主夫の朝は忙しい。朝食やゴミ捨て、後かたづけなどすべてをこなして9時前に出発。高速を使わないで走るので時間的には余裕だ。我が家の構造で朝10時くらいまではバイクを出して準備する場所が家の陰になって暑さがマシなのだ。9月になったとはいえ日が当たっている状態での準備は大汗をかいて大変なので避けたい。8時過ぎから準備ができ無事荷物の搭載を終えることができた。毎度の下道コースで走り、道の駅みろくでトイレ休憩。国道11号線沿いにある、引田駅前を通ると、建替のための解体が始まっていた。来年春頃に建替完成と聞いていたので解体が既に始まっていたとは驚いた。解体されていく様子を撮影しようとしていたのでガッカリ。鳴門北ICより高速に入る。高速を使わないルートだが、橋は避けることができない。料金は平日で580円と高くは無い。高速を出る手前にある淡路島南PAにてトイレ休憩。Google先生のナビにて北淡を目指す。気温は出た頃はまだマシだったのだが、昼前になって上昇気味。だが、真夏の35度とかいう暑さは無い感じだ。交通量が思ったよりあってペースが全く上がらない。11時半になったので洲本のすき家に入り昼食を取る。お昼はランチのセット割引がある牛丼並と味噌汁、サラダのセットだ。淡路の北端にある淡路SAにスマートICより入って休憩所に行く。エアコンが効いていて生き返る。夏場は時々涼しいところで休憩しないと本当に体がもたない。ここの水やお茶のサーバーにてこっそりと水筒の水を補給。前回は無かったと思うが、水筒への補給はご遠慮くださいの表示があったのには驚き。お茶はともかく水くらいは…と思うのであった。明石大橋を渡って垂水ICにて降りる。ここは平日で760円だ。2つ橋を使ってもフェリーを使うよりは安いので助かる。ここから舞鶴までGoogle先生の案内を使ったのだが、元兵庫県民の私でも、ここはどこ?の県道をいくつも乗り継いで走らされてしまう。距離的には短いのだろうが、本当に走りにくい。夜だったら空いていていいのかもしれないが日中は謎。自分で地図を見ながらだったら、まず大きな国道や県道にアクセスして一本道で走ると思うのだがGoogle先生の案内はあいかわらず謎だ。まだ、一般的な車のナビの方がわかりやすい道を選ぶ感じだ。ということで、自分では絶対再現不可という道を通って北上する。暑いので休憩したいが良いところが無い。コンビニすらほとんど無い県道を走った気がする。福知山線の藍本駅に出たので、駅前の日陰にバイクを停め、ジャケットも脱いでTシャツ1枚になって休憩。夏っぽい暑さが残る中、風が吹いていて涼しさを感じることができて落ち着いた気分に戻れた。ここも簡素な駅舎になっていたが、トイレが別棟であって四国の駅よりマシだ。さらに北上を続け、コーヒーブレイクをしたいと思うのだがコンビニすら無い。道の駅
瑞穂の里・さらびきにて缶コーヒー休憩。平日だが地元ナンバーのバイクが何台かいた。ここを過ぎると道も空いて快走路になってペースが上がってくる。夕方に近くなったせいもあるだろうが気温も下がって(27~8度の表示が出ていた)走っていてとても心地よい。昼頃は暑くてペースが上がらず、何でオレ走ってるのか?と走ることを後悔する気持ちが出ていたが、涼しくなるとやっぱりバイクで走って良かったと思いながら走れた。と、舞鶴手前でガソリン残量の警告が出る。いつもなら舞鶴までガソリンはもつのだが、先月オイル交換をして40km近く試験走行した後給油してなかったのでそのせいだ。市街地手前の快走路ではガソリンスタンドすら無い。市街地に入って給油しておく。18L入ったので残り3Lというところ。時間も予定通り17時となったので毎度のすき家にて夕食。昼食と同じものだが、夕方は普通の料金630円だ。そして毎度の地元スーパーフレッシュバザールで船内の食料を調達。無料の氷もいただいて保冷コンテナに入れておく。夜食のおにぎりも冷やしておけるので助かる。