北海道2024 その7 本文へジャンプ



 2025.09.16 日高町 →  小樽 (晴)

いよいよ道内最終日。4時起きで出発準備をする。4時はまだ真っ暗だが、外は霧が出てガスっているのがわかる。気温はそれほど低くなく14度前後というところだろう。昨夜テントを張るときに木の下を選んだが、去年同様にほぼ夜露がしのげてテントのフライシートは濡れていなかった。が、内部からの結露で裏側が湿っている。バイクは半分木の下から出ていたので前半分が夜露でかなり濡れていた。雨が降らず、風もあまり無いときは木の下が有効だと思う(虫が落ちてくるという話しもあるし、雨の時はまとまって水滴が落ちてくるとか、雨が上がってもしばらく雨が落ちてくることがあるので要注意かも。)早めに起きたので準備をほぼ終えた段階で昨日買っておいたカップ麺を作って食べる。熱いラーメンが心地よい。このキャンプ場はゴミが捨てられるのでありがたい。空き缶OKなのにペットボトルはダメというのは不思議なところ。聞いてみたが、小学校が空き缶は回収してくれるけどペットボトルはダメなので受け入れてないという。7時に出発。国道237号を南下する。霧がかっているので速度が上げられない。朝は鹿の飛び出しもあるので要注意だ。黄色い補助灯をつけて走る。海岸沿いの国道235号に出る頃には霧も晴れて気温も上がってきた。朝早くコンビニに入ると、都会から遠いところは補給物資が届いてなくておにぎりやパンが空っぽということがよくある。気のせいか、8時前後くらいのトラック到着という感じで、到着しても棚に並べるのにタイムラグがあるので、朝食の時間に間に合ってないという気がする。苫小牧のコンビニに8時15分頃に入ったが、まだ棚に並べてなくてショボい選択となった。食後、暑くなってきたので着込んでいた薄手のダウンは収納。このあたりの海岸沿いはある意味北海道らしくなく、小さな集落が続いて交通量が多く、自然が開けている感じもないので走るのがビミョー。特に、苫小牧や室蘭付近は走りづらい。今日の午前中は室蘭から伊達紋別あたりまでの駅訪問だ。毎度のことながらGoogle先生に導かれ、駅を撮影して回る。北舟岡駅は海岸に極めて近く、上からの展望も効き天気も良いので予想以上の展望に驚く。気のせいか見える海の向こう側全方向に陸地が見える。なんだか大きな湖にも見えるが気のせいだ。お昼になったので伊達紋別のすき家にて昼食。2日間米が少なかったので牛丼がありがたい。駅訪問を終えて、国道453号で北上開始。いつもは洞爺湖の西側の国道230号を使うことが多く、東側を使っての北上は珍しい。2023年のハンターカブの時に行ったのが記憶に残る最初で、そのほかの時期には行ったかもしれないが記憶の彼方にぶっ飛んでいる。こちら側は旧国鉄の胆振線の跡なのだが、ほとんど自分が通らなかったこともあり廃線跡巡りにも来たことがない。残存する遺構はほとんど無いみたいだ。が、国道沿いを走っていたところもあり路盤跡の雰囲気が国道から見ることができる。暑くなってきたので雨に降られ雨宿りした2023年に休憩したベンチのあるセイコーマートにてアイスコーヒーを飲み、長袖ヒートテックも収納してインナーはTシャツ1枚となる。続いて駅のホームが残っているという蟠渓(ばんけい)駅に寄ってみたが、工事の基地になっており立ち入りできなかった。ホームは開発する道にかかってはいないようだが一部崩されているという。続いて寒別駅跡に行く。国道から少しだけ入ったところの民家の裏手の空き地にホームが残存していた。駅跡もなく、それらしい道や近隣の施設もなく、Google先生がいなかったらまず発見できない場所だった。羊蹄山を見ながら走るが、天気はサイコーで道もよく気持ちよく走れる。途中、毎度のポイントで撮影。室蘭付近の混雑と違って道もよく交通量も少ないし本当に気持ちよいツーリングだ。おそらく札幌付近の地元ライダーだと思われる荷物の少ないバイクは何台かみかけた。やはりここは走るのには良いところなのだろう。外国人で混雑してそうな倶知安をパスして国道393号に入り、道の駅あかいがわでトイレ休憩。さらに国道393号を北上し小樽へと向かう。この時期は17時なるともう暗くなってしまう。毎度の、毛無山の展望台から小樽市内を展望。小樽へと下って、帰りの食材を買うマックスバリュに行き買い物をする。船内よりお安いビールを買い無料の氷をもらって真空保冷コンテナに入れておく。次も毎度の行動パターンだが、ガソリンを給油してからすき家で夕食。最後の晩餐なので卵1個追加の大奮発だ(泣)。最後にOSPAのあるセイコーマートに寄って買い物。OSPAはちゃんと営業していた。次利用することがあれば下調べは外さないようにしておきたい。フェリーターミナルには18時過ぎに到着。まだライダーも5台くらいだ。20時の乗船位置への移動まで時間がある。データのバックアップや掲示板へのupをターミナルの待合室のイスとテーブルで済ませておく。エアコンが効いて快適だ。バイク置き場でライダーと会話したが、和歌山のVTR250の爺さんは79歳だった。キャンプはしないので荷物は僅少だが、この歳でツーリングとは、2年前に会った岡山のVTR250の79歳の爺さんとレベルは近い。2年前の爺さんはキャンプもして1ヶ月居るというのはさらに驚きだったが…。名寄で会った74歳のNC750ライダーさんも居たし、目指せVersysで70歳越えかもしれない。20時に乗船位置に移動、徐々にライダーも増えてきて最終20台程度というところ。今回は珍しく香川ナンバー2台と私の高松ナンバー1台の3台が香川県という意外と高い比率となった。乗船開始は22時45分と定刻どおりで無事乗船完了。毎度の支度をしてサイドのプロムナードで何でも後方支援部隊の彼と遠隔飲み会だった。電波状態があまりよくなく出航後1時間ほどで電波が切れて終了。部屋に戻って爆睡。



