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恒例の大学同期とのツーリング(春編)です

毎年春と秋は大学の同期とツーリングに行きます。今年はT見氏が幹事です。
去年は、T見氏の希望で香川県の高見島に行きました。なんと、今年は奈良県の高見山に行くとの
ことです。実は高見山は先月も行っているのです。でもそれは広島県に存在する島の中の山です。
高見山は単純な名前のせいか、全国に何カ所かあるようですが、奈良県の高見山がおそらく一番
高いということらしいです。先月も高見山に行ったし、行くしかありませんね(笑)


              お知らせ

   今回も、ツーリングの経路をGoogleMapに表示し
   どこに行ったのか、どこの写真なのかがわかるページ
   を準備しました。
   画像もクリックすると拡大できます。
   地図も拡大縮小可能です。

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今年も好天に恵まれました…


2010/05/04 晴/曇

集合は、9時に兵庫県のT見氏の家です。朝の5時半に家を出発。朝食をとっても余裕で着くはずです。
まずは高速に入る前にコンビニにて食事です。例の150円コーヒーを飲みたいのでミニストップを使います。


ミニストップにて朝食

高速を使い淡路経由で明石を目指します。ここのところ不思議な天候が続きます。暑かったり寒かったり。
今日もどうなるか不明なのですが、暑くなることを予想して今年初のメッシュジャケットを使います。
朝はさすがに少し寒いので、防風インナーを装着、防寒のためフリースを着ています。
手袋はスリーシーズンですが、少し寒いのでグリップヒーターを入れます。こういう時に便利ですね。


霧の南淡

高速は混雑もそれほどなく順調ですが、鳴門手前にて、こちらがわ車線のトラックが相手側車線に突っ込
んで大破して相手側車線をふさいでいるような事故です。こちらは流れていましたが反対は渋滞していました。
鳴門から南淡のあたりでは霧です。さっきまで晴れていたのに…(^_^;)
ビミョーにツーリング気分が盛り下がりますね。


明石SA

渋滞もなく明石SAに到着。ここからT見氏の家も近いので余裕です。ここまで来るとすっかり晴れており、
暑くなってきたのでフリースも脱ぎ、防風インナーも収納します。今日は暑くなりそうです。

T見氏の家でI田氏と合流。また加古川バイパスと阪神高速を使い、奈良を目指します。
混雑を避けるため湾岸線を使います。一端おりて、再度乗るまでが若干混んでいたような…(^_^;)

しかしながら、阪神高速は、短い区間に料金所が多々あります。今まではいちいち停車して現金を払って
いたのですが、最近はETCが使えます(…が1000円区間には入らないのが難点)。
しかしながらI田氏は、意地でもETCを導入しません。理屈でもなんでもなく意固地になっているとしか思え
ないのですが、まぁ人というのはそんなものですので、半分諦めですな。


中島料金所で

田舎の高速のICだと、それほど感じなかったのですが、阪神高速だと、こうやって非ETC車を端によって待つ
(元々駐停車禁止なので停まること自体がアウトなのだが)ことが結構危険だと思いました。
混雑しているとETCレーンを通過する車にとぎれが無く、停止が無い分加速も速いため、この動線を横切って
動くということも危険、停まって待つのも危険になるのです。ETCレーンが両端なことが多いのと、出たところが
狭い(停車スペースが無い)ところもあったりして大変でした。阪神高速にてETC車と非ETC車の混在ツーリングは
危険ですな…という結論に達しました。が、プロテクターでも肘と膝はハードタイプを入れるが、背中も胸も無防備
という???なこだわりを持つI田氏ですから、きっと意地でもETCは付けないでしょう。彼とは阪神高速を走っては
いけないという結論になりそうです(涙)


昼飯800円

途中の喫茶で昼食

高速を降りたとたん渋滞です。市内は混んでいました。なんとか、明日香の方に向かって行きます。
今日は、高見山荘に着けばOKなのですが、直行だと、いくらなんでも早く着きすぎます。
観光地になるまえに、途中の喫茶店で昼食です。特に普通のチキン定食でした。食後に頼んだコーヒーが…
意外とウマくてびっくりでした。イイ味だしてたな…。


石舞台本体
これは昔のまま

無料説明員の説明を聞く
T見氏とI田氏

暑いので
ソフトクリームを買う

今日の唯一の観光として選んだのが石舞台です。
私も昔行ったことがあるのですが…今は入場料を取っての見せ物になっていました。
昔は塀もなく、単なる広っぱだったような気がするのですが既に忘却の彼方です。とりあえず250円払って入りま
す。石舞台自身は変わってなかったと思います(当たり前だが…)。
とにかく観光客が多い。自転車でこのあたりを周遊していると思われる方も多数です。人気の観光地ですね。
T見氏とI田氏は、無料説明員の説明を聞いていました。私は暑いので影で待避していましたが…(^_^;)
急ぐ必要もないので、久しぶりに会ったことだし、休憩所でだらだら話をしていました。これまた同窓ツーリングの
楽しみですね。古代米?のソフトを買って食べます。まるで観光客ですな(笑)


