三連休は天気が良いという予報でした。金曜日は予想通りしっかり雨。一日おいて日曜日なら路面も完全に乾いていいだろう…と日曜日に遠出することにしました。土曜日は晴れだったはずですが昼過ぎと夕方、小さいけど厳し雨雲が市内を通過し、激しい雨が短時間降りました。既に予報は怪しかったのですが、日曜は晴/曇っぽく雨の心配も少なそうでした。コレを信じて朝早起きして出発したのですが…。
2025/11/02 曇 朝4時起きで5時出発です。天気予報を信じていたので朝の確認を怠りました。まだ夜が明けて無くて天気がよくわかりません。星空が見えないところを見ると曇っているようですが…まぁ、そのうち晴れるだろうと気楽に考えていました。給油しようといつものガソリンスタンドに行ったら、まだ開いていませんでした(´Д`) IC近くのガソリンスタンドで給油してスタートです。 気温は14度くらいと若干寒い程度です。高知への山越えと目的地である四国カルストは高度があるので真冬装備一歩手前の装備で向かいます。上は、あと腕にカイロを貼れば真冬装備という、長袖のウルトラヒートテックシャツ+アームウォーマー、USB電熱ベスト、薄手のダウンジャケットを着込んでいます。下はウルトラヒートテックパッチ、厚手の靴下、コミネのジーンズにも防風インナーを入れています。手袋は先切れの中にオタフクのインナーを入れています。グリップヒーター全開で全く問題ありません。 高松中央ICから高速に乗ります。この三連休はETCの休日割引がありません。本来ならどうしようかと迷うところなのですが、今年土日祝限定の二輪の定率割引が11月末まで実施されていて、連休除外もありません。登録して2日を申請しておきました。1回の走行が80km越という限定はつきますが、今回だと問題なく通常の休日割引よりさらに1割ほど安くなる…はずです(請求時に精算されるので当日は不明)。 快適に高速を走行します。まだ夜が明けず真っ暗で補助灯を点灯して走ります。 豊浜SAで休憩です。夜が明けたはずですが曇っていて日の出も見えずガッカリな出発でした。昼からは晴れるだろうと期待しながら天気予報を見て愕然です(゚Д゚) 香川も松山も夕方雨予想なのです。高知は曇りで若干マシっぽい。もうこれは帰ろうかと思うくらいです、が、ここまで来て引き返すのも…と思い高知方面へと向かいます。この時間ですが…県外バイクが2台ほどいました。さすが連休。 高知道へと分岐し山越えをします。気温が下がってきて10度を割ります。ちょっと霧っぽく夜が明けたのに空が真っ白で気分も盛り下がります。馬立PAに入ってみます。気温は6度でしたが、服装装備に問題なしです。バイクは皆無でした。 続いて南国SAに入ります。県外バイクも2台、香川からのツーリング集団も居て連休の活気が感じられます。時間も7時を回りましたし、高速を降りても朝食を取れそうなところが無いのでSAの食堂にて朝食です。残念なことにここには朝食メニューが無いようで、全般的にお高め価格です。ちょっと冷えたこともあり、温かい肉ソバ(900円)を選択。量も多くなくダイエット中には丁度良い感じかも。 土佐PAにて天気予報確認してから須崎で高速を降り、道の駅かわうその里すさきに寄ってみます。残念なことにバイク皆無です。下界の温度はまだマシなのでグローブのインナーを外しておきます。グリップヒーター全開で問題無しでした。少し西に向かったところにある、shopたけざきに向かいます。ここは10年以上前にGTRのオナクラのツーリングで来たお店で、たまご焼きが有名です。他店舗に出荷する商品を生産するのか早朝より営業しています。連休中だけあって到着時は路駐が出るほどの人気で店舗内の商品もガラガラになっていました(他店舗出荷生産中で店内用が少ないみたいでした)。1セットだけ残っていた、おにぎり2個と卵焼きの弁当(510円)を買います。予定では、天気の良い四国カルストの姫鶴平のベンチにてカップ麺&このお弁当を食べる予定でした。ここでもまだ空は白く曇っています。 山に入る前に最後のセルフのスタンドで給油です。ここも毎度利用させてもらっています。国道197号線から四国カルストへの分岐点へと到着。山の方は晴れているどころかどんよりしていて、マジこれで大丈夫?状態でした。アクセス路は大型バイクでも楽勝な良い道でビックリするくらいです。 ということで10時前に東の端にある旧天狗荘、現在の星ふるヴィレッジTENGUに到着です。前回来たときには改装中でした。以前は昭和感あふれる国民宿舎的な感じの施設でしたが、現在はお高級路線を走って貧乏人の[武]では利用できないようなオサレな施設になっちゃいました。