昨日買ったカップ麺
軽く朝食

晴れてはいるが
霧がかっている

沙流川オート
キャンプ場

苫小牧の
セイコーマートで

毎度の朝食
カツゲンがあった

駅訪問
母恋駅

駅訪問
輪西駅

一昨年泊まった室蘭YH
最寄り駅だ

駅訪問
高架駅? 崎守駅

駅訪問
黄金(こがね)駅

駅訪問
北舟岡駅

海にとっても
近い駅

昼飯は毎度の
すき家にて

これも毎度の
定食で

駅訪問
有珠駅

胆振線跡??
何もなかったけど…

セイコーマート
ふじさわ店

暑くなったので
アイスコーヒー

蟠渓(ばんけい)駅跡
工事中立入禁止

羊蹄山が
見えてきた

胆振線寒別駅跡
ホーム残存

目印…何も無い
羊蹄山が見えている

民家裏に
ひっそり残存

八幡ビューポイント
パーキング

ありがたいことに
トイレがある

道の駅
あかいがわ

毛無山からの
眺め(西)

毛無山からの
眺め(東)

毛無山の展望台
夕暮れ近し…

手宮の
マックスバリュ

すぐ隣は
小樽市総合博物館

いつものところで
給油しておきます

そしていつものすき家で
最後の晩餐

今日は奮発!
卵をつけるぜ

OSPAは…
営業してました

最後にセコマで
買物を

あまり飲めなかった
カツゲンを飲む

小樽フェリーターミナル
道内走行終了

定刻通りの
出港だ

はまなす着岸
定刻通り

はまなす
今秋で除籍だ

おそらく20台くらい
少ないかも

遠隔呑み会
毎度のパターン

廃船間際なので
修理されないのかな?


 2025.09.17 舞鶴  →  高松 (雨/曇)