舞鶴港には18時過ぎに到着。駐車場にはバイクも数台いたが、いつもの待機場所にはまだ誰もいなかった。後で移動させるのも面倒なので1番の列の先頭に停めておく。ヘルメットのシールドの清掃やインカムの充電をしておく。充電はモバイルバッテリーからなのだが、充電の電流が少ないためバッテリーが漏電と判断する仕様みたいでしばらくすると充電を停止してしまう。おかげで何度かつなぎ直しの羽目になる。荷物の整理などをしているうちにバイクが後ろに並んで来た。なぜか早い時間に四国のナンバー4県勢ぞろい。私くらいの年輩者も多かったせいか、話が盛り上がって楽しい時間を過ごせた。1人、CBR250RRに乗る学生さんが居たが初北海道19歳。我々が若い頃したことと同じことをする若者がいるんだと感心。ハンターカブに乗る65歳の今年退職爺さんとも話が盛り上がる。総じて私みたいな定年退職組の爺さんが多かったが、現役組も混じっている。今回は50台以上のバイクが居たと思うが、125cc以下はハンターカブ、タイカブのWAVE、スーパーカブ、そしてスクーターが2台と言ったところと多くはなかった。フェリーだが、到着が30分遅れでバイクの乗船開始が0時30分と、着いたときから表示が出ていた。台風の影響の残りか、鉄道が一部不通だったので迂回の輸送が出たか…。到着30分到着遅れでバイクの乗船がこの時間というのも不自然。どうも積み荷は下ろすのも載せるのも多いみたいだ。結局到着の18時から0時まで6時間くらい時間があったが、バイク仲間と話をしていたせいもあって、待っていて体力的疲れはあるが、暇を持て余すこともなく楽しく過ごせた。気温は日が暮れて涼しくなりジャケットを脱いでいるとなんとかなるくらいだった。予定通り0時30分乗船開始。私はトップバッターで入り、右舷側の一番奥に駐輪。貨物が多く、トレーラーの荷台部分が船内入り口付近まで来ていたので私が停めた位置は入口近くで助かった。バイクは右舷側の台数が多くできなかったせいもあり、後から来た人たちは後方の収納場所に誘導されているのが見えた。今回船室は、プアーにツーリストAだ。窓側の個室っぽい場所はキープしているが、毎度の遠隔宴会は船室ではできず、サイドにあるテーブル席を使う必要がある。そのため、大きなパニアは後回しで、先ほど買った食材の袋、そしてビールを入れるために持ってきた保冷コンテナの2つだけ持って船内に入り、まずは売店でビールを買い寝台へ行く。身軽なので素早く行動可能。ここ3年は贅沢仕様のステートBの個室を使っていたので寝台は久々だ。それでも3ヶ月前の予約スタート時に一番マシっぽい窓側の寝台を取っている。反対側が窓で相手がいないのと、荷物置場が倍になって通路が占有できるという、上が窮屈なツーリストSというところ。ここでは遠隔宴会不可なので、とりあえずシーツを敷いて寝る準備だけはしておく。再度、車両甲板に戻りトップケースを外して船室に持ち込む。これが重くて大変なのだが、船室でジャケットを脱いで身軽で涼しくなっているので少しは楽なのだ。トップケースごと持ち込むのは鍵がかかって保安上も有利だから。ビールの入った保冷コンテナとおつまみ、タブレットを持って右舷サイドのテーブル席に陣取る。それほど混雑する時期ではないので席取りも楽だ。毎度の、何でも後方支援部隊の彼と遠隔宴会。いつもなら0時くらいからスタートなのだが今日は1時スタート。彼は明日が仕事なので大変だ。彼は翌日社有車での運転の必要があるため酒は飲めずで残念だった…。途中まではビデオ通話だか陸地から離れると電波状況悪化なのでサウンドオンリーだ。ということで、電波がさらに悪くなる1時間半ほど遠隔宴会をやって寝たのは2時半となった。とりあえず無事予定通りに進行中で、一気に眠りにつくのであった。
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