いつものように4時起きです。って、何かヘンな音がしますよ。小雨が降っています(;゜Д゜) このあたりは晴れじゃなかったのか??って全く予想外の展開に焦りました。雨雲レーダーで確認するも、わずかにこのあたりに雨雲があり函館付近は天気悪そうな雰囲気でした。あれこれ少し悩みましたが、まだ小雨だったのですが、それがやんだ隙間を狙って速攻でテントを撤収します。路面もわずかに湿る程度でバイクの下が乾いているくらいでした。なんとか無事撤収して走り始めます。霧っぽい時もありましたが、なんとか濡れることなく急ぎ礼文駅へと向かいます。今後の天気の傾向が全く読めません。今は曇ってはいますが降りそうな感じでもなくなってきました。一つ手前の大岸駅が見えた時、(急いで出たため)時間にも余裕があったので駅巡り気分で寄ってしまいました。礼文駅には6時15分前と超余裕で到着してしまいました。朝からスパっと晴れていたらゆっくりとコンビニでも寄ってから出てきたのに…。おかげで駅では余裕を持って訪問準備ができました。駅前に同業者と思われる帯広ナンバーの車が停まっており、オジサンが三脚にビデオを据えて準備をしていました。苫小牧からここに向かう途中結構激しく降られたよ…と言っていたので、霧雨程度で済んだ私は幸運だったみたいです。ここで列車を待つ間、そして小幌駅に行った時にもいろいろお話しができて楽しかったです。地元の人の話は面白いですね。今日は土曜日で、さらには廃止になるブルートレインの北斗星の下り列車の最終便が通るのです。秘境駅No.1の小幌駅+小幌駅で北斗星を見るというステキなツアーができてしまいます。そのため、後から同業者が何人も来ました。小幌駅自体はトンネル間の短い区間になり、鉄道写真の撮影には全く向かないので、コアな撮り鉄はほぼいなかったと思われます。おかげで撮影地の様にピリピリした空気は全くなく、逆に会話も弾み交代で記念撮影するなど、雰囲気はとても良くて楽しかったです。我々が乗る列車は定刻に来て、無事小幌駅に到着。普段は誰が降りるの?という駅ですが、今日は何人も降ります。停車予定時間を明らかにオーバーしていたことでしょう(笑) 小幌に着くのはこの列車が最初なので、駅には誰もいませんでした。駅の混雑(笑)が予想され、北斗星通過の時に事故が起こらないようにするためにか、保線員さんも我々と同じく礼文駅から3名乗り込んで小幌で待機しています。時間に余裕があるので、駅をゆっくりと見学して撮影しました。実は、まだ我々が乗ってきた列車の次の便で来ても、帰りの列車は同じなのです。しかも北斗星にも間に合うので次の便でも多くの下車客がいて…結局40人ほどになったような…。秘境駅が混雑していますよ(笑) 北斗星は定刻を3分遅れて無事通過、私も動画撮影することに成功しました。2009年に買って以来一度も使ったことのない一眼レフでEOSムービーでの撮影でしたが、なんとかなりました(手ぶれは厳しかったですが(T_T))。最初はどうやって録画開始するか…礼文駅で10分以上あれこれ悩んでしまいましたよ(^_^;) 列車はうまく撮影できましたが、後で保線員さんが「北斗星が定刻で来ていたら…逆方向から来る特急とモロにかぶる(同時通過)ので見えづらくなってしまうが、遅れてくれたおかげでちゃんと見ることができたんだよ」と教えてくれました。さすがに長距離夜行なので遅れることも多いのですが、定刻でなくて良かったです。無事帰りの列車も定刻に来て礼文駅に戻ります。今日の一大イベントは無事終了です(早っ)。次は長万部駅に向かいます。ここで売っている北斗星記念入場券を買ってくれと弟に頼まれているのです。最後の一儲けとJR北海道が「函館、森、八雲、長万部、札幌」とそれぞれ売り出しているのです。さすがに全部行けないので、今回の経路にある長万部だけですが行くことにしました。切符を買ってゆっくりと構内見学です。ここも割と広い構内でかつては活気があったと思われますが…今は実にのんびりとしたものです。駅の売店を見ると、小幌駅の駅名標マグネットがありました。留萌の国希酒造の売店では売り切れていて買えなかったヤツなので、迷わずゲットしておきました。