以前は施設前の展望台までバイクで入れていたのですが現在は乗り入れ禁止です。天気も良くなかったせいもありますが観客ゼロ状態でした。とりあえず以前からある県境のところで撮影。この施設は県境を跨いで建っています。そして展望台からも撮影しますが曇っていて残念な景色。ですが、後から見た姫鶴平の霧の中よりはまだマシだったかも。 曇ってビミョーなカルストを走って姫鶴平へ。霧っぽくなってきました。シールドに細かい水滴がついてきます。気温は…5度を示していました。マジ真冬って感じです。さすが、連休中だけあって県外からのライダーも多数でした。皆さん…私と同様に騙された感があったでしょうね。景色もカップ麺も諦めます。30分以上、まったりとコーヒーを飲みながらライダーさん達と雑談です。和歌山から来た人は、昨夜上陸した後、徳島で雨に会ったそうです。昨夜からキャンプしていたライダーさんに聞くと、夜も気温は今ぐらいだったそうで、よく晴れて天ノ川も見えたということでした。でも、今はすっかり霧の中。高松ナンバーのジグサー250さんは…朝出たのではなく宿泊だったそうです。他、関西圏からのライダーさんたちともお話ししながら過ごしました。景色が楽しめない時はコレでも結構楽しい。連休中なのでライダーが多くて助かります。 本当はここから西へ抜け、さらに松山経由で帰ろうかと思っていたのですが気分が盛り下がり、来た道を引き返します。天狗荘までの道は、走るのが危険なレベルの濃い霧が発生。私はイエローフォグを点灯してゆっくり走ります。車の方々はハザードランプを点滅させながら走っていました。すっかり湿気てしまいました。 下っていくと霧は晴れましたが、空はあいかわらず真っ白で曇り空です。下に降りると気温も10度を超えて厳しさはなくなります。道の駅ゆすはらに来ました。ここはライダーズインンがあったり、プールや温泉もあるちょっとオサレなところです。古くなってきたせいかいろいろ改装しようとしている感じがあります。謎の構造物があったのですが、調べると有名建築家が作った雲の上ギャラリーでした。入館は無料とも有料ともあって、謎の空中回廊っぽいギャラリーがあるようです。外のトイレが無くなっており道の駅施設の中の靴を脱いで入るトイレになっていて使えませんでした。 隣のキャンプ場に隣接する太郎川公園にはイイ感じの水車小屋があります。その前で撮影。だだっぴろい、どうも何か改装しようとしている駐車場にて椅子を出し、朝買ってきたお弁当を食べます。ちょっと大きめのおにぎり、卵焼きが美味かったです。買ったときはまだ温かく、朝一番に行って朝飯に食うのも良いかと思いました。 梼原町を通りましたが、メインの通りはキレイで新しい感じに整備され、とても田舎の山の中に現れる町並みじゃないというイメージでした。観光施設にはなりきってない感じもします。 北側にある屋根付き橋の神幸橋に寄ってみました。ここから北東の山の中にはいくつも屋根付きの橋があります。このあたりに集中して存在する謎の構造です。屋根の下が物置になっていたりすることもあります。そして謎なのは橋の中央部分に椅子があって集会(宴会?)が出来そうな感じです。屋根付きの集会所かと思うくらいに。意外と観光客がいました。さすが連休です。 国道197号線を走ります。このあたりも快走路で大型バイクで走っても気持ちよい道です。が…天気はあいかわらず曇っていてガッカリ感満載でした。ココには宮古島で有名な警官の人形(宮古島まもる君)の同型艦が存在するので、その状態がどうなっているかの調査です。既に知っている2体とも健在で、あいかわらず交通安全を見守っていました。デザインからして昭和の遺産かと思っていたのですが、宮古島では1991年に1号が入ったみたいですので平成の品なのかもしれません。 道の駅日吉夢産地でトイレ休憩です。鬼北町なので柚鬼媛という赤ちゃんを抱いた鬼の大きな像があります。バイクも数台停まっていました。ここで焼いている150円の甘そうなパンがあったので買ってみます。疲れた体には甘いパンが嬉しいです。気温も安定してきたので薄手のダウンを脱いで箱にいれておきました。電熱ベストもOFFです。 引き続き国道197号線を走っていると…んんん???今まで気づきませんでしたが3体目の宮古島まもる君の同型艦が居ました。交通安全を見守るならもっと目立つところの方が良いのに…・ここの人形も保存状態は良いようです。 帰ってから調べると…なんと、ここより少し北と、松山市内に同型艦があと2体あるようで、今度是非行ってみたいと思いました。 道の駅広見森の三角ぼうしに寄ってみます。