天気予報では今日だけは天気が良さそうです。が、４時に起きて空を見るとと曇天です。なんだかいきなり気分が盛り下がります。急ぎ撤収して４時半にはスタートです。昨夜は走ると肌寒い感じがしていましたが、明るくなると温度が上がってきてちょうど良いくらいでした。まずはいきなり駅巡りです。根室本線の不人気区間です。まずは東滝川駅から…、今年も順調にこなしていけました。途中、赤平では炭鉱のずり山跡に寄ってみましたが、赤平の駅のすぐ裏が炭鉱積み出しの施設だったとは驚きです。コンビニで朝食を食べた後も駅巡りを続けますが、ちょうど昨日今日が、北海道のお盆の盆踊りのシーズンです。なぜ〜か、北海道の田舎では駅が盆踊りの会場になることが多い気がします。今回も駅前ロータリーが椅子などで占拠され入れなくなっていたところがありました。ずっと前に、駅でビバークしようと２０時頃、狙いの駅に行ってみると、駅前では盆踊り真っ最中で、とてもこっそりと寝る状態になく、あきらめて近くの公園に行ったことを思い出しました。 日が高くなる頃には空が真っ青でツーリング気分は盛り上がってきました。気温も上がり暑いくらいです。これから一週間は曇りや雨ばかりとの予報なので、今日の青空がとても眩しかった気がします。駅巡りを続けますが、富良野駅はパスです。ここは観光の富良野線の駅でもあるので廃止は無いでしょうから。そして南下を続け、下金山駅まで訪問を完了しました。ここまで南下すると、若干空模様が曇ってきて、南下が危険であることを示しています。切り上げて再度北上を開始、富良野に戻り、さらに国道を北上します。途中、美瑛では、私が結婚式を挙げたところがあるので、ちょっと寄り道して見てきました。あいかわらず閑散としていて、本当に営業しているのか？という場所になってしまっています。でも、まだ廃墟になってないだけマシかも。 　混雑している旭川をなんとか切り抜け、比布町の比布駅に向かいます。昨年は、工事中で仮駅舎だったのが、本駅舎が春に完成したようですので見に行きます。まだ、駅前ロータリーは工事中でしたが、他はキレイにできあがっていました。結構なお金をかけて複合施設型になっています。自家製のパンを提供し、中の一角で食べることができるようなオサレ空間も作られていました。比布町は比較的裕福なのでしょうか？自転車置き場も立派ですし、ライダーハウスも運営してくれています。そろそろお昼です。今回のお昼の目的地は手塩弥生駅です。名寄の西側になりますが、ちょっとまだ距離があります。仕方がないので、北比布より剣淵まで高速を使い名寄に向かいます。国道４０号線を走っていると掲示板にもお越しのｋｅｄａｍｏｎｏ氏からメールです。彼は家族と車で北海道に来ており本日離道ですが、名寄手前ですれ違い目撃されたようです。私は車相手ですので気づきませんでしたが、彼は気づいたようです。広い北海道でも会うときは会うのですね。 　手塩弥生駅ですが地図でアバウトな位置しか確認してなかったので手前で停まって確認していたら、カブのオッチャンに声をかけられ、すぐ近くであることを教えてもらいます。彼は、ボランティアヘルパーのオッチャンでした。 手塩弥生駅は、旧新名線の駅なのですが、駅舎は解体され更地になっていました。その土地を買いあげ、最新の技術で、当時の平均的な木造駅舎の外観を模して建築された駅舎風の宿泊施設です。元国鉄マン（ＪＲマン）の主人さんが５２歳という若さで退職して起業した私駅風の宿泊施設なのです。内部は、駅の雰囲気というか昭和の香りが強くするように作られており、我々のオタク心を強く刺激します。また、鉄道グッズ販売も充実しており、行けばかならずどれにしようか悩む様なものまであります。食事は音威子府ソバ定食（８００円）をいただきます。特別に普通のソバも少し付くってくれて比較できました。音威子府のソバはソのガラを捨てずに使っているから黒いそうです。宿の食堂部分のつくりですが、昭和の香りがする構造になっているこだわった作りの上、いたるところに鉄道グッズなどが装飾されており、居心地よい感じのする作りです。宿主さんとヘルパーさんとお話しして楽しい時間を過ごすことができました。