４時少し前に起床。朝起きると曇っています。テントは乾いているので速攻で撤収して出発です。北海道新幹線開通の影でまもなく廃止されるＪＲ江差線の始発乗るため６時半頃までに木古内駅まで行かなくてはいけません。ほとんど時間的に余裕が無いので、途中コンビニで列車内で食べる朝飯を買うために停まっただけで木古内へ直行です。 木古内駅前の自転車置き場にバイクを停めておきます。新幹線の駅ができようというところなのに屋根付きの駐輪場など全く無く(T_T)です。雨が降っても良いように防水処理だけして駅に入ります。乗車券は記念乗車券を買いました。「（実際に）乗れますよね？」と聞いて乗りましたけど…（笑）。列車には私以外２名いましたが…鉄ちゃんでした。さすが廃止される路線だけあって一般人が乗ることはあまり無いようです。たまにはのんびりと…ローカル線の旅を楽しむのも良いものです。コンビニで買っておいたパンなどを食べます。本当はここでビールでの飲めたら最高なんですけどね〜。この区間の乗車は、時間的にも片道約１時間と長すぎず短すぎずです。途中、湯ノ岱駅で反対側から来た列車と行き違います。私の勉強不足でしたが、ここでは懐かしいタブレットの交換があり、駅には別の鉄ちゃんが既に構えており撮影していました。私も気づいていたら撮影できたのに…(T_T)　終着駅江差まで乗りましたが、一般人は江差寸前で２〜３名乗っただけです。江差で折り返しますが多少時間があるので駅構内を撮影しておきます。帰りものんびり乗ってました。木古内に戻って売店のＫＩＯＳＫを見ると、マニア向け？の駅名標のマグネットプレートセットがありました。２５００円もする高価な品です。またボッてるなぁ〜と思いましたが、口は「コレ下さい」と言って買っているのでありました（汗）　次は、知内駅に行ってみます。この駅は江差線ではありませんが新幹線開業の影でこっそり廃止される駅なのです。現在は、新幹線工事のための作業場みたいになっていますけど…、一日２往復（しかも特急）しか停まらない謎の駅なのです。江差線に乗っているときにスマホで確認していたのですが、下北半島にかかる雨雲がここに近づいています。急ぎ行ってみますが、雨が…(T_T)　駅では急いで撮影だけしてキックターンとなりました。一応…行ったことになりますよね…(^_^;)　途中のホクレンで３本目の旗（黄）をゲット(^^)/ 急ぎ木古内に戻ってもまだ雨っぽいです。ここから再度江差まで、一駅ずつ訪問していくのです。廃止される前にちゃんと見ておきたいですね。路線内には途中８つの駅がありますが、いずれも道路から近く訪問は容易です。ナビで目的地セットも（今は現役の駅なので）とても簡単です。最初の２駅は…天気は今にも雨が降りそうな感じでした。が、なぜか３つめから晴れてきました。暑いくらいです。天気の変化が激しすぎますよね…。途中、湯ノ岱駅では有人駅なので、入場券と、なぜか売っている軟券（湯ノ岱−江差　４４０円）を買っておきます。４４０円でペラペラの紙を買うとは物好きにもほどがあります（乗ったら別ですが…）。しかも、何でも後方支援部隊の彼にもお土産なので×２で(^_^;) 江差まで順調に駅訪問を済ませたところでお昼になってしまいました。天気は、ビミョーですが晴れですね。 えさし海の駅に行ってみます。怪しげな開陽丸がありました。昼飯を食うのもメンドーなので近くのセコマで我慢します。ここからどう動くかまだ決めてませんでした。天気も悪くないのでとりあえず海岸に沿って北上します。意外と距離が伸びません。瀬棚に来たところで北上を断念。長万部の方に方向転換です。途中は、天気も良く、朝の一部の雨がウソのようです。まるで北海道ツーリング気分ですよ。…と長万部に入ると、雨こそ降ってませんが、路面が激しく濡れています。直前にゲリラ豪雨があったようです。天気が不安定ですね。天気予報では、今晩は室蘭付近が良さそうだったので、長万部のキャンプ場でもいいか…と思っていましたが、路面が濡れていたので気が変わり、北上します。結局、洞爺湖のグリーンスティ洞爺湖というキャンプ場にしました。バイクで７００円＋ゴミ処理料１００円の合計８００円ですが、なかなかキレイでイイ感じのキャンプ場です。まずは受付時間（〜１８時）ギリギリに入ってテント設営、後で洞爺湖畔まで買い出しに出ました。 後から隣に東京から来たＮｉｎｊａ４００Ｒに乗る学生さんが来ました。本日上陸されたそうです。北海道ツーリングは初めてで今日が初日だそうです。記念すべき北海道初日ですな。元々、キャンプから入ったという彼は、ボーイスカウト経験もあり、現在は指導する立場になっているというだけあって道具は充実しているしキャンプも手慣れたものでした。若いのにすごいです！！北海道情報も結構仕入れてきているようでしたが、いろいろ北海道談義に花が咲き、大いに盛り上がりました。 北海道初日に感動している彼の目は輝いていました。最近は、バイクに乗る若者が減って、北海道ツーリングをしている人の平均年齢がどんどん上昇しているような気がしていました。若者は絶滅したんか？と思ってましたが、彼の様な好青年がまだいてくれてうれしいですね(^^)/　彼はこれから３週間の予定で時計回りに北海道一周するそうです。 彼の初めての北海道に感動する様は見ていて自分の昔を思い出しました。（彼は十分装備なんかも手慣れていて私のスタート時よりかなり進んでいますが）今までの私の北海道の経験（思い出）は人生の宝物ですが、古い記憶をさっぱり消して、彼のように新しい感動を感じてみたいという気も…ちょっとしたりして…。 話をもっとしたいところですが、明日も早いので１０時頃にはお開きにして管理棟にあるシャワー室（１００円）でシャワーを浴びます。テントに戻って本日の報告を掲示板に上げ、１１時過ぎに就寝です。睡眠時間不足ぎみで体力回復が追いついてないような気がします…(^_^;)

