朝起きても雨がザブザブ降っていた。予報も好転していない。雨雲の動きも悪く、このあたりの雨が緩くなるのを待っているとお昼頃になりそうだ。8時頃には、この辺に大雨警報すら出る始末。朝食後、準備を整え出たのが既に遅れて8時半、カッパを着込んで屋根の下に置いたバイクに行き、娘に前から押してもらって、なんとかバックで屋根の下を脱出。それを食堂で見ていた昨日の家族が脱出の瞬間拍手をしてくれていたのが見えた。ザブザブの中の出発を宿主さんが撮影、無事塩狩を後にした。雨は割と結構降っている。幸いなのが風がないことだ。ウエストバッグにコンビニ袋を被せて走ったのだが、すぐにめくれる。何度か直しながら行ったのだが名寄手前でコンビニ袋が飛んで無くなった。仕方が無いので屋根の下を探し、名寄に入って開店前のスーパーの軒下に入って体制を立て直した。新しいコンビニ袋を輪ゴムで固定して、安定性が格段に向上。名寄からの自動車専用道路にも入って快調に北上。しばらく行くと空が明るくなり雨も上がった。音威子府に着く頃には道路も乾いている。このあたりはあまり雨が降っていないようだ。音威子府には10時半頃についたのだが、残念なことに駅ソバは営業してなかった。カッパの上だけを脱いで、いろいろやっているうちに11時を越えた。最後にトイレに行ったのだが、見ると駅そば営業中だったので、娘と一緒に駅そばをいただいた。助っ人の若人はいたのだが、例のおじいさんがやっている。このおじいさんが亡くなったら駅そば終わっちゃうのか??非常に貴重なので、行ってやっていると必ず食べるようにしている。音威子府でほとんど晴れモードになったのだが、カッパの下は着ている。今日は割と寒いので娘は着ていると言う。娘はメッシュジャケットの防風アンダーと薄手のフリースの上着も装着して対処している。私は汗かきなので防風インナーは無しでフリースだけにしておいた。音威子府から天北線経由で北上する。天気は晴れ間も見えるくらいのビミョーな薄曇りだが、雨ばっかりだった我々から見ると心ウキウキする好天に見えるから不思議なものだ。途中の牧場で牛がいたので思わず写真を撮ってしまう。雨だとそんな気にすらなれないだろう。浜頓別を越えてオホーツク海側に出たのだが、風が強くなってきている。台風通過の後みたいな感じで雨が降ってはいないが走りにくい。直線道路で有名なエサヌカ線に寄ってみる。空は曇天なので盛り上がらないが、それなりに広さと直線道路のステキさは感じてもらえたようだ。風に悩まされながらも北上を続け、宗谷丘陵経由で宗谷岬へ到着。既に13時半になっている。ラーメン屋さん(間宮堂)はあいかわらずなぜか満員だったのでパス。宗谷岬の撮影順待ちの列に加わり、我々も記念撮影。一般の方は、シャッターお願いしますと言うのだが、我々は三脚を持っている…、が後ろの人に「三脚押さえてもらえませんか~?」と珍しいお願いをした(笑)風が強いので観光気分どころではなく早々に退散。稚内経由で南下を開始。最北のホクレンスタンドで給油して、青のフラッグゲット。後はいつも困ってしまう道南の黄色いフラッグを残すのみだ。(ちなみに最北のホクレンなので、最北シールがついて来る。)昼飯が食えずにここまで来てしまったがここを出るとまた何もないところが続く。結局、豊富町まで下ったところで、15時となってしまい昼飯ではなくお八つにサンドイッチとスイーツを買って半分分けして食べた。まぁ11時に駅そば食ってるので我慢しましょう。ここから一気に南下、4時半には手塩中川のコンビニに到着、お茶や明日のパンを購入し、そのまま今夜の宿泊地のナポートパークに入る。受付のオバチャンはいつもの人で覚えてくれていた。今夜はバンガロー(3000円+シュラフとマット代)泊だ。軽くGTRを掃除しておき、室内には濡れたカッパなどを広げ、目の前にあるポンピラアクアリズイングスという温泉施設に行く。まずは食堂で夕食(生ビールで一息)。続いて温泉に入り、休憩所でくつろぐ。Wi-Fiもあって便利…と思ったのだが、なぜかpassが書いてない。聞くと「宿泊者のみです」と言われてしまった。日帰り温泉のお客にはサービスが無くなったようだ。きっと泊まり客から「遅い」と苦情でも出たのだろう。とほほなのだが…まぁ仕方ない。娘もショボーン(動画を見るつもりだったみたい)です。退散後、娘はキャンプ場の管理等横のホールにて管理棟のWi-Fiに接続してネットを楽しんでいた。バンガローに戻りシュラフに入って睡眠。
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