先ほどの女性の鬼に対してかオッサンの鬼がいます。バイクは…いませんでした。 JR松丸駅に来ました。ここは駅舎の半分が温泉施設になっています。駅の前には足湯があるので足をつけてみます。ニーシンガードが入っているのでズボンをめくりあげられないので少ししか入れられなかったのが残念かも。駅に列車が来ました。海洋堂のホビー列車でした。誰も乗り降りしないかと思っていたら…乗る人も降りる人もいて利用されていました。 ところで…道の駅ゆすはらから既に道の駅が3つ続いています。駅の北側にも道の駅虹の森公園まつのがあります。ちょうど何かのイベントがあるらしく警備員が出ていて入れませんでしたが…このあたり道の駅が連続するのです。続いてはJR江川崎駅近くにある道の駅よって西土佐です。バイク多数でした。山口のツーリングライダーさんや、愛媛の旧CB-750Fライダーさんたちと楽しく雑談。イベントが無いのでコレだけが楽しみかも。続いて、朝食や昼食を食べたことがある道の駅四万十とおわです。もう15時を過ぎていましたがバイクが居ました。さすが連休。 次は道の駅四万十大正です。施設は小さめですが、立派なトイレがありました。施設内では地元で作った寿司が半額になっていて心引かれましたが我慢です。温かい飲み物が尽きたのでホット缶ココアを飲みました。自作のココアは砂糖やミルク無しのものですが、売っているものは甘いですね。夕方になってやっと晴れてきました。気持ちよく走れるのですが、陽が傾くと空の青さも感じられないのが残念です。 国道56号線に出ました。道の駅あぐり窪川で休憩です。ここは高速の最終地点でもあるので車やライダーで賑わっています。まだバイクも多かったのですが、皆さん高知ナンバーでした。一日ツーリングを楽しんでここから帰途につくのでしょう。ちょうど良い時間ですね。ここは売店や露天の焼き物もあって賑わうのですが…営業は16時までみたいで既に後片付け段階でした。とても美味い豚串があるのですが、書いている値段を見てビックリ。600円です。2011年と13年では300円。コロナ前の2018年でも350円だったのが、凄く値上がりしています。外国人相手でもしているのでしょうか?ちょっとコレはもう食べることができないかもです。 早く帰るにはココから高速に入るのが良いのですが、ガソリンが不足します。高速に入ると食事が、南国SA、立川PA、豊浜SAに限られてきます。少し時間に余裕があるので56号線を高知へと走ります。途中のセルフのスタンドで給油。須崎に戻ってきて道の駅にも寄りますがバイクは皆無。須崎はこのあたりでは大きな町で、Googleマップで検索すると、すき家もありました。断念してすき家に向かっていると…途中でガストの看板が見えました。進路変更でガストに行きます。もう何年も入ったことが無かったと思います。ここも先日入った松屋と同じくコストダウンが進んでいました。客席からタブレット注文し、ロボットが配膳してくれました。支払いも伝票を持っていきセルフです。老人では対応不可のシステムですが…時代ですね。 須崎から高速に乗ります。ガストに入る前はまだ少し明るかったのですが出る頃にはすっかり真っ暗。残念ですが日没の景色は楽しめませんでした。さすが連休だけあっていつもより混雑している夜の高速を走り南国SAに。雨が心配なので雨雲レーダーを確認。とりあえず大丈夫っぽい。日が暮れて気温も下がってきたし、これから山越えなので薄手のダウンを着込み、電熱ベストも電源ONです。 馬立PAにて休憩。ここはPAですが食事もできていつも人が多いです。これから帰るのでしょう徳島のライダーさんもいました。雨雲が心配なので5分毎に自動更新されるブラウザ版の雨雲レーダーを常時表示にしておきます。(とりあえず帰るまで大丈夫でした) 続いて最後の豊浜SAでトイレ休憩。姫路ナンバーのライダーさんたちが居ました。これから瀬戸大橋を渡って姫路まで帰られるのでしょう。まだ遠いですね。 ということで、無事高松中央ICで降り、自宅に着いたのは20時半でした。とりあえず雨には会いませんでしたが四国カルストは霧、そして全体的に曇り空で残念な秋ツーリングとなってしまいました。 気になる費用の問題ですが…今回は12215円
ガソリン代 5336円 (1L 184円 20km/Lで計算) 高速代 4080円(二輪定率割引適用後予定) 朝飯 900円 弁当 510円 パン 150円 晩飯 1099円 ココア 140円 今回の走行 580km 無事故無違反無転倒
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