北海道2018 その	4 本文へジャンプ



 2021.07.08 忠類 →  網走(曇)
朝4時半起床。昨夜からテントがすごく濡れている。霧雨がまだ収まってない。少しまったりしながらも、準備を進める。霧雨のせいでテントが濡れているのが難点。撤収に余分に時間がかかる。本当は6時出発にしたかったが、霧雨がマシになるのを待っていたせいもあり6時半出発。近くのセイコーマートにて朝食&ゴミ捨て。ゴミが捨てられるのは非常にありがたい。とりあえず今日も北上し、足寄を目指す。道道を北上していると、まるで線が引かれたように、ここから路面も乾燥…というところがあり、霧っぽさも無くなった。きっと帯広市内では昨晩も霧っぽいのも無かったのかも。足寄を抜け、陸別に到着。道の駅であり、ふるさと銀河線の駅跡にできた体験乗車もできる陸別鉄道もあるのだが、平日の営業はしてないようだった。道の駅自体が閑散状態。平日朝はこんなものか。少し北にあるかつての秘境駅である川上駅跡にも寄ってみる。駅舎はとっくに解体されているが、駅名標のホルダーとホームは残存していた。路盤跡はキレイに刈り取られていて痕跡が残っているが、新しい電柱が連続して建っているので、跡地利用ということだろう。北上を続け、北見駅にて北の大地入場券(29)をゲット。続き、美幌駅にて北の大地入場券(30)をゲット、さらに女満別駅にて北の大地入場券(31)をゲットする。ゴミ箱が閉鎖されているコンビニもあるので、道の駅めるへんの丘女満別に寄り、ゴーダーカレーを外に持ち出して、外の机で食べる。天気もそう悪くないし暑くも無いためまだマシ。朝やガスっぽくなると寒いが、日が出ると暑いくらいなので、温度調整が必須になってくる。防風インナーと薄手のフリースを組み合わせて調整している。暑いと汗まみれになるし、寒いとトイレの近さが加速する。今年の北海道はいつになく温度変化がシビアだ。ここから網走を通らず道道にて斜里に向かう。途中、小清水駅にて北の大地入場券(32)をゲット。斜里駅にて北の大地入場券(33)をゲット。ここから戻り、網走を目指す。途中で原生花園駅に寄ってみる。シーズンを外すと、何も無い駅なのだが、今はシーズンなので花が咲いていた。7月に来るのは24年ぶりなので珍しい。夕方になってきているが観光客はそれなりに居た。網走駅にて北の大地入場券(34)をゲットした後、毎度の呼人浦のキャンプ場へと入る。ライダーは10台くらいはいたかも。車の人は少ない様だ。よ〜く見ると、昨日のモンキー125のライダーも近くに居た。回り道しないで入ったので早めに着いたそうだ。さすが道民は無理して走らずキャンプを楽しむね。近くのホテルはコロナのせいで日帰り入浴を休止している。今日は風呂は諦めた。テントを張った後、少し戻り、ローソンに入る。確認したがゴミ箱も設置され24時間営業なので、明日朝の出発も自由だ。弁当と酒を買ってテントに戻る。天気はビミョーで雨は降りそうにないが、曇天で夕日は期待できそうになかった。が、昨日みたいにガスっぽくないので、あぐら椅子を下ろし椅子に座ってテントの外でビールを飲みながら夕食とした。昨日と違い蚊が多かったので、蚊取り線香と虫除けスプレーが活躍した。昼間は暑いときもあったが夕方からは涼しい。フリース必須。食事の後はテントに入り、デジカメデータのバックアップと何でも後方支援部隊の彼にSkypeで画像を送る。チャットも炸裂して楽しいが忙しい。ということで、今日も23時くらいに就寝。疲れのせいか、初日から毎日眠りに落ちるのはとても早い気がする。その割にはスマートウォッチ様の眠りの評価は良くない。


朝 雨は降ってはないが
この有様

かなり湿っぽい
撤収に時間がかかる

昨夜買ったコンビニ
ゴミ捨てができて感謝

陸別駅跡
キレイに整備されている

現在は道の駅として残存
陸別鉄道も併設

車両の保存状態は屋根の
おかげで良いようだ

広い構内に残る
車両も多数

跨線橋も残るが
閉鎖状態だった

川上駅跡
ホームと駅名標跡

路盤跡は電柱で
再利用中みたいだ

駅前道路…
民家すら無い状態

北見駅
北の大地入場券(29)

美幌駅
北の大地入場券(30)

道の駅めるへんの丘
女満別

ゴーダーカレーを注文
お客はそれなりに…

外のテーブルにて
食事をする

めるへんの丘…
曇っているのが残念

北浜駅は
晴れていた(^^)/

7月上旬は
花のシーズン

斜里岳の方向は
ビミョーな曇り

斜里駅
北の大地入場券(33)

小清水駅
北の大地入場券(32)

原生花園駅
さすがに花が咲いている

シーズンなので
人気でした

網走駅
北の大地入場券(34)

