朝4時過ぎに起床です。シュラフとマットを撤収して何事もなかったかのようにエスケープです。雲海テラスの情報ダイヤルに電話してみますが…「雲海の発生はありません」と無情な一言が聞こえました(泣) ということで、トマムを後にします。鉄道に沿って走り国道38号線に復帰します。狩勝峠を越えて走りますが、天気はとっても微妙です。雨はすぐには降ってきそうではありませんが、どんより雲です。コンビニで朝食です。そういや、今日は着替えの日なのに駅で寝たので着替えていません。ちょうど、とかち清水よりみち情報館が目の前にあったので入ってみます。早朝なので施設はやっていませんでしたが、広いトイレがあったのでそこで着替えておきました。曇りなので気合いが入らず、のんびりとできますねぇ(泣)
しばらく走っていると、前から2008年式GTRが!すれ違ったあと、お互い停止しましたので、オナクラメンバーです!! 誰かな、と思ったら地元民のK@ZUさんでした。地元民なので、当然のことながらオナクラ掲示板の「(北海道に)逝ってきます」には書き込みがありませんね〜(笑)
この時期、掲示板に数名の上陸情報がありましたが、当然のことながら地元民でもお休みだったら走るわけですので、どこかで遭遇する可能性はあるのです。初日から縁起がいいですな!
また、コンビニで休憩、飲み物を仕入れた後、しほろ温泉に向かいます。ここには足湯があり、ちょっと足をつけてみました。十勝地方は意外と涼しくなく…というか暑くて、熱いお湯の足湯はこの時期うれしくないですな。しほろ温泉を後にして、今度は旧ふるさと銀河線の高島駅跡に行ってみます。天気の悪い日は鉄道頼みです。高島駅は去年、取り壊されました。木造駅舎でとってもイイ雰囲気だったのですけどね〜。価値わからん偉い人が多くて困ります。2008年、GTRが新車だった頃に来て撮影したのが最後になってしまいました。駅跡は公園風になっていましたが…特に有効利用されているわけでもなく、これなら、元の駅舎を保存して公園にすりゃイイじゃん…という感じでした。まぁ、記念碑とレールの一部が残っているだけマシかもしれませんが…。駅の前にあった大きな木はそのまま残されており、駅の名残となっています。今後…整備されるのか、放置されるのか…また、その後を見守って行きたいと思います。次は足寄駅跡です(また駅かよ)ここは、道の駅になっており、最近、隣に昔の駅舎風のおみやげ屋さんができたというので見に行きました。確かに、昔の駅舎のミニチュアですね。隣にある本物の足寄駅の中も道の駅に改装されており、昔は中を列車が通っていたのですが、そこをつぶして、一部をホーム風にして演出しています。そして両側は、絵を描いてそれらしく続けています。写真とるとおもしろいですね。実際はもっとチャチいですけどね〜(笑)
ここでお昼になります。お天気後方支援部隊改めなんでも後方支援部隊が支援してくれていまして、彼の情報にて昼飯は駅前の「あさの食堂」にてラーメンを食します。曇りだとネタに困るので少しでもイベントを増やそうと努力します。駅前の昭和風のボロい食堂でした。こんな昭和風な店が減ってきていますねぇ。知らなきゃ入りませんね〜やっぱ。
天気が微妙です。実はこのあたりは昼から雨の予報なので長居は危険なのです。ということで、お天気後方支援部隊の指示に従い南下を開始しました。
ホクレンのガソリンスタンドで給油、緑色の旗をゲットします。今年も去年に続いて指定スタンドにて1本100円にて旗を売っているようです。以前はどのスタンドでもあって無料だったんですけどねぇ。去年は指定スタンドが少なくて苦労しましたし、この時期だと既に売り切れ店も続出です。しかも、昨年は3エリア3色だった旗も、今年は4エリア4色になって、集めるのに苦労しそうです。なんのことはない旗なのですが…集めちゃうんですよねぇ…これが。
次は本別駅に寄ってみます。特に変化は無いようです。ここも道の駅と化していますが、跨線橋には足場が組まれ、盆踊り会場になっているようです。そういう時期なのですね〜。雨が近づいてきています。雨粒を感じますが、気のせいと思って南下を続けます。帯広をパスして国道236号線まで抜け大正に来ました。そういや、ずっと寄ってなかったと行ってみたところ、ここも盆踊りの会場になるのでしょう、足場が組まれていました。北海道の農村部では、駅で盆踊りをすることも多いのでしょうか? まだふるさと銀河線が現役だった頃、夜にねぐらを求めてさまよってましたが、駅近くや、駅前そのもので盆踊りをしているのを見たことがあります。
さらに南下すると、タイヤマンさんも寄ったという幸福駅が道路から見えてきました。時間がないので道路から遠景を撮影です。ここもあいかわらずですな。宿泊は、今夜の天気は雨確実なので、後方支援部隊は安宿情報を数件調べて勧めてきていました。が、忠類の道の駅の裏の無料キャンプ場に行ってみると、まだ空きがあり、先に来ていたライダーの横にテントが張れそうだったので、早めですがここにしてみました。温泉も場内と近いし…。テントを張ったあとすぐに雨が…。ギリギリでしたね。
雨はそうたいしたこともありませんでした。もう、面倒なので食事は温泉で食べることにしました。昨夜から連続に近い稼働で初日から疲れています。
道の駅の温泉に入り、食事をして生ビールを飲んで幸せ気分です。北海道ツーリングの初日は、まだ体が環境になじんでいません。旅は、その非日常感覚を楽しんでいるのですが、数日続けると、その非日常が日常となって、割と過ごしやすくなってくるのですが…風呂上がりにビールを飲んで、やっと旅になじんできている自分を感じましたね。
今日はお盆ですので、ここの道の駅でも盆踊りをするようです。先ほどの雨もとりあえず上がって降ってません。にぎやかな音楽が流れて聞こえてきます。ついでなので見に行ってきました。結局、盆踊りの最後まで雨は降らなかった感じです(降りかけという気もしますが…)。他の地域では雨でしょうので、ここの盆踊りは強運ですな。疲れているので早めに就寝します。が…、どうもマットが薄くなって体が痛いせいか、枕の調子が悪いのか首が痛くて寝づらいです。…と、雨が降ってきている中、なんとか寝ていたのですが…(驚)
朝の3時過ぎに、なにやら湿気を感じて目が覚めました。実際に濡れたわけではないのですが、なんとなくです。
テント内に浸水です(きゃー)。
天井からの雨漏りではありません。物を置いた下から水がしみ込んでいます。マットの下も水です。シュラフはマットより出てなかったおかげで濡れずにはすみましたし、こんなこともあろうかと、大事なGパンやジャケットはパニアケースの上に置いて寝ているので浸水で濡れたものはありませんでした。
雨はまだ降ってますが、たいしたことがありません。テントのグランドシートの下にブルーシートを敷いていましたが、どこかがわずかにフライシートよりはみ出していたのでしょう。雨がグランドシートとブルーシートの間に入って、その水がしみ出してきているのです。ブルーシートが無ければ、その水は地面にしみ込んで何でもないのですが、隙間に入るとわずかな水でも、下にはしみずに、上のグランドシートをしみて上に漏れてくるのです。外に出て、ブルーシートの端をグランドシートの下にもぐり込ませ、これ以上の水が入らないようにするのと、雑巾で、マットの下やパニアケースの下を拭いておきましたが、問題のブルーシートの上にたまった水はテントを動かさないと排水できないので、濡れては困るものを片付けてから、明け方を待ちます。マットの上でシュラフ無しでゴロリです。
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