北海道2018 その1 本文へジャンプ



昨年末から3月末まで下の娘の受験で、毎日、毎週末ガッチリ缶詰にして監視し、勉強をさせていました。放置するとすぐ寝るという最悪なアホですから。受験生という自覚が全くありませんでした。とりあえず受験も終わり、入学した高校は普段の授業や補習、自習が非常に忙しく自主的というより強制的に勉強させられます。本当は…自分の意思あれこれやって道を切り開かないといけない時期なのですが、手取足取りでは大学生や社会人になれませんからね。ということでバイクに乗れない日々が続き、ストレス溜まりまくりでした。今年のGWは世間的にも10連休です。コレは行くしかありません。ということで、2年ぶりの春の北海道に行くことにしました。2年前は余裕で空いていたのですが、今回はフェリーの予約ですらお盆を超える大混雑。ネットの予約は朝から夕方までログインすらできなかったです。なんとか電話予約攻撃をして船の予約は取りましたが…。

 2019.04.26 自宅 → 舞鶴 (曇/雨)

いつもの様に仕事をフェードアウトし、夕方5時に出発。天気は晴れ、気温も高く暑い感じすらする。服装は長袖Tシャツ、電熱服(通電無し)、スリーシーズンのジャケット、下はパッチとジーンズ(電熱服は装着してない)。高速を走るが、ビミョーに荷物が前にズレる感じがする。鳴門の手前でPAに入り点検すると第四の箱の前後の動きを止めるマジックテープのベルトがはずれている(驚) 左右の揺れを防ぐためにパニアケースの上に両面テープでつけている固定用のスペーサーもズレている。出発早々なかなか前途多難な感じだ。去年の夏は特に問題無かったのに…。雲行きがビミョーになってきて空には黒い雲が広がっている。今日は雨雲レーダーを常に監視している。天気予報では日本海側が下り坂で舞鶴は夜には雨が降るらしい。ノーカッパで行けるか…そして到着した後に雨が降った場合、雨の中の待ち時間どうするか頭が痛い。いつもの室津PAのコンビニにておにぎりを買って食べる。雨が心配なので早々に出発。淡路を快適に走り抜けたところ、明石大橋で雨粒が…。雨雲レーダーの地図を広域にしていたのが敗因で、淡路と本州の間に細長く雨雲が迫っていたのだ。他のところに雨雲は見えなかったので突っ切る。特に問題ないくらいの雨だった。そのまま北上、いつもは混雑する神戸北JCも無事通過。中国道から舞鶴道に入り、いつもの上荒川PAにて休憩。出発時は暑かったのに寒くなってきたので電熱服にコードをつないでおく。雨雲レーダーを再確認すると、福知山付近に雨雲が少しかかっている。急ぎ走るとやり過ごせるかと、西紀SAも通過して走るが、雨雲レーダーで見てもダメっぽ感じがする雨雲の動きが見える。雨粒が来たため六人部PAに入るが、バイク用の屋根が無い。障害者用のポートはあったので、端っこに止めて雨支度をする。出発早々カッパライダーになってしまった。雨雲レーダーでも舞鶴付近まで広い範囲で雨が降っているようなので諦めもつく。雨はそれほど激しくないし、電熱服のおかげでぬくぬくと快適である。雨には降られたが無事に舞鶴に到着。いつものガソリンスタンドで給油、セブン-イレブンにて朝食やカップめん、おつまみを仕入れる。それほど降ってはいないが雨なのでたいへんやりづらい。22時に舞鶴港に到着、バイクの列につくと、なんともう乗船が始まっている。雨なので早く入れてくれるようだ(通常は23時台)。急ぎ乗船券(QRコードのあるe乗船券)を取り出し乗船する。22時に乗れるとは…。待ち時間ゼロというのは初である(雨のせいもあるが、GoProによる乗船撮影もできなかった…)。普段は着いた後に乗船のための荷物の整理をしていたが、これができなかっただけでなくカッパも着ていて船内に停めてからの荷物の整理がとても大変だった。乗船は早いが、船内の清掃が終わってないからか、船室へはしばらく足止め状態だった。準備ができたので船室に入るが…電話予約時に部屋の指定をしてなかったため、ツーリストAの通常の上段しか席がとれなかった。おかげで荷物を置くスペースは狭いし、ベッドも狭いため、荷物が多い私にとっては非常にやりにくい。おかげに今回はカッパまで干さなくてはいけない。再度バイクに戻ると、第四の箱が傾いている。なぜか、前にズレている。今日は天気が悪いため船が揺れることが予想されるため、荷物を下ろして…と言われたので大人しく外して下に置いておいた。荷物を整理し、部屋に戻り、支度をしてサイドデッキのテーブルにつき、いつものように掲示板に書き込む。乗船が早かったおかげで、準備時間は十分あった。今回は西紀で夕食をとれなかったので、コンビニで買った夕食代わりのサンドイッチを食いながら春限定のクラシックビールを飲む。そしていつものように、何でも後方支援部隊の彼とSkypeをダラダラ1時間20分ほどする。彼も5月1日より北海道上陸(車)予定なのでいろいろ話に盛り上がる。2時前に就寝。船は悪天候のせいで既に少し揺れているが…まぁ大丈夫かなという程度だ。