朝8時起床。昨日買ったインスタントコーヒーを入れてパンで朝食。貧しいが…この程度で十分な気がする。そして毎度のフォワードサロンにてレポート作成。10時には僚船のあかしあとの行き合いを撮影。天気はやや曇りだったが、順光なので先着1名様限定の撮影場所を陣取り撮影。僚船あかしあはまだ廃船時期が決まってないが、僚船が11月廃船なので遠くない未来に発表があるだろう。来年は乗れるかどうか謎状態かも。レポートを作成して、売店にてビールを買ってサイドのプロムナードでくつろぐ。フォワードサロンが飲食禁止が辛いかも。12時に、買ってきたカップ麺を食べる。まったく運動しないのでこれで十分…かも。13時に入浴。することが無いのでヒマであるが体力回復につとめる。15時にインスタントコーヒーを飲むが、マジですることがない。表記は18時だが17時半にレストランがOPENしたので速攻で行って夕食。行きは期間が合わなかったが期間限定のメニューが始まっており、価格的にどうかとかなり悩んだが北海道ツーリングの最後らしく、鮭といくらを使った親子丼(2000円)を食べることにした。量は少なめであり、きっと冷凍ものだろうがちゃんとサーモンといくらは入っておりそれらしく食べることは可能だった。丼のタレは付属せずテーブルにある薄口?醤油をかけて食べるが、この値段なら専用のタレが欲しいところかも。船内アナウンスによると、ちょっと早めの20時半に到着するという。深夜に走ることになるので、量を補うべく19時半にカップ焼きそばを食べておく。ここでショッキングなことが…。帰りの天候は晴れと信じていて疑わなかったので天気予報を確認していなかった。船内放送で着岸時刻等のお知らせをするのだが、舞鶴港の天候は「小雨」と言っていたのが聞こえた。マジで耳を疑った(゚Д゚)。急ぎ雨雲レーダーを確認のところ、着岸時にスポット的にゲリラ豪雨に遭う可能性が高い。形状からして、高速を走っても福知山あたりまで雨に会いながら走るハメになりそうだ。が、雨は広域ではないので待てばやりすごせそうな感じもある。明日が仕事という訳でも無いので走らない方を選択。だが、着岸時の雨の状態が心配だ。マジでギリギリの線なのだ。Kedamono塾長の呪いの精度には驚かされるばかりだ。20時30分に予定通りに下船が始まる。車より先に出してくれて助かるが、下船のタラップを降りるときにはまだ小雨だった。着岸前に船のゲートが開いたところから見た感じではそれほど降ってなかったのでカッパは着ていない。20台ほどいた他の皆さんはカッパ装備だ(おそらくそのまま走ると思われる)。ギリギリセーフかと喜んだが、下船してターミナル前に到着するときに雨脚が強まり大粒の雨が落ちてきた。急ぎバイクに簡易カバーをしてターミナルに逃げ込んだが、盛大に濡れてしまった。エアコンが効いて快適なターミナル2階の待合所で待つことになる。私以外は乗船待ちの方々だろう。結局2時間程度待ったが、雨雲もほとんど去り、行く先の高速道路でも確認できない程度になったので予定より2時間遅れの23時に出発。突然の雨雲発生に備えて、スマホには、Webブラウザーの雨雲レーダーを表示させておく。コレは5〜10分毎に自動更新されるので雨雲の突然発生にそなえるには有利なのだ(アプリのレーダーは更新されないのが難点)。結局、六人部PA、西紀SAで雨雲レーダー確認&トイレ休憩をしながら淡路SAに到着。途中でも雨が降りそうなこともなく普通に走れてしまう。が、いつもより2時間遅いとトラックの率がとても高い。しかも時間待ちのトラックがSA、PAや付近の路側帯に駐車していていたのには驚いた。そして予定より2時間遅れの3時前に自宅に無事到着。バイクを収納し、荷物を降ろし、2025年の北海道ツーリングも無事終了した。結局カッパを着たのが行きの淡路前後(ほとんど降られてないが)、2日目の昼から2時間くらいと多くは無かったのでまだマシだった方だろう。今年の天気は不安定で道北や釧路、白老など大雨洪水になって大変だったので私はまだマシな方だ。



やっぱり貧しい
朝飯だ

フォワードサロンで
レポート作成

僚船あかしあ
行きに乗った船

この角度で撮れるのは
後部デッキで1名様

後部デッキ
観客の皆様

はまなす船内
5Fから

はまなす船内
6Fを見る

はまなす船内
売店付近

はまなす船内
自販機

はまなす船内
受付

はまなす船内
受付前

受付前

現在位置表示
少し早く着くみたい

下段 上部が広い区画

ツーリストA 上段

私の区画は相手無し
天井は低い

朝から飲んでます
最後の飲酒

給湯室

昼も貧しく
カップ麺だけ

期間限定メニュー

はまなすレストラン
ジュピター

迷ったけど鮭とイクラの
親子丼2000円

ビミョーにゴージャス感
無いような気がする…

カフェテリアは…
やらなくなった

ツーリストA
天井は低い

残念ながら
夕陽は見えず

後部デッキ
閑散としてます

夜食の
カップ焼きそば

3甲板後部
バイク積載風景

まだ舞鶴は…
雨は降ってない?

皆さん下船準備
カッパ装着です

早着15分でも
ありがたい

でもギリギリ雨に遭って
ずぶ濡れに…

待ったら雨も上がった
はまなすin舞鶴

雨の中を走らず
駐車場で待機

西紀SA
雨は降らず

淡路SA
もう1時だ

いつもより
2時間遅れ

明石海峡大橋も
暗いままです

帰るまでが
ツーリングです


走行軌跡2025

道内走行3202km 総走行距離3768km 無事故無違反無転倒 カッパ2

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