2014/12/23 本文へジャンプ


暑いときは涼しい山へ


夏は当然暑いです。直射日光が当たる昼間だと、マジで気を失いそうなくらい暑くて、コレはもう乗ってはいけないというレベルに達しているかもしれません。こういう時は涼しい北海道に行くのが良いのですが、そうとばかりも言ってられません。次は高度の高い山なのですが、香川県には高い山が無くコロナの影響で遠くへ行くのも辛くなってきました。ちょっとでも高い所へと…雲辺寺に行ってみることにしました。

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三連休ですが…暑いです…

2022/07/17 晴/曇

世間では3連休です。が、天気はあまり良くなく、中日の日曜日のみが晴れるようでした。コレは走らない手はありません。が、暑いのもイヤです。涼しい山の上に行こうと朝7時半に出発。雨のせいか気温もそれほど高くない感じで、走って風をうけているとビックホールのジャケットでは若干涼しすぎるほど。まぁ、コレも朝のウチだけかとそのまま走ります。毎度のコースを走り、定番の道の駅たからだの里へ。9時前というのに、そこそこバイクが集まっていました。トイレの後、どんなバイクが来るかな〜と思いながらしばらく眺めていましたが、次々とバイクが入ってきてました。これから午前中にかけて大盛況となるでしょう。気温はまだ30度に届かない感じで比較的涼しいです。日が当たるところは気温が上がってきているかな?程度で済みました。


道の駅たからだの里

ここから国道32号線の新しいトンネルを抜けます。トンネルは複数あって1つ過ぎたところに分岐点があり、県道6号線に分岐します。こちらは、山の中を通る道で大型バイクには向いてないので、交通量は少なめです。と、少し行ったところに小さい標識を発見してUターンで戻ります。カブならではのフットワークの軽さですね。坪尻駅まで1600m(駐車場はありません)と書いています。こんなの見たら速攻で左折ですね(笑)


県道6号線分岐点

謎の標識発見?

左折するしかありません

しばらく行くと分岐点があり、また標識がありました。坪尻まで1000mで左折ですが、車両通行止めとあります。見ると、とても自動車では入って行けそうにない道になっています。雨の後でぬかるんでいますが乾いていればハンターカブなら走れそうですが、今日は目的が違うのでパスします。駅まで到達できないことはないが、かなりビミョーな道らしいので、涼しい時に一度歩いて行ってみたいと思います。
しかし…こんなところに、小さいながらキレイな標識があるなんて…誰が何のために設置したんだろう。また、分岐しないでまっすぐ行くとどうなるのか…Googleマップにも詳細はありませんし、航空写真でも道が確認できません。が、フリーのOpenStreetMapによると、左折の道も直進の道もビミョーながら記載があり、坪尻にアクセスできるような雰囲気です。左折の方には坪尻への連絡路っぽい表記さえありました。


600m行くと分岐が

左は車両通行止め

元の県道に戻り、雲辺寺へと向かいます。途中に、お地蔵様が壁面をくりぬいて設置されているところを発見。ここも気軽にUターンして戻ってみます。元からこの位置にあったので、道路を舗装整備するときに、こういう形で残してくれたのか…なかなか良い感じですね。
このあたりも山道で日が当たらないこともありますが、割と涼しい。涼しいジャケットのおかげもありますが快適です。


県道6号を行くと

壁面にお地蔵様が

さらに行くと、集落がありました。山奥で近所に生活に必要な施設、商店やガソリンスタンドもありませんが集落は残っています。割と新しそうな公民館があり、近くにはかつてはよろず屋さんだった商店跡や、小学校跡(コレは何か別の用途で再利用されている様子)がありました。旧道や、こういう山道を行くとかつての生活の跡、昭和感が残る雰囲気のものがあるので、それを見ながら走るのは楽しいです。大型バイクでは立ち止まりにくくUターンもしにくいので通過しがちなモノにも寄っていけます。250ccのオフ車よりも気軽に行けるのがカブの良いところ。気軽さを発揮するには足つきも重要なのでハンターカブにはローダウンが必須ですね(^^)/


公民館か?

よろず屋さん跡?

増原ストアーさん?

小学校跡は利用されていそう

消防団? 半鐘です

県道6号線から県道268号線に入り、そのまま行くと雲辺寺の参道への分岐点に来ます。ここからはお寺の私道になるのかもしれません。入口には、最近流行になった雲辺寺山頂公園のブランコに行く人はこの道を使わず北側のロープウェイを使うように書かれています。お寺に参拝する人だけが利用して良いということです。駐車場が狭いし道も狭いので通行量が多いと問題になるはずです。なお、通行料…ではなくて参道補修の協力金が必要とあります通行料なら税金の対象で、協力金なら宗教施設へのお布施?で無税かのかな??ということはさておいて、一般車は軽も普通車も1000円(それでも北側のロープウェイよりは安いし、複数人数なら絶対お得)ですがバイクは100円と爆安です(^^)/
ここからは境内までも500mくらいは歩くので、ジャケットやプロテクターを脱いでおきます。ジャケットやグローブ等は簡単に箱の中に収納できます。プロテクターは大きいので、バイクのシールド部分につり下げておきました。まぁ…盗難されても走行不能にはならないし…。
おかげでTシャツ1枚と身軽かつ涼しい格好になりました。雨の後のせいか、湿気ており爽快感はありませんが十分涼しいですが…。


