いつものように起床。残念ながら曇り空です。せっかくなので、このキャンプ場の回りを散策することにしました。昨日受付で聞いたところ、受付にある自転車に乗れるようなので、コレを借りて移動です。意外や、80年代と90年代に利用したこのキャンプ場、公園になっているのですが、泊まったところ以外は知らないのです。沼に行ってみたり、隣接するオートキャンプ場にも行ってみたりしました。今日の天気も予報もビミョーなので朝から気合いが抜けています。とりあえず、また豊富のコンビニに行って朝飯です。コンビニまでも結構遠いです。そして、無料の高速に乗って再度北上しています。天気が…悪化しています。このあたりは天気がまだマシのはずなのに…(泣)
高速で、兜沼まで戻り、鬼志別に向かいます。途中、沼川を通りますが、なにやら廃線ファンの勘に来るものがあります。今回は資料を持ってきていませんが、このあたりから旧国鉄天北線に合流するはずです、ちょいと町内をぐるりと回ってみますが、それらしい跡は発見できませんでした。ちゃんと調べておきゃ良かった。帰ってから調べると、勘に狂いはなく、駅前を通過していました。今は原野で、小さな公園に記念碑があるだけのようですが…行きたかったですなぁ。ということで、次は鬼志別のバスターミナルに行きます。ここにも鉄道記念コーナーがあって天北線の駅名標などが保存されて展示されているのです。前に一度行ったことがあったのですが…展示はあまり見なかったので再度挑戦です。最初はバスターミナルを探すのにも苦労しました…、が行き過ぎて戻ったところで、道路標識に「鬼志別駅」とありましたのでわかりました。まだ、駅の標識が残っているんですなぁ〜(しみじみ)。
オホーツク海側に出ます。コンビニで休憩ですが…天気は雨こそ降っていませんが、厳しい曇り空です。サロマ湖方面は、さらに厳しい感じがしました。仕方がないので、北上します。このあたりは天気がマシってことなのですがねぇ。昨日も行った、あの宗谷丘陵へ通じる道路の入口に来ました。まだ、あと2〜300mは未舗装です。なんで、こんな中途半端な距離だけ残すんでしょうね。こっちから入る人いなくなりますよ。ということで入ります。走りますが…天気が悪いので、全くと言っていいほど盛り上がれません。途中でふと気づいて停まったところがありました。2001年にデジカメで撮影したところです。当時はここまで舗装で、ここから未舗装でした。当時でも結構南下できていたのですね。でも、開通してなかったので全く役に立って無かったはずです。まぁ、今でもこの交通量なら、何かの役に立っているかは微妙ですねぇ。でも、晴れていれば観光道路として役立つはずなのですが…。
気合いが抜けながら、宗谷岬経由で稚内へ向かいます。なんとなく南稚内駅に寄ってみます。ここには行ったことが無かったもので。昔はここで天北線が分岐していたのですけどねぇ〜(しみじみ)駅舎内には、天北線の駅舎写真コーナーがあり、その名残を感じさせますね。ここから日本海側に出て南下を開始します。天気が悪い上に利尻も雲の中です。全く見えませんねぇ。こんな日に、ここを走っても感動…無いかも。小雨降る中の物寂しい感で最北を目指す微妙な旅なら、そういう気分でOKですが…やっぱり晴れた日に豪快に最北を目指したいですね。手塩を抜け、遠別手前で国道40号線に戻ります。音威子府の駅に寄ってみます。当初は行程上行けないと思っていましたが…雨でコースがかなり変わって、行けてしまいました。ここの駅ソバも、店のお爺さんが歳で、いつ消滅するかわからない危機的状態っぽいのですよ。あるうちに、また食っておきたいと思っていました。到着したときはやっていました。ちょっと、目を離すと、シャッターが半閉になっていて、爺さんいなくなっていました(;゜Д゜) ここであきらめるのも何です。構内うろうろ写真撮りながら待っていると…やっと爺さん帰って来ました。手に荷物を持っていたのでソバを取りに帰ってたのかな?ということで麺が黒い独特のソバにありつけました。そして、さらに南下です。なんとなく名寄駅に寄ってみました。で、駅舎内に入ってみましたが何か変です。あれ?2年前にあった駅ソバが消滅しているのでは???なんてこったい。稚内と共に名寄も無くなってしまいました。これは士別も心配です。今日の宿泊地は、旭川まで南下すると雨に会うというお天気後方支援部隊の情報により、比布止まりの予定です。
時間も遅いので高速を使う予定ですが、その前に士別のコンビニで食材を購入です。比布の近くにはコンビニ無いんですよ。時間もありませんが、士別駅に行って駅舎内を確認です。まだ駅ソバは健在のようでした。旭川以北、宗谷本線で残ったのは士別と音威子府だけですね。残念なことです。高速を使い、比布まで南下、すぐにキャンプ場に入ります。ここのキャンプ場は割と安く(300円)、目の前の温泉の割引券をくれて、温泉に400円で入れるというお得なキャンプ場です。
ただ…300円のフリーサイトは、本当にビミョーな下地(デコボコ…石も多い…)です。高いオートサイトはそれなりなのに…あからさまに差がついていますねぇ。受付をしていると先に来ていたZZR1400ライダーが悩んでいました。温泉施設に宿泊するべきか、キャンプするべきか…。夜は雨の可能性もあるのです。私は翌朝さえ晴れていればOKということでキャンプを選んでいますが…。しばらくすると、彼はバイクで出ていきました…が、それはキャンプを決心して食料の買い出しに行ったのでした。結局、フリーサイトは彼と2人だけでした。温泉に一緒に行って、私は食事を作りながら…彼は弁当を食いながら酒飲んで、雑談をしたのでありました。北海道の正しいキャンプですな(笑)
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