2014/12/23 本文へジャンプ


暑いときは涼しい山へ(その2)


水曜日には涼しい雲辺寺に行ってきました。週末の日曜も天気がよさそうです。が、毎度の事ながら暑そうなので、やっぱり涼しい山を狙いました。日帰りで比較的近いと言えば…ギリギリっぽい距離になりますが剣山があります。しかも、比較的近くて標高で言えば一番高いところまでバイクで行けます。ということで剣山にレッツゴー。

              お知らせ

   今回も、ツーリングの経路を地図のLeafに表示し
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夏は暑い…やっぱり…

2022/07/20 晴

世間では三連休が終わりましたが、コロナウィルスが爆延して感染者数が増え続けて過去最高を更新し続けています。政府は経済優先で外出の自粛を求めていませんが、これがさらに裏目に出てもっと厳しくなることでしょう。そうなればお盆は…規制が復活する…以前にコロナが危険過ぎて外出できなくなるかもしれません。ということで、朝7時半に出発です。
道の駅しおのえでトイレ休憩。暑くて汗が出ているせいか、冬場ほどトイレ回数が多くありません。というか、急激にトイレに行きたくなることが少ないような気がします。 今日も太陽光線が朝からキツいです。ハンターカブに取り付けたシールドですが、凸レンズと凹面鏡になって太陽光線がメーター周りに集まってメーターを溶かすという事例がいくつか起こっているようです。普段は気づきにくいですが、白いタオルをかけると光が集中しているのがわかります。太陽光線の方向に気をつけないといけません。もしくは、白い(反射する)タオルで覆っておくのが良いでしょう。
シールドの製品としての欠陥もありそうですが、この形状でこの大きさになると、どうしてもレンズ構造にはなりそうですし、ハンターカブのメーターの位置が不運だとしか言いようがないような気もします。


まずは給油から

道の駅しおのえ

太陽光線がキツい

脇町のコンビニでアイスコーヒーを飲み、国道492号線で剣山を目指します。走っていると沈下橋が見えました。橋に下る道は車では無理なくらい細く、GTRだと行きたくないくらい急坂でした。が、ハンターカブなら楽勝で入っていきます。近くには公衆便所がありました。気のせいではないと思うのですが剣山の道の途中には公衆便所が割とみつかりましたので、トイレには優しい剣山という感じがしました(^^)/


穴吹川潜水橋

川の水がキレイ

公衆便所あり

しばらく行くと、国道から分岐する古い橋があり、すぐ横のバス停に「恋人橋」とあったので思わず停車。カブなら気楽に寄れます。が、なぜここが恋人橋なのか…書いてない。調べる読みは「こいびと」ではなく「こいと」らしいが…と恋人峠というのもあるそうだ。隣のバス停だそうだが…そこには毎度の鍵がいっぱいあるらしいが…通過したときに気づかなかったなぁ。


恋人橋??

恋人橋からの眺め

四国一キレイ

走っていると時々民家がある。商店もないのにどうやって生活しているのか不明。と、廃よろず屋さん的な建物があった。


廃よろず屋さん?

途中に三木家(徳島で最古の古民家)3.5kmと標識があったので思わず曲がってしまう。山を登っていくと古民家が現れた。国道からこれだけ離れたところに豪族っぽい民家があるのも凄いと思う。400年前と言えば江戸時代の初期頃のはず。気が遠くなるほどの古家ですね。内部公開は土日だけみたいで平日だったので入口に簡易的な竹のバリケードっぽいものがあったが、こっそりと少し入って外観のみ撮影。
国道からの途中に半鐘が設置されていた。かなり年季が入っていて錆びだらけだったが…本当に現役だろうかビミョーっぽい。本当に役に立つのだろうか?


三木家

徳島最古

道端に半鐘あり

剣山への経路の途中で唯一の大きな集落である木屋平に到着。せっかくなので少し集落の中を回る。元は小学校だったろう広いところは複合施設っぽくなっていた。そこから集落が広がるのだが…まず目に入ったのがコインランドリー。何が珍しいかと言うと「村営」だから。なぜに村営で?という疑問。中には昭和の業務用コインランドリーっぽいものがあったが…コレって稼働するの? 誰が使うのという感じだった。


「村営」コインランドリー

昭和感のある機器

木屋平のメインストリートっぽいところを走ると商店がある…が、よろず屋さんと薬屋さんは既に営業してない様子。散髪屋さんのみ営業している雰囲気だった。生活用品は複合施設っぽいところで買えるのだろうか? あと、ガソリンスタンドが麓の脇町から剣山まで全く無いような気がするが…このあたりの人はどうしているのか?全くの謎である。


廃散髪屋さん

廃よろず屋さn

廃薬屋さん

現役?散髪屋さん

メインストリート?

