北海道最終日。昨夜から雨が降っている。降水確率は低いし、雨雲レーダーにもひっかからなような雨だ。今朝もしっかり霧雨状態は残っている。朝食は7時半。一般的な日本の朝飯だ。起きた時からもう止むかと空を見ているが変化は感じられない。諦めて8時半に出発。しっかりカッパ上下のフル装備だ。清水より高速に入る。やがて霧雨はフツーの霧になって、それも薄くなり暗い曇りになって体は濡れないようになる。途中、占冠PAで休憩。十分寝たはずなのになぜか眠いので缶コーヒーを飲む。今回は道をナビ様に任せたら、千歳東で降り、そこから南下コースとなった。そういや前回はイエローフラッグ狙い(売り切れだったが)+我が町入場券狙いで追分で降りて向かったのでアクセスが全く違ったが、本日のメインイベントのノーザンホースパークへ無事到着。天気はやや暗い曇り。さすがにお盆時期は混雑しているのか第二駐車場へと誘導されてしまった。少し遠いのでビミョーな駐車場だった。見学のため、カッパなどの装備をバイクに置いて軽装となる。念のため折りたたみ傘を持っておいた。上の娘の時には馬よりバルーンアーチェリー(的が風船)があったのだが、なぜか一番燃えたのを聞いていたのか、下の娘も真っ先にそこに向かった。矢は500円10本を1000円分買い、それで的を狙ったが、いいところに行くのだが命中しない。(先端がゴムなので、カスってもダメ。強く打てばカスれば割れるのだが娘の引く弓では無理っぽい。)続いてレーザーシューティング。これまた謎のゲームだ。そして、ポニーをさわり、続いてやっと馬見物。馬のお八つ200円を買って馬にやる。上の娘の時にした引き馬1周は、混雑していたので断念。最後に…とバルーンアーチェリーに戻って再度チャレンジ…するも、疲れが出たのかコースに乱れが出て結局命中せず。まぁ、満足してくれたらそれでOKですな。パークから離脱準備をしていた時、そろそろ新日本海フェリーの明日以降の予定が発表される頃だからホームページを見ようとしたら、家にいるウチの上の娘からメールが来た。家に新日本海フェリーから電話があり、出航するので22時に来い(出航が遅くなるわけじゃない)・着くのは9時間遅れの6時ということだった。ホームページでも同様なことが書かれている。出航するだけマシ。16日、17日は欠航だそうだ。ということで16日の出勤は絶望的なので職場にも「休みます」メールを打っておいた。お昼を回っていたので千歳市内のマクドナルドで昼食。上の娘の時は、苫小牧から洞爺湖を回ったのだが、今回は天気もビミョーなのでこの春に通ったコースと同じく支笏湖方面へと向かう。お盆休みのせいか札幌に近いせいか、車も多い。バイクも地元と思われる軽装備のバイクが多かった。支笏湖から倶知安に向かうが、天気が良ければ蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山がキレイに見えるのだが、今日は雲がかかって非常にビミョー。途中、ホクレンで給油し、(いつもながらだが)最後に残っていたイエローフラッグを無事ゲット。最終日にやっと今年もコンプリートとなった。いつもはお盆過ぎなので売り切れ続出だったのだが今年は容易にゲットできた(上の娘の時は結局ゲットできず、オナクラメンバーの札幌在住のチーさんの厚意でわざわざ送ってもらった)。このあたりから天気は回復して青空が見えるようになる。岩内で海岸沿いに出るのだが、今回初の青空快晴になり気温もそれなりに上がっている。気のせいではないのだが、ここのところマトモに太陽を見てないし、そのせいで気温も極めて低い。久しぶりに夏を少し感じてしまう。最近の気温は夏であることすら忘れさせてしまい、空の色も灰色が標準に思えてしまっていたから不思議なものだ。このまま小樽に入るのは惜しいので、本当は半島一周して小樽着を狙いたいところだが、あまり無理もいけないのでショートカットのトーマル峠越(かつて海岸沿いの道が未通の時に利用されていたが今はサッパリ)の道道998号線で小樽へと向かう。余市あたりでも夕日の色がまぶしかった。途中で山岡というラーメン屋さんで夕食。なんだか今回昼食はコンビニばっかりで、こういうフツーのお店に全く入ってない。私もラーメンが食べたかったところなのでちょうど良い。ということで、北海道最後の晩餐はラーメンであった。そして無事小樽に到着。道内走行距離は約2200kmと、まぁ予定どおりだ。バイクはすでに私の前に40台くらい並んでいた。おそらく普通ならそれほど満員にならない便なのだろうが、明日明後日が欠航が決まったためなだれ込んだ人が多数いると思われる。娘の徒歩での乗船の準備をしていたが、20時に花火が上がり始めた。船(あかしあ)も入港してきたので、娘と一緒に入港を見た。大きな船が着岸する様子は圧巻で娘もびっくりだ。花火と船の着岸、とりあえず船は舳先だけだが写真に入れたのだが、マジメに撮ったら面白い組み合わせだろう。その後、娘をフェリーターミナルの待合いに送り込む。車無しでの乗船の方々は22時45分の乗船。バイクは22時からの乗船だ。22時10分頃乗船開始。いつもの3甲板に入る。船が揺れることが予想されていたので、係の指示通り荷物を全部おろしておいたが、今回は第四の箱もないしとても簡単。とりあえず先に船室に入る。今回はステートBなのでフロントでキーをもらって船室へ。やっぱり個室はくつろげる。娘と合流した後、ビールを1本買って、娘と共に後部甲板へ。船は定刻23時半に出航。離れゆく北海道を見ながら「また来るぜ〜」と二人で心に誓うのであった。そしてその後は、娘は寝て、私はビールを飲みながら何でも後方支援部隊の彼とスカイプを1時間以上なるのであった。これで今年の北海道も無事終了。 |