参道分岐点

バイクは100円

駐車場です

参道を歩くと、ちょっと霧っぽい感じで幻想的っぽい雰囲気すらあります。アジサイがあちこちに、びっくりするくらい多く咲いていてキレイでした。
下界は真夏寸前ですが、ここはまだ梅雨っぽい6月の雰囲気ですね。境内まではキレイに整備されており庭園風のところもあったりでのんびり歩けます。(階段はありませんし、急坂でもありませんでした)。標高は900mと香川県では高い方です。四国88カ所の中でも一番高いみたいですね。900mと言えば下界とは5.4度は気温差があるはずで、それだけでも十分涼しいです。


お寺への参道

庭園風の造り

標高は900m

本堂入り口付近にて参道補修協力金100円を払います。本堂に行ってお参り。本堂横には「おたのみなす」という謎のアイテムがあって、願い事がかなうらしい。前からあったっけ? 本堂から太師堂に向かうのだが、途中の階段には、アジサイの花がガラスの入れ物に入れられ、階段中央に並べられている。オサレな演出だが…蹴飛ばす人いないのかな??(汗) さすが連休中だけあって、お寺はそこそこの人出だった。太師堂も参拝する。近くにはアジサイが数多く咲いているところがあるのだが、その付近には、いろんなパーズを取った人型の石仏が多数ならんでいて、ちょっと霧がかっていることもありこの世のものとは思えない謎の雰囲気を出していた。夜に来たら怖いところかも(汗)

雲辺寺本堂

おたのみなす

石の階段には

オサレな演出が

アジサイ通りかも

苔もイイ感じ

色は青から赤へと変化

太師堂

謎の石仏群

雲辺寺へのお参りを済ませたあと、雲辺寺公園へと行ってみる。ここは冬は県内唯一の人工スキー場だったのだが、コロナになって客が激減したため閉鎖になってしまった。県内唯一スキーが可能な場所であっただけに残念。スキーというより、子供達がスキー体験や、雪遊びができるレベルだったのだがお手軽でウチも子供達を連れて1度行ったことがあった。最近は、天空のブランコを作ったので割と人気らしいので来てみたのだが…、なんじゃコリャという霧の深さで視界すら悪い状況だった。観光客はそれなりに居たが、ブランコの背景は真っ白で何も見えない状況だった。しばらく居ると少し晴れて下界は見えたものの、天空感は全くなかった。またリベンジしないといけないなぁ。
以前はスキー施設があったので食堂も営業していたのだが、今は閉鎖されてしまっている。代わりに公園に移動販売のキッチンカーが出ていたが、飲み物だけでも650円するという、超お高級な価格には対応できず退散してしまった。それでもそこそこ売れていたようなので、皆さんリッチだなぁと感心してしまう。

あたり一面真っ白

天空??のブランコ

下界が全く見えない

公園も真っ白

少し晴れてきた

下界も少し見える

公園よりぐるっと回って、山門へと来た。立派な山門で、本来はここから入るべきなのかもしれない。近くに立派なトイレがあって助かった。最近改修されたのかとてもキレイなトイレだったし、小便器もキレイだったのだが…便器自体は昭和30年代の造形か?と思わせる小さい古くさいものだった。全くの謎構造だ。また歩いて駐車場に戻る。気温は23度と下界とは別世界であった。


立派な山門

ココにもアジサイ多数

涼しい気温23度

来た道をまた戻っていく。行きに気になっていたポイントに立ち寄って写真を撮る。道沿いに大西神社というのがあったが、モノは小さいが、意外と古いイイ感じを出していた。石垣だが、きっと古い時代に作られたのだろうが隙間なくキレイに積まれている。謎の技術があったのだろう。山奥にもこういう施設が残るということは、かつては人がある程度集まる集落だったのだろうと昔を想像してしまう。


大西神社?

小さいが良い感じ

昭和感かも…

民家もそれなりにステキだ。北海道もそうだが、田舎の民家の前にはキレイな花が植えられていることが多い。ちょっと借景で写真を撮らせてもらう。


民家の前にキレイな花が

土壁の民家にはヒマワリ

のんびり走るとイイ感じ


帰りにも道の駅たからだの里に寄ってトイレ休憩です。…と70歳くらいの丸亀ナンバーのハンターカブの爺さんが話しかけてきます。
どうやら最近知り合いに売ってもらったそうですが、説明書が全く無いのでわから〜ん、教えて〜って感じです(゜Д゜)
登録は私のより2ヶ月ほど早く、走行距離は私と同様な約3000kmだそうです。5年の保険がついて…新車と同等価格だったそうです。もちろんピカピカです。中古が高いとはいえ…ボラれたか…と思ったら…(゜Д゜)
あれれ、私と同じOPMIDのメーターがついて、タケガワのマフラーに換装、タイヤはオフタイヤに交換済み、チェーンだってシールチェーンです。純正のグリップヒーターも装着、ミニシールドもついて、フロントキャリアもついて、荷台左には巻き込み防止のガード付き。私と同じヘルメットホルダーも装着。ハンドルもスペーサーでUPされている。さらにリアボックスも付いていたということ。さらには、なんちゃってではないLED補助灯だってついている(゜Д゜)
車体と合わせて60万以上かかっていたということでした。リッチな知り合いだったようですが…、これでノーマル新車価格で譲ってくれるとは…もはや神価格と言っていいほどお得(゜Д゜)  やっぱり返せと言われても文句が言えないお安さですね。
この方もやはり足つきの悪さは困っているようで、シートを薄いのに交換しようかと思っているそうです。よく見るとタイヤが結構太くなっていてコレも足つきがさらに悪くなっている原因かと。メインスタンドを立てると、地面との隙間がほとんど無い。逆に私のはローダウン化しているので隙間めっちゃある(笑)
ということでハンターカブ談義に花が咲きました。



ハンターカブ談義


                   今回の走行 155km 無事故無違反無転倒


                                   
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