今年もいつものパターンで
給油からです

鳴門PAにて
第四の箱が安定しない

上荒川PAにて
トイレ休憩

まだ雨雲は大丈夫

ついに捕まりました

六人部PAにて
カッパライダーに変身

舞鶴付近は…(泣)

舞鶴で給油
スクリーン拭いておきます

いつものセブンで
船内の食事やつまみを買う

雨なので早く入れてくれた?
22時到着即乗船が…

船内。この時点でそれほど
バイクは多くなく見えますね

掲示板にup!
スカイプで会話


 2019.04.27 舞鶴 →小樽 + 知来乙駅 (曇)
過去の乗船時、快適な環境下なら8時くらいまで目が覚めなかった。今回理由は謎だが6時前に目が覚める。特にトイレに行きたいわけでもないのに…。7時前に寝台を出てサイドデッキにてコンビニで買ったパンを食べ、このレポートを打っている。3月の終わりにジャストシステムがAndroid用ATOKが特価で」1000円を切ったので買ってみた。使っているのだが…予測変換はGoogle日本語変換の方が賢いような気がする。良いところは、私のようにハードウェアキーボードをつないで打った場合、画面に表示されるソフトウェアキーボードが自動的に消えてくれて表示範囲が広くなるというのがうれしい。昼はコンビニで買っていたカップめん。あいかわらず貧しい。ついでに酒も飲んでおく。船内はほとんど船室のベッドの中で過ごして体力の温存につとめた。が、狭いベッド、向かいには相手がいるので開放してくつろぐのもやりにくい(相手が居ないときは出来るのだが)。やはり、お安いツーリストAでは疲れが取れない。夕方にはデータのバックアップを行う。今回は、動画撮影も行うので、通常のバックアップでは容量不足になる。外付けSSD(480GB)を導入し、スマホとHUBを介してマイクロSDカードよりSSDへとコピーを行う。SSDが電気食いなのでHUBはセルフパワータイプで、ACアダプター(USB)より電力を供給している。バックアップも大がかりになっている…とほほほ。船は揺れた割には予定より15分の早着だった。下船準備も夏ほど暑くないので助かる。夏より装備が多い上に雨のためカッパまである。下船はスムースだったが、荷物の整理及び電熱服の装着もありフェリーターミナルに寄る、ここのトイレにて電熱の下を装着。さすがに夜は少し肌寒いので必要だ。いつものなか卯にて夕食を取ったあと、下道を走り始める。銭函経由の国道337号線を使い、275線に分岐して札沼線を目指す。途中で寒いため、道の駅とうべつに寄ってトイレ休憩&さらなる保温のためライトダウンを装着。石狩月形駅に寄るも、夜のいい感じ感が無かったため撮影はパス。今日のねぐら予定の知来乙駅に向かう。少し霧が出てきたし気温も下がった感がある。深夜0時の到着だった。国道からは少しだけ離れた道道沿いで車もほとんど通らない静かなところだし、環境はとても良さそうだ。駅は道道より少し下がった未舗装の土地だが、重量級のGTRだと入れても出ることができなくなるのは困るので、慎重にバックにて入れた(倒さないように細心の注意が必要だった)。駅舎は小さいが、長椅子で駅寝には良好。夜の駅の撮影を済ませて、着替えて就寝。とても静かで風も防げているので快眠だ。外気温はおそらく0度を下回る感じ。待合室の中はぎりぎり0度という感じだ。足下は桐灰のマグマという使い捨てカイロ、胸元はジッポーカイロだ。これとダウンのシュラフの組み合わせで…ぬくぬくと眠れるのである。快適だったせいもあるが予想外にすぐに寝入ってしまった。



朝飯
相変わらずマズシー

ツーリストA上段 狭い

ツーリストA船室
カッパを干している

はまなす船内
超広角撮影

フェリーのフロント
超広角撮影

階段上部より
超広角撮影

昼飯 カップ麺
やっぱりマズシー

データバックアップ

北海道が見えてきた
山の頂上に雪が

夕日の時間

後部デッキは
夕日見物人多数

新潟航路の僚船
新型船とすれ違い

小樽着岸
船体扉開放

下船準備中の
ライダーたち

ターミナルで着替え

毎度のなか卯での
夕食 無料券ゲット

夜の銭函駅
暗くてビミョー

道の駅とうべつ
薄手ダウンを着込む

知来乙駅内
ステーションビバーク

国道からは離れ
ほとんど人は来ない






新日本海フェリー、主に行きの船での線内の様子を撮影したものです。長旅なので暇です。
本当は、ビンゴ大会や、ステージの芸などあったのですが…疲れて寝てました。





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