23時前には寝たのだが、なぜか0時半2時半と2回もトイレに行きたくなって目が覚めた。バンガローからトイレまで歩いて行かなくてはならないが、小雨が降っていた。天気予報の降水確率は0%じゃなかったのか…と思って予報を見ると変わっていた。今年の天気の変化にはついていけない。朝6時に起床しても小雨っぽい細かい雨粒が見える。昨日買っておいたパンを食べてカッパを着て7時半頃出発。まずは秘境駅の一つ、糠南駅に向かう。ここは物置を駅の待合いにしている駅なのだ。娘に物置…いや待合いに入ってもらって記念撮影。続いてトナカイ牧場へと向かった。9時OPENなのだが、他にも観光客が少しいて驚いた。入口になぜかテーブルがあって、ヘルメットとカッパを置かせてもらった。前に来たときも雨っぽかったので同じことをしたのだが、今年は先客のヘルメットが置いてあったのには驚いた。お約束の1個200円のトナカイの餌を2つ買ってトナカイを餌付けする。単純だが意外と面白い。うまく餌をやろうと、手のひらを水平にして餌を置いて出すとトナカイが手もなめていくのだが、その暖かさと感触が面白いかも。が、他にすることもないので早々に退散。施設はキレイなので11時頃からやっている食堂で食っていくと良いのだが今回は時間が早すぎる。続いて、秘境駅の一つ、下沼駅に行く。ここはダルマ駅舎を子供の落書きにしてしまった駅だ。秘境妖怪のぬまひきょんの顔が描かれいる。のが目的ではなく、内部に描かれた馬の落書きを上の娘が見入っていたのを思いだし、下の娘にも見せてみた。やっぱり、巧い(シャレか)と言った。落書きレベルなんだけど、意外と子供の心に何か語りかけるのか(笑)。まだ細かい霧雨感が漂うのでカッパが脱げない。先ほど、午後2時に予約していた美深のカヌーの業者に連絡したのだが…来るときに見た天塩川は茶色く濁って増水していたので当然「中止」と思ったが「やりますよ」とのこと(驚)。1時には他のお客もいるので、1時に来てもらえれば、カヌーを2つ横付けして相胴船にして行けるよ、というので、少しだけ先を急ぐ。雨は降ったり止んだりの微妙な感じ。美深には12時半に到着。セイコーマートのイートインで昼食を取った。13時過ぎに迎えに来てもらい、美深駅の少し南側にあるカヌーのスタート地点へと向かった。その車の中で着替え(ジーンズは不可で軽装にしないといけない)カヌー体験1時間コースで一人5000円をする。下流では茶色に見えた水の色も濁ってはいるがそれほど濃い茶色には見えない(気のせいかも)。流れも確かに少し速いが思ったより速く感じないし波もない。人がこいで上流へ逆行すらできた(練習モード)。ということで、しばらく下って途中で対岸の岸に上陸したりしての短い体験なのだが、意外と長い距離を乗った気になったから不思議なものだ。美深市内に沿った川なのに、人工物がほとんど見えず秘境感すらあるのも不思議。到着地点から出発地点まで車で送ってもらい再度着替えて15時頃に無事体験を終了し、南下を開始する。美深から名寄はそう遠くなくあっという間に到着。ここから旧深明線の手塩弥生駅跡に新しく建設された旅人宿の「手塩弥生駅」に向かった。ここもそう遠くないので16時半前に到着。今日の宿泊客のトップで入った。駅前の砂利にあいかわらず苦労しながら、娘に前を押してもらってバックギアになってもらい無事駐輪。荷物を運び入れたあと、軽くバイクを掃除しておく。もちろん雨対策のブルーシートの設置も忘れない。娘は宿に住み着いた(飼っているわけはないが餌はヤル)猫が宿の外にいたので、長いこと相手をしていた。続いてXLR250ライダーが到着。彼もかなりの強者っぽい。関東でソフト関連の仕事をしている54歳だ。カブプロに乗る枚方の30歳ライダーもやってきた。あと、飛行機でレンタカーの夫婦が来たのだが…旦那があまり口数が少なそうだったのだが…意外と夫婦で強者であった。ここは部屋がドミトリー形式なのだが、とてもお安く(一泊二食で5500円)、料理も高価ではないのだが手が込んでいて量、見栄えもかなりのものだ。出だしはスローペースだが、徐々に話が盛り上がり、1時間もたつと、ペースが上がってかなり盛り上がった。食後は宿主が日本酒の差し入れを持ってきてくれて、それを飲みながら駅呑会=宿泊旅客交流会へと移行。娘は途中退場しながらも最後の方は参加して、XLRライダーのかつてのブラック職場の武勇伝(いや…嘆きかな)を楽しんでいた。レンタカーで来た旦那もかつてはサロマ湖ユースで90年代の年末年始宿泊を何年続けた強者だったり、枚方の30歳カブライダーも、全国を旅した経験もある強者で、宿主を交えて、かなり話が盛り上がった。とほ宿はこれだからやめられない。23時前まで盛り上がってしまった。おかげでバックアップと定例の掲示板へのupが遅れてしまった。ということで上機嫌であっと言う間に沈没。
|