朝4時起きで即撤収です。夕張行きの始発は6時半です。時間に余裕があるのでセブンイレブンに行って朝食っぽいものを買って食っておきます。駅に戻って列車の発車時刻まで撮影にいそしみます。構内に係留されていた2両編成の列車は分離され、夕張行きと千歳行きになりました。夕張行きの列車はそれほど混雑していませんが、本物の地元のお客さんは少なめで、鉄ちゃんの利用が多いのは、廃線が近いということでしょう。この区間は短いのでお手軽です。約30分で無事、夕張に到着し、折り返します。往復で約1時間の鉄ちゃんの旅でした。これくらいが気軽で良いのですけどね。2年前には全駅訪問も終了しているので、今回はこれで夕張を離脱です。高速に入り帯広、足寄方面へと走ります。昨日は夜であまり見えませんでしたが、春の北海道を走るのは本当に久しぶりで、山間部に入ると雪景色になるのにはびっくりですね。気温も微妙に下がります。服装は上下電熱服を着込んでいるので寒いと電熱のパワーを上げて対応します。天気は回復してきて晴れ間が出てきました。気温は思ったより上がっていて山間部以外は快適な春の感じさえします。足寄手前で降りて下道を走ってみます。高速道路では北海道気分が出ませんからね。やっと北海道気分ですが、何か違和感ありますね。夏だと周りが緑で一杯ですが、この季節は畑も山々も茶色っぽい感じで生き生き感がありません。
今回最初のセイコーマートに入ります。時間はお昼前ですが、カツゲン&豚串です。やっと北海道気分が出ました。今日は、網走までの移動なので時間的には余裕があります。この余裕を使って、摩周駅から網走駅までの全駅訪問をやってしまえば、その後の展開が楽になります。特にこの区間を制覇しておくと、網走から摩周までは美幌峠経由でのアクセスが可能になり、1日で釧路以降の駅まで訪問が可能になるため宿泊地の設定が楽になります(釧路付近には良いキャンプ地がないのです)。ということで足寄から阿寒湖へと向かいます。ここもあまり普段は走らない道ですね。峠越えでは雪景色となったので、停まって撮影です。交通量は少なめで、バイクはほぼ皆無という感じです。地元の人すら走っていません。今日は土曜日のはずなんですが…このあたりは不人気なのでしょうか。途中で荷物満載のZZR1400(確か足寄で給油した時に隣にいた人)に抜かれました。元気に飛ばしています。阿寒湖を通り過ぎ、弟子屈に入る前にバイクがパトカーに捕まっているのが見えた気がします。ちょうど防風用の壁の陰に連れ込まれていたみたいでよく確認できませんでしたが、パトランプが回っていたような気がしますので、きっとさっきの彼が捕まっていたと思われます。飛ばすのは要注意ですね。弟子屈にある摩周駅に向かいます。ここは前は確か弟子屈駅と言っていたはずですが、知名度の高い摩周湖に名前を変えてしまいました。なんだか自然なようで不自然な感じです。
お昼ご飯がまだなので、駅前で豚丼を食っておきます。着込んでいるので暑くてたいへんでした。この時期は、寒さ対策で着込みますが、日中の温度は上がるし、室内の温度もそれなりなので調整が大変です。摩周駅から網走駅まで順に駅を訪問していきます。このあたりは、なんだかんだで一度は来たことがある駅が多かったですね。昼過ぎから回るにしては若干駅数が多いです。斜里駅から私のお疲れ感が半端無かったです。しかも、このあたりの駅は普段からよく来ている駅ですから新鮮味もありません。網走駅手前の桂台駅訪問を終えたのが17時前、予定のギリギリですね。まずは宿泊地の確保で、網走を通過して呼人浦に行って見ます。夏は人気のキャンプ場で、人が多いのですが、見る限り車で来ていた2人連れのテントが1つだけでした。とりあえず水道とトイレを確認し、テントを張っておきます。引き返して網走駅に行って、翌日の駅の窓口の営業時間を確認しておきます。田舎の駅だと、朝はあいてないことがあるからですが、網走駅では問題無く始発から営業しているということでした。続いてセイコーマートに行って晩飯を酒を買い込みますが、弁当が売り切れ状態でした。キャンプ場への途中にあるローソンで弁当を買って、呼人にキャンプinです。弁当を食って酒飲んで…、無事に一日の仕事を終えます。気温は日が暮れると急激に下がります。おそらく5度前後かと思われます。服装はバイクのジャケットを脱いで、長袖Tシャツと薄手のフリース、そして薄いライドタウンでなんとかなる程度ですね。最初は風があったのですが、夜になってほぼ無くなったので助かりました。20時頃、歩いて向かいにあるホテルに行って風呂に入ろうとすると…、外部からの入浴時間は18時までです…と言われてアウトでした。前に来たときはそんなことなかったのに…。明日も、ここに連泊予定ですし、明日は鉄道の旅で帰るのが21時くらいですから、なおさらアウトで、2日とも風呂なしが決定してしまいました。これは夏とは違うとはいえ、ちょっとトホホでした。今日もダウンシュラフに入り、ぬくぬくと睡眠に入るのでありました。 |