網走駅待合室
駅ソバはありません

網走駅 元駅ソバの
あったところです

呼人浦キャンプ場
晴れっぽいが…

今日もビールを
氷で冷やして保管

夕陽はなりませんでした
気温は涼しい

今日は外で椅子に
座って弁当を…

今宵もチャットで
忙しい…(汗)


 2021.07.09 網走  →  留辺蘂(曇/雨/晴)

朝起きると普通に曇り。だがテントはきっちりと乾いているので楽だ。4時半起きの6時出発。予定通り昨日のローソンで朝食をしてゴミを捨てる。網走あたりは天気がよく、オホーツク沿いに北上…を考えていたが、天気はわずかに日が射す程度のビミョーな晴れっぽい曇り。あまり気分が盛り上がらずに、とりあえず天気がよくなるかもしれないので北上。能取駅跡を見るが変化無し。サイクリングロードの途中の休憩所のはずが朽ち方がハンパない。浜佐呂間駅跡にもよるが、あいかわらず何もない。計呂地駅跡の公園にも寄る。あいかわらずキレイに整備されている。今年はコロナウイルスの影響で宿泊施設が休止になっているのが残念。機関車も客車も整備されているのかキレイだ。写真を撮っておく。湧別のセイコーマートにてコーヒーを飲み休憩。向かいのホクレンにて給油。そのまま北上を続ける。道の駅紋別にてトイレ休憩。道の駅サロマでもしたし、マジでトイレが近い。天気はあいかわらず晴れっぽい曇り、北の方がよいという訳でもなさそうなので、紋別から滝上の方へと入る。途中、滝ノ下駅跡を調べて行ってみるも、駅舎は撤去されているようで、はえたたきと呼ばれる電柱が残るだけだった。私有地なのであまり踏み込めないのが残念。終点の滝ノ上駅跡に寄ってみる。案内標識もなく行くのに苦労する。駅跡の展示など変化も無いようだが写真を撮っておく。と、女性がこちらに向かってきたのでカメラを下ろしたのだが「GTRの人ですか?」と声をかけられた。女性がいきなりGTRの名前を出すということ自体が予想外なのでビックリ。聞くと、札幌在住の250NINJAライダーさんなのだが、GTRオーナーズクラブの東の北海道バカともさんの弟子(知り合い)らしい。今日はバイクではなく車であり、普通の格好をしているのでGTRの名前をいきなり出すことが意外にだった。実は2011年に浮島湿原アタックの林道で立ゴケして失意でこの付近のセイコーマートで昼食を取ってコースを変更してオホーツク海岸沿いを走ったところ、向かいから来たともさんに会ったことがあって、何かしら滝ノ上はともさんとつながりがあるようだ。今度は上川の方へ南下しているのだが、途中は晴れるどころか少し霧っぽい。長い浮島トンネルは路面がかなり湿っておりバイクも結構汚れた。しばらく行き、浮島IC付近より、上川へは向かわず留辺蘂の方へと向かう。やっぱり網走(東)の方が良さそうに感じたからだ。急ぐわけでもないので無料ではあるが高速を使わず国道を走る。前も来たことがあるが、ほとんど車の通行が無い。峠を越えて行くと、道のあるところから線が引かれたように路面が濡れており、急激に激しい雨が(きゃ〜)。こういう場合は引き返したいが、ターンに適した場所が無い。泣きながら少し走ると交差点でふくらんだところがあるのでターンしようとすると横を走る高速道路と交差するところが屋根状になっているのが見えたのでそこに逃げ込む。ほとんど交通量もないので雨宿りをした。かなり激しい雨だったのでかなり濡れてしまった。新しいタオルを出して体を拭き、ウエスでバイクも拭いておいた。雨具レーダーによると、超局所的な薄い青の雨雲がある。薄い青の割には結構降っている。が、見たことがないくらい局所的だ。20分も待つと上がったので出発してしばらく行くと、やはり線が引かれたように、急にそこから路面が乾燥するところがあった。マジで超局所的な雨だったみたいだ。旧白滝駅跡に行ってみるが近くにあった踏切もなくなり、痕跡が益々無くなっている。記念碑などもなく残念な扱いである。無料の高速に入り遠軽へと向かう。このあたりの高速が整備されていくのは助かるが古いナビを使うと案内されないのが辛いところ。遠軽ICを出たところにある道の駅に入り昼食。青空が広がり太陽が照りつけ急激に暑くなってきてインナーを全て外した。暑いのでラーメンは厳しく感じたので、日替わりつけ麺にした。遠軽駅に寄り北の大地入場券(35)をゲット。今度は留辺蘂へと向かう。天気はコレが夏の北海道(ちょっと暑いけど)という気持ちの良い晴れとなった。留辺蘂より少し上川寄りの道の駅おんね湯温泉横の無料キャンプ場を見に行った。96年に初めて宿泊して以来あまり使った記憶が無い。となりが温泉ホテルなので風呂も入れる。行くと割と空いているし(地元と思われる車の方が多い)ライダーも3台いたのでここにキャンプしようとテントを張った。富山のNC750ライダーさんは63歳でCB1300を引退して乗り換えてきているらしい。連泊しているそうだが、今日は三国峠まで行ったがガスっていたらしい。ここは朝から晴れているそうだ。ホテルの風呂は800円なのだが、近くのつつじ荘というところの入浴なら500円と言う。ただし扇風機が使い物にならないので暑い暑いと言っていた。私も行ってみたが、昭和の香りがする古い宿であった。風呂は古いが確かに悪くない。が、脱衣場には窓もなくエアコンも無い上に置かれている扇風機にカバーがついていて風が全く来ない。まさに蒸し風呂状態。ウチワを持参しているので少しはマシだが、急ぎ最低限下半身のズボンまで履いて外の休憩所に出る。ここは風も通って涼しい。同様な方がいらっして、福山からハイエースで来ているジイサンだった。話をするとライダーで大型も結構乗っていたらしいが、今はクロスカブや250のバイクに乗っているという。この時期は定年後のジイサンが本当に多い。私もその1年生ではあるのだが。
風呂から出て、近くのセブン−イレブンに行く。ゴミ箱もちゃんとあるし24時間営業だ。確か、かつてはもうすこし道の駅寄りにあったはずなのだがそこは閉まっていたので移転したのだろう。駐車場も広いし店も新しい仕様になっている。弁当と酒を買ってキャンプサイトへと戻る。今日は天気が良いので直射日光があたり暑い。テント張るときもそうだったので、珍しく木陰になる木の下にテントを張っておいたがおかげで助かっている。7月はまだ日が長いので19時くらいまで明るいし。今日もあぐら椅子を出して、弁当を食い酒を呑む。今日も蚊が多かったが蚊取り線香と虫除けスプレーでなんとかなった気がする。テント内でデジカメデータバックアップと何でも後方支援部隊の彼へのスカイプを使った画像転送を行ったが、彼は仕事で小豆島に行った帰りの船で受信していたらしい。どこでも何でもありですね。ただし、このキャンプ場は微妙に電波が弱いのが難点。とりあえず通常の通信は可能だが、動画などには厳しいと思われる。そして今日第二金曜日の20時は、FM名寄の「たびのとちゅう」がある日だ。天塩弥生駅に停まったときに宿主さんが言っていた。いつもなら毎日のウォーキングの時間なので録音して聞いているが、今日はテントの中でスマホもどきにてリアルタイムで聞いている。北海道へ来てはいるが、さすがに名寄は遠いのでラジオでは聞けない。で、番組の途中でタブレットを使いメールで投稿をしておいた。最後の最後でちょっと端折られながら読んでもらえた。リアルタイムはなかなか忙しい。しかもキャンプのテントの中からなので条件は厳しい(笑) で、さぁ寝るかと外に出ると空が満点の星空。キャンプ場の周りには高い木があるので視界が開けないのが残念だが星空はキレイに見えている。テントに戻り超ボロい三脚を持ち出して星空撮影…を始めたのだが、どうもレンズがショボくてマニュアルフォーカスができないみたいだ(驚) 安物はコレだから困る…ということで、暗闇の中、お高いGレンズに交換した。重いので三脚が耐えられるかどうかビミョーなのだが。適当に何枚か撮ってみたが、まぁ困らない程度には写っていた。三脚がおもちゃみたいにボロいのだが、今日は無風だったおかげでブレも最低限だった感じ。露光30秒だったのだが星が動く筋すらわかる程度の分解能で撮影できた。ISO200から800で撮ったがもう少し上げて時間を短くするのもありかな。あと、22時になったら明々とついていたサイトの照明と炊事場の照明が落ちて真っ暗になった。トイレだけは消えてなかったが…。ということでしばし星空を眺めた後に就寝。今夜で北海道も終了だ。