2013.08.21　洞爺湖　→　十勝　→　網走　（晴後曇　時々雨？）

今日も朝４時起きです。イイ天気です。初期の週間天気予報では今日と明日は全道的に良い天気でした。とても期待していたのですが、前日になってビミョーな天気に変わっています(T_T)　が、まだここは良いようです。傾向としては網走の方が良さそうです。とりあえず洞爺湖畔に行ってみます。観光地ですがまだ朝早いので人通りもまばらです。次に昭和新山と、お決まりの観光コースで走りますが…テキトーに写真を撮るだけでパス。コンビニで朝食ですが、ここで上陸後４日目でやっと道民的飲み物？のカツゲン（飲むヨーグルトみたいなもの）が飲めました。なぜ〜か、今まで入ったコンビニで全て売り切れ？状態だったのです。やっぱり北海道の朝はコレですよね。また、高速に入ります。一気に十勝まで走り抜けます。時間短縮に高速は大変便利ですが、料金もバカになりません。１０００円高速の頃は…良かったなぁ〜。今日の観光は…あまりアテがありません。とりあえず、マンガの「銀の匙」に出てくる大蝦夷農業高校のモデルになったという帯広農業高校のある帯広市に行ってみます。帯広の少し南側にあるこの高校は…マンガのまんまでした（笑）　北海道は夏が涼しくて冬が寒いので夏休みが内地に比べて短いため、既に２０日から２学期の授業が始まっており、生徒達が見えました。ので、コソコソと校舎正面を撮影しただけで退散です。続いてホクレンで給油、４本目の旗（緑）をゲットし、今年は早々とコンプリートしました(^^)/ 網走まで行きたいので、このまま北上し糠平を抜けて上川まで走ろうという計画でした。音更を過ぎ、お昼時になったので十勝名物の豚丼を探します。ちょうど士幌の道の駅にて「豚丼」の文字を発見！入ります。向かう北の方はビミョーな空の色です。スマホで確認のところ、雨の可能性が非常に高いです。しかし、１時間もすれば…雨は抜けるかもしれません。豚丼の方は…豚丼でした。吉野屋の十勝豚丼より…少し肉厚かな？？(^_^;) 食事が終わっても糠平方面の天気はビミョーです。十勝の方は悪くないので、少し南下して時間をかせぎます。くるっと回って何度か休憩したことのある東瓜幕ＰＡで昼寝です。どうも眠くていけません。雨雲レーダーを確認しますが、糠平方面の天気は回復しないようです。士幌にも雨がビミョーに迫ってきています。北上を諦め、道道を使い本別に抜けます。さらに阿寒湖方面に逃げますが、要所要所（どうも町の付近？）で雨が少しパラつきます。狭いスポットとわかっているのでカッパを着ずに逃げ切ります。阿寒湖手前から国道２４０号線で北上再開です。道の駅あいおいに寄ります。ここは昔、美幌から伸びるローカル線の終着駅　北見相生駅だったところです。２００３年に行った時には道の駅としてＯＰＥＮして間もなかったのか、駅舎も置かれてある気動車も、それは現役のままなのか？動き出しそう…というくらいキレイに整備されていました。それから整備されてないのか…どちらも大変お疲れの様子を見せています。もっとも、廃線直後の１９８７年に行ったこともあるのですが…それは廃線後放置されていて、本物のお疲れ感が出ていました。２００３年に整備されて喜んでいたのですが…また放置ですか。もったいないですねぇ。天気はすぐれないままに、美幌を抜け、網走に入ります。今夜は網走湖畔の呼人浦キャンプ場に入ります。本当に湖畔そのもののサイトで、ありがたい無料キャンプ場ですが、バイクは直接乗り入れられるせいか、ライダーが結構多く利用しているのが特徴です。雨が降らないうちに設営、晩飯を食べます。今夜はジンギスカンを焼きます。北海道のコンビニ、セイコーマートでは一人用のパックのジンギスカンも売っているのです。北海道ではジンギスカンはポピュラーな食事ですね。四国だと、スーパーでもラム肉を売っていることはまずありません。ジンギスカンを食べようと思うと、大山に行くか、西条の西条ビール園に行くかですね(^_^;) ここは何度か泊まったことがあるのですが、今回、道路の向かいが入浴可能なホテルであることに気づきました。料金も高くないようですので行ってみます。もちろんパソコン持って…（笑）　残念ながらホテルだからでしょうか、風呂上がりの休憩所はありませんでした。けれども脱衣場がとても広く、人も少なかったので、端っこでＰＣ作業を行いました。電源もあるのでありがたいのです(^_^;)　今日も結構走りました。とても疲れたので、テントの中でも意識がぶっ飛んですぐに寝付くのでありました。

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