ところで、この手塩弥生駅ですが、既にGTR乗りが何人か来るみたいです。フェイスブックに載っていた情報によると少なくとも私以外にも３名は来ているようです。物好きが多いんですね〜（笑） 　名残惜しいですが、時間も遅くなったので手塩弥生駅を後にして引き北上を続けます。今まではお盆過ぎに来ていたのですがどうも今回はまだお盆真っ盛りの様です、今回はお盆組が多く残っています。そのせいか…人（バイクが特に）多い気がしました。すれ違うバイクの数、ピースサインの数がいつもの年よりずっと多いですね。ゆっくりと高速を使わず走りたいところですが、時間が迫ってきました。名寄より北へ向かう高速に入り、今日の宿の手塩中川に向かいます。 　コンビニとスーパーで買い物をしてキャンプinです。ちょっと早めに入るつもりが、今日も５時前となってしまいました。入り口には「本日満員」と書いてあり、実際サイトも人が一杯に見えました…が、あせりません。どうせフリーは空いています。いつもの管理人のオバチャンも覚えてくれており「あれ？いつもこの時期（お盆真っ盛り）だったっけ？」と言ってくれました。年によっては利用者が私一人ということもあおるのに、今日は満員です。まだ今日はお盆の時期なんですねぇ。テントをいつものところに張り、一杯やります。今年から三脚をやめてあぐら椅子を持ってきたので、快適に座れます。しばらくすると神奈川から来たというタンデムのＮＣ７５０の夫婦が来ました。隣にテントを張りましたが…フリーで私以外がいるのは初めてです。今日の晩飯は、豚モモヤシ炒めですが、コンビニでは野菜がありませんでした。スーパーによっても無かったので、普通のサラダ用カット野菜を入れてみましたが、微妙です。夜は星空が出てくれ、日中は暑かったのですがとても涼しくなってきて非常に快適でした。お隣さん夫婦とも会話がはずみ（旦那は５８歳です）なかなか楽しめました。そしていつもの向かいの温泉に入り、パソコン一式を持ち込んで作業です。クラシックビール５００ｍｌ一本いただき、閉館の２２時まで居座ってしまいました。今回の北海道ツーリングでは、今後星空を見ることが…できないでしょうので一生懸命星空を見てしまいました。　本日の走行３８４ｋｍ

2016.08.15　天塩中川　→比布　（曇）

世間一般では休日ではありませんが、今日がお盆です。朝起きると、空は曇天です。朝の顔を洗っていると、雨が降り出しました。予定より早いのか？と急ぎ、荷物を屋根の下に移動し、テントを撤収します。が、撤収が終わらないうちに雨は上がってしまい、ゆっくり起きて撤収した方が良かったのでは？の結果になりました。少し送れて５時半出発。近くのコンビニも開いてないので、あきらめて南下を開始します。音威子府駅に寄って写真を撮り、音威子府のセイコーマートで朝食を買い込むのですが、雨雲レーダーを見ると雨が接近してきています。これは南下は無理ということで、急遽佐久まで戻り、日本海側へ抜けて南下をすることにしました。本当は、宗谷本線のまだ訪問していない駅に寄りながら南下したかったのですが。もくろみは当たり、雨は降りませんで晴れてさえきました。ちょっと前に、子供達をマイスターズシステムに登録している初山別より財政が苦しいから寄付を下さいという意味のお手紙が来ていました。子供達をマイスターに登録する時も（振り込みなどをせずに）直接天文台まで行って手続きをした私としては、寄付をするのは良いのですが振り込みをするのはイヤです。今年行けたら寄付しよう…と思っていたのですが、初山別町の陰謀か、国道４０号線南下を雨で阻止し、日本海側は晴れているという環境では、初山別を通らないわけにはいきません。天文台の付近に寄ったあと、役場に行って子供達二人の名前で寄付をしてきました。マイスターに登録した後も、いろいろ小冊子などを送ってきてくれて頑張ってますからね。２０１２年には家族連れで夜の天文台を訪問してますが…また、天気の良い日に子供達と行きたいと思っています。（お礼の品が目的ではないので、寄付は２人分で２分割しました。１人分で払えばお礼の品が来る金額なのですが…。