朝起きると
どんより曇り空

昨日のローソンで
ゴミ捨てができて感謝

能取駅跡
ホーム健在

道の駅佐呂間
誰もいない(゚Д゚)

計呂地駅跡
交通公園

いつもキレイに
整備されている

何度も泊まった
駅長の家

今年はコロナのせいで
宿泊は休止

珍しいのか?
このレール??

機関車も状態良し
列車ホテルです

道の駅紋別
トイレ休憩

滝の下駅跡…
空き地には

わずかに電柱の跡が
残るのみ

滝ノ上駅跡
ここもキレイに残存

内部もきちんと
整理されている

イイ感じで
残してもらっている

あ…雨?ここだけ雨?
(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)

旧白滝駅跡
痕跡すら無い

道の駅遠軽
新しそうな施設

気のせいか…
晴れて暑いくらい

暑いので
日替わりつけ麺

遠軽駅
北の大地入場券(35)

遠軽駅駅ソバ跡
おばちゃん他界で閉鎖

金華駅跡
信号所として残存

金華信号所
青空がまぶしい

留辺蘂付近にて
真夏のツーリング

つつじ荘
昭和の感じの宿

日帰り入浴500円
脱衣所が蒸し風呂

留辺蘂
つつじ公園キャンプ場

あまりにも暑いので
木陰にテントを張る

暑い日はよく冷えた
ビールを飲みたい

ようやく日が暮れ
外で飯を食う

FM名寄を聞きながら
メールで投稿だ!

夜になってふと外の
空を見てびっくり

満天の星空

22時で街灯消灯


その3へ その5へ 戻る