広場に公衆便所あり

またしばらく国道を上っていく。途中の擁壁に謎の湧き水があった。飲料ではなさそうだが…なぜあるのかも不明。国道は基本は狭いのだが、所々改良されて広がっている。その脇には旧道があり、そこに小さい集落があることがある。ちょっと入ってみると、現役のよろず屋さんがあった。旅館の看板も残っていたが現役なんだろうか? 工事関係者の需要も無いわけでな無いだろうが…。そしてまた、道路脇に半鐘があった。コレは赤くペイントで修復されており、令和4年6月とあったので割と最近の修復だろう。このあとも道路沿いに何度か半鐘をみかけたし、消防団の格納庫も何カ所かあった。今でも半鐘は現役で通信手段として使われているのだろうか? 山火事多いのかなぁ?謎の消防システムを見た気分であった。


湧き水か?

旧道集落に半鐘

旅館によろず屋さん

またもや半鐘

また国道沿いに神社があったので立ち止まる。鳥居は通常の大きさなのだが…後ろの木を見るとわかるが巨木である。なんだかトトロにでも出てきそうな良い雰囲気だ。鳥居には川上神社とあったが、そばのバス停は妙見神社とある。隣の建物がそうなのか不明??


川上神社?妙見神社?

巨木が良い感じ

この集落を離れると民家はなくなり、高度を急激に上げていく感じになる。いかにも山の上という雰囲気になると、剣山の登山口である見ノ越も近い。


高度を上げます

見ノ越にはちょうど12時くらいに到着。途中で寄り道をしまくったので思ったより時間を食ってしまった。コロナ前だと、登山客目当ての食事処があったのだがあいかわらず休業中だった。駐車場のトイレはキレイに改装され快適になっていた。昨日は雨っぽかったが、ここは降ってないのか湿ってなくてカラっとして気持ちが良い。気温も木陰で26度と快適だった。自販機の缶コーヒーは140円と位置エネルギーがついているのでパス。持ってきたカロリー補給的お菓子を食って、水筒の冷水で水分補給。お昼なのになんだか既にお疲れ状態。


お店は休業中?

トイレがキレイになった

木陰で休憩

気温は26度

今度は国道438号線で下っていく。こちらの方が距離的には麓まで距離は近いはず。気温は木陰を走っていると23度くらいまで下がって肌寒いほどだ。途中に朽ち果てかけた橋を発見。名も無き橋だ。渡ってみると…先には道も何も無い。いったい何のための橋なのだろうか?こんな山奥にコンクリート橋を作るのだって楽じゃないはずなのに。


朽ちかけた橋発見

何のための橋?

渡った先がコレ

ど〜も体が疲れて眠い。一宇の集落にて自販機のコーヒー(100円)を飲んで休憩。ここはガソリンスタンドもあり、温泉施設もある集落だ。よろず屋さん(酒屋さん?)も生きている様子だ。


一宇村で缶コーヒーを飲む

国道438号線を下っているとバイパスっぽい新道から川沿いの岩壁下に鳥居が見えた。おそらく旧道だろうと、トンネルの先にあった旧道沿の集落からアクセスを試みるも全く近寄れない。Googleマップでも道が無い。旧道の集落を行き来して迷いまくった。途中で廃小学校(二宮尊徳さんがいらっしゃいました)にも行き当たったが…道がわからない。GoogleマップではなくYahoo地図を出すと…ちゃんと道があって、こんなところから分岐?というところで分岐してなんとか川沿いの道にたどりつき神社にアクセスできた。が…神社の建屋はプレハブのショボいものだった。立地と鳥居は良い感じだったのだが…とほほほ。


旧道をさまよう

廃小学校跡

蜂須神社

川沿いです

神社近くで

川沿い

さらに下ると、以前Degreeで来たことのある集落近く発電所がありました。吉良発電所であり、徳島では3番目に古いみたいでした。四国の山中には水力を利用した発電所がいくつもあるようです。ここは大正13年に作られ、昭和32年に発電容量UPとありますので、建物もそれなりに古いものかと思われます。


吉良発電所

国道438号線を貞光まで下るとそこはもう真夏です。国道192号線を東の脇町へと向かいます。気を失いそうな暑さですね。脇町のセブンイレブンにて休憩。なんとか建物の影に駐輪できました。水分補給にカフェインの入っていない爽健美茶350mLを買って一気飲み。お八つに甘いシュークリームを食べてカロリー補給です。…と、ぼ〜っとして疲れ気味だったのが急激に回復して普通の状態に。コレって水分不足だったのか?
水筒を持ってくると、少量を回数を分けて飲めるので軽く喉を潤す程度で済ませてしまい、十分な水分が補給できていない可能性が高いです。今後はもっと水分補給に注意したいと思います。


脇町のセブンイレブンで休憩

体力回復したので快調に国道193号線を北上。道の駅しおのえでトイレ休憩です。ここは高松市内よりは少し高いところにありますが気温は32度とすっかり夏真っ盛り。


道の駅しおのえ

気温は32度

市内に入ると35度くらいと気を失いそうな真夏日。なんとか気を失わないように走り、夕方16時くらいには帰り着きました。

                   今回の走行 239km 無事故無違反無転倒


                                   
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