給油しておく

さて、山の中に入る前には給油です。

高見山荘に行くにはちょっと早いので、明日の登山口の下見をしておきます…って、下見しておいて
良かったです。な…なんと(;゚Д゚)


三重側は通行止め

そして奈良側も通行止め

旧道で高見峠に通じる道は、どちら側からも通行止めとあります(;゚Д゚)
これは弱りました…明日はどうしましょう。とりあえず宿に行く前に、夜の宴会用の酒を仕入れます。


酒屋で酒を買う

ここで店のおばちゃんに聞いたところ、今年に入って崩落があって通行止めだという。見に行ったときに
ケータイで撮影したよと、その画像を見せてくれました。宿に入ってからさらに情報を聞き出しましょう。


温泉で汗を流す

晩飯だ〜!

川魚料理ですね

宿に入りました。5時頃ですからちょうどイイ時間です。どうやら宿泊客は我々3名だけのようです(^_^;)
おかげでバイクは宿の前に駐車させてもらえました…。
温泉に入るのですが、我々だけなので防水カメラが思い切り使えますね。I田氏はカメラは最近使ってなかったよう
なのですが…どんな下心からなのか新型松下の防水カメラを買っていました。
晩飯は当然川魚料理です。宿の前で養殖しているらしく新鮮で、魚嫌いの私でも簡単に違和感なく食べることが
できました。肉と違って油分も少ないためか食べてもさっぱりしていますね。

肝心の、高見山登山へのアクセスの件については、宿の主人もあまり知らないようでした。
宿泊客が我々だけだったので、女将さんが食事中我々の相手をしてくれて食事も楽しかったですね。
ビンボー旅行ばかりの私ですが、同期とのツーリング時のみ、一般人の気分を味わえます(私が幹事をすると…
ビンボー選択になりますが…)。ちなみに、ここは一泊二食で12000円/1人と立派な価格です。
宿は新しくはないですが、それなりにゆったりとした作りだし、部屋も広く掃除も行き届いていました。
さすが、立派な値段だけはあります。

夜は持ち込んだ酒を飲んで12時に消灯。T見氏とのイビキ勝負にはすっかり負けて彼に先に寝られてしまい
ました。しかもT見氏は、布団を吹っ飛ばして寝ていて、夜中に4回も布団をかけてやりました。まるで子供
ですな。でも朝起きるとやっぱり布団はありませんでした(笑)


朝飯

宿の前の生け簀

宿全景


と、一般の旅行気分を満喫して宿を後にします。登山があるので、あまりゆっくりとはできないのです。

とりあえず、高見峠へ直接アクセスすることは難しいようです。奈良県側から小峠という登山口にアクセスして
みようとなりました。小峠から山頂を目指す方が距離はありますが坂は緩いみたいですし…。
まずは、酒屋の自販機で水分を購入。私は、汗かきなので予備として、その場で500ccのイオン飲料を一気飲み
しておきました。持って行くのは2本だけです。


通行止めをちょいと…

確かに崩れてます

こりゃひどい…

まず昨日来たところです。
通行止めをちょいと…って、あれ?大阪ナンバーの125ccが脇目もふらずに通過していっちゃいましたよ。
1kmほど行くと確かに崩れていてこれ以上バイクで行くのは無理です。さっきのスクーターのおっちゃんは、迷うことなく
装備をして山登りに行ったようです。状況を知っていたとしか思えません…が、大阪ナンバーなのに…。
我々もここにバイクを置いて山装備にチェンジ、歩いて行きます。


小峠に熊出没注意の看板が…

登山道入口

少し歩くとほどなく小峠に。フツーの道なので楽ですな。通行止めになっていなければ、小峠のちょっと前までバイク
で来ることができます。バイクなら楽勝で駐車可能ですね。
さて、ここから登山です。木々の間を縫って上がるので直射日光はあまりあびません。今日は晴れて気温が上がって
いるので助かります。頂上は標高1200mなので、もう少し涼しいかと思っていたのですが十分Tシャツ1枚でOKです。