また、私の名前で寄付すれば私が減税対象になるのですが、そんな下心は無いのでケチ臭いことはしませんよ、念のため）。振り込みをする人はいるでしょうが、わざわざ持って来るヤツはいないのか、窓口の出納係もどうすりゃいいのか迷ってましたよ（笑） 　深刻なネタ切れです。苫前町を通った時に、熊の看板があるので記念撮影です。なにやらベアロードというのがあるようなので、ちょっと内陸部の市街地まで行ってみます。が、あったのは熊の絵が描いてある寂れた商店街だけでした（ナンじゃこりゃ）。熊の事件があった場所までがベアロードみたいですが…ネーミングが微妙ですな。次は留萌駅に寄ります。まだ駅ソバが健在だったので鰊ソバを食います。いつまでここもやってくれることやら。特に目新しいものもありません、駅には近くの商店（観光案内所）に鉄道グッズがあるよ…とポスターが貼ってあるので行ってみます。特にヲタク的なものはありませんでした…残念。他にイベントが無いので、ちょっと寄り道になりますが増毛駅に行ってみます。なんと、警備員が２名出て列車が入る時などは観光客の整理しています。入ってくる列車も２両編成です。最後のフィーバーをしていましたね。来年廃線になった後はどうなっていることやら。近くに国希酒造にも寄ってみます。ここにも謎の鉄道グッズコーナーがあります。去年買えなかった留萌線の駅名標マグネットを購入しておきました。今年は品切れも無く潤沢でした。レジで話しかけると、今年は量を多く置いて品切れが無いようにしているということでした。燃える商魂ですな（笑）　ということをしていると毎度のことながら時間がなくなります。急ぎ留萌まで戻り、高速に乗ります。ここは無料区間ではありません。しかも今日は月曜なので割り引きもありません…とほほですね。ということで、急ぎ走り、比布には３時過ぎに到着です。４時から受け付けですのでコンビニで食材を仕入れて３時半には比布のブンブンハウス到着しました。既に何人か来ていました。管理人のオッチャンは体調不調なのかいないそうで、代わりの人が来て４時でもないのに開けてくれて早々と中に入れました。 ここの駐輪場は屋根付きで雨をやり過ごすには最適です。翌日の天気が朝から良くないみたいなので、ここを去年に続き選びました。さすがお盆ということと、明日の天気のせいか続々とライダーが集まってきます。夕方までには、ほぼほぼちょうど良いくらいの満員になりました。（夜にチャリダー集団が来ましたが、ハウスには入らず前の屋根付き駐輪場内でキャンプしていました）私は先にコインシャワーを使って汗を流します。１００円でシャワーが使えるので助かっています。まだ雨は降ってきません。自炊組がハウスの横にあるバーベキューハウスに集まり、各々料理を始めます。いかにも北海道らしい楽しい時間でした。話題は尽きずいろいろ話しました。皆さんも各自工夫したキャンプ道具でそれを見るのも楽しいですね。アルコールバーナーも初めてみましたが、なかなか使えそうです。小型化には良いなと思いました。愛知からは夫婦でＣＢ１１００にタンデムで来ているライダーがいましたが（旦那は４５歳）後ろにワンオフの荷台を付け、巨大な箱を搭載し、結構大きなテーブル、椅子×２まで搭載、キャンプグッズも満載で驚きでした。日が暮れると小さな虫が電灯に山ほど集まって、それはそれで驚きでした。噴射するタイプのベープを吹きかけると、それは怖いくらい下に落ちてきました（きゃ〜）。食事は終わったので９時近くまで外で楽しくやってました。私がそろそろ近所迷惑なので切り上げるかと言うと、皆さんサクっと切り上げます。また、中に入って１０時近くになったので、そろそろ消灯（本当は９時半）だね、と言うとこれまたサクっと切り上げて馬鹿をするやつがいません。良いことです。本来は管理人さんが居る（去年は）はずですが、鍵を開けて以来誰も来ません。かなり放置状態なのですが、風紀を乱すヤツもいなくて良い感じでした。夜は、雨が降っていたようですが屋根の下なので何の問題もなく安眠できました。　本日の走行３４１ｋｍ

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