら1024*768の15fps程度でした。スマホなどはまだほとんど無く、ガラケー全盛、動画はHi−8かDV(デジタルビデオ)テープに録画するのが主流でした。当然アナログテレビ並のSD画質。DVテープに1920*1080iのビミョーなハイビジョンで録画する今は無かったことになっている?HDVを購入して録画したものです。手ぶれ補正も光学式がついていたはずですが…今のGoProの電子式安定化機能とは比べものにならないほどの効果でしたねぇ。動画撮影の進化速すぎ。でもDMVは…やっと実用化したってところか。






                                   
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