老夫婦が先行…

途中で休憩

見晴らしがイイ…

置いてきたバイクが見える

人気の山なのか、我々以外にも登山客はいます。我々は楽して頂上を…と狙いますが、本格派はもうちょっと下のスタート地点から
別の町の方に抜ける10kmほどのコースを歩くようです。
よく山でみかける、きっと定年後の趣味でしょう…老夫婦がフツーのペースで先行します。イイ感じですよねぇ、こんな夫婦は。
ウチの嫁はどんどん太ってきているし、元々出不精なので、こんなのは絶対無理ですね(´Д`)
このコースの途中には、いろいろ名前のついた石や岩があって看板がついています。ぼちぼち飲料を飲んだり休憩したりしながら
頂上を目指します。それほどガレていたり急なところはなく、比較的楽な登山です(が、普段運動不足の体には筋肉にも呼吸器に
も負担が大きく辛いですな…)


山頂には神社が…

登頂記念

神社の裏には三角点が…

やっと山頂です。山頂には待避小屋があり、上は展望台になっていました。神社もあります。
他の登山客もいて人気のポイントだったことがよくわかります。持ってきたカロリーメイトを食って栄養補給しておきます。
時間的にはお弁当を持ってきてここで食べれば良かったのですが…そこまで準備していませんでした。本当は、午前中
くらいに下山したいのですが、ちょっと無理なようです。


名残惜しいが下山開始

木陰無く急坂

あと少しだぜ!

きて、名残惜しいですが、ここで下山開始です。せっかく登ったのに下るのは悔しいですが、仕方ありません。
下山は元来た道を戻るのではなく、高見峠の方に降りてみることにしました。降りてびっくり、確かに険しく急坂ですし、
木陰もありません。これが上りなら結構キツかったかもしれません。小峠から来て大正解かもしれません。もし、通行止めが
無ければ高見峠からのこの道(最短距離)の往復をしていたことでしょう。違う道も楽しめて意外とラッキーしたかも。
また、途中で何も看板のあるようなところも無く、単調でした。最短は最良ではないのですね(^_^;)


ここにも熊出没注意が

下山記念

高見峠は県境だ

出発…に戻って
万歳!!

下りは楽です。呼吸器に全く負担がかかりません。膝の関節には結構負担がかかりますが、その時はわからないのです。
翌日か翌々日には…膝が痛んでいることでしょう(笑)
最短コースかつ下りなので、結構早く下山ができました。高見峠に到着です。ここが県境になっているようですね。
ここから旧国道を歩いて先ほどの崩落現場まで戻るのです。普通の道なので登山に比べたら楽なものです。
が、通行止めが長いのか、小さな岩がゴロゴロ道に崩れてきていて廃道の雰囲気がプンプンでしたね。まぁ…林道なら
別にフツーって感じですが。生活道路でもないので復旧はまだまだ後回しにされる可能性が大だとか…。
と、無事下山して出発したのでした。


お昼は手抜きでコンビニで食事だ

さて、既にお昼は回っています。T見氏もI田氏も兵庫県民ですから、そう遠くないのですが私は四国なので遠いです。
近くに食事処も無いのは行きでわかっているので、最初のコンビニで食事です。おにぎり、サンドイッチ、牛乳などで
栄養補給です。私は水分が足りなかったので500mlのイオン飲料を飲み干します(^_^;)


最後に垂水PAにて

ここからは、来た道を戻ります。阪神高速湾岸線を通って兵庫県に戻ります。実は私は湾岸線を走るのははじめて
でしたが、意外と視界も効いていい感じですね。でも料金所多すぎ。(非ETC車だと厳しいですね)
T見氏もI田氏も無線を装着しています。彼らは使うのは年2回のこのツーリングくらいなのです。おかげで、以前の私と同様に
マイクが手抜きです。以前の私と同様にいろいろ工夫するのですがやっぱり駄目です。やっぱり…最後はケチらないでKTELです
ね…あきらめがつきましたよ…私も。おかげで今回も無線のトラブルは多かったです。オナクラの皆さんの音声のクリアなこと…。
(この3日後にオナクラうどんツーリングに途中参加して再認識です(´∀`))
垂水PAにて解散です。


北淡で給油

連休最後の日なので混雑が心配です。今のところ順調に流れています。まだ、淡路から兵庫に流れ込む車も渋滞ほどではない
ようです。四国に向かう車も、多いですが、順調です。
渋滞すると燃料が心配になるのでとりあえず給油です。驚いたことに北淡はセルフで24時間になっていました。
これは北海道に行って舞鶴から帰るときに朗報です。24時間は助かりますねぇ。


南淡で

結局、最後まで渋滞はありませんでした。さすがに上りは、四国のいつもの大坂峠あたりから渋滞しているようでしたが…。
ということで19時頃には自宅に到着したのでした。




                  今回の走行約647km、無事故無違反無転倒。



                                   
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