実はこの後、小樽まで駅巡りをしようかと思っていたのですが、さすがに体力に限界が来ているようです。大人しく諦めてライトコース(笑)にしようと考えます。とりあえず5号線を北上します。道の駅に寄ったりしながらニセコ駅にも寄ってみます。あまり代わり映えしないので今回は外からだけ見て終了。続いてニセコの周遊コースを回ってみます。天気予報はそれほど悪くなかったので心配してませんでしたが、天気はいつ降ってもおかしくない感じになってきています。雨も感じたので急ぎ山を下り、倶知安駅に行きます。ここは、なぜか今月になって5枚セットの記念入場券を売り出しています。理由はわかりませんが、とりあえずゲットしないといけません。入場券を買って駅構内を見学しようとした時、「ん〜?コレって雨の音?」と激しい雨音が聞こえてきます。短時間だからと駅正面に置いたバイクに駆け戻り、簡易カバーをカウル上部にかけ、ヘルメットとナビを持って駅に逃げ込みます。それでも夕立みたいな大粒の雨のおかげで結構濡れました。でも、夕立(ゲリラ豪雨)ならすぐ止むだろうと気楽に考えていました。雨雲レーダーでは、本当に極めて狭いスポット的にこのあたりだけの雨です。狭い範囲から脱出できれば今すぐにでもツーリングに復帰できるのに…。と、待つこと2時間以上でした(T_T) 予想外に雨がやみません。駅前に堂々と駐輪してしまっていて動かしたいのは山々ですが、結構厳しい雨なので出て行くことすらできません。駅前のタクシーさんたちに大きな迷惑をかけてしまいましたm(_
_)m
最初は余裕の時間で行動していましたが、もうこれ以上待つと小樽でお土産買う時間すら厳しくなってきました。雨が小降りになったところで強制脱出です。急ぎこの地域から出られれば勝ちです。少し降られましたがカッパを着ることなく市街へ脱けると、予想通り雨は上がって路面すら乾いています。まったく誰かの陰謀なのか? 倶知安に幽閉されてた感じですね。なんとか17時前に小樽の到着です。お土産を買いに六花亭に行きました。ここでお土産を買い込もうとレジに行くと…地方発送の場合は工場直送になるそうです。店内の商品を持ってきても無駄で(店員さんが戻してくれます)対面式の画面で確認しながら住所や商品を入力してくれて料金を払えば、工場から出荷です。なんとシステマチックになっているんだと驚きます。きっと他の支店でも同じシステムを採用していて、各店舗では発送作業はせずに、工場で一括して行うという効率的な方法なのしょう。って、待てよ、それならもう店舗に来なくても旅行前に六花亭の通販で申し込んでも全く同じじゃないか??と複雑な気分と共に、来年からそうしようかと思ってしまいましたよ(笑) 送るばかりでは寂しいので、船内で食べる用のバターサンドを買っておきました。意外とこれが酒に合って美味いんですよね…高いけど…。そうです、気がついたら朝は急いでいてパンを1個かじっただけ。昼は雨宿りで足止めされたせいで食べ損ねています。あいかわらず貧しい食生活ですね。という理由で贅沢してバターサンドを買って船内で食べることにしたのです。
続いて、意外と便利なイオン小樽店に寄ります。クラシックビールを家に送りましたが、ここのお土産コーナーでも六花亭を含むいろんな商品を売ってますので、ここで買い込んで送る手もありますね。イオンの契約なので送料も空港から送るよりも安価なのも良いです。続いていつもの場所で洗車、毎度のなか卯で晩飯を食って小樽港に到着です。今回も先頭集団ですね。後から来た若者の乗るBMWは先ほどのイオンの駐輪場でも見かけた人でした。そこから会話がはずんで暇な時間をつぶすことができました。彼は北海道は2回目ですが、すでにイオンでお土産送る方法を知っていました。さすが最近の若者は情報通ですねぇ。雨にも降られず定刻に乗船。なんとか今年は2カッパで澄みました。立ちゴケは1してしまいましたが…。乗船後、毎度の何でも後方支援部隊と飲みながらのスカイプ1時間をして眠りに落ちました。
ところで…今年の北海道は…鉄道以外何かあったっけ…(笑)
本日の走行距離232km 道内2235km
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