朝6時過ぎに出発。函館は遠くないのでちょっと甘く見ていた。函館本線の駅の訪問と北の大地入場券ゲットが今日の目的だ。バイクで明け方走るとさすがに少々寒い。下は薄手のパッチ1枚と軽装だがここはあまり気にならなかった(レッグシールドも無いのに)。上は、Tシャツ、薄手のヒートテック長袖Tシャツ、電熱ベスト、薄手の長袖フリースと結構重装備だし、もちろん電熱の電源も入れている。そしてハンドガードで風除けが付いたので効果的なグリップヒーターと割と快適装備で走り出した。
最初の北の大地入場券発売駅である八雲駅まで1つ1つ駅訪問をしていく。と、そういえば廃止された駅もあったっけ?と気づいて、よせばいいのに出来る限り廃止駅も訪問していくことになる。
山崎駅では、駅舎改装中で全体がシートで覆われており全く建物がなんだかわからない。ビミョーな駅舎の写真になってしまった。八雲駅で北の大地入場券(6)をゲット。駅訪問を続けていくと山越駅が国道沿いにあった。84年の渡道の時に(船の予約が取れずに兵庫から自走で函館経由で渡道)偶然みつけて写真を撮っていた駅だ。当時は普通の木造駅舎だったが、その後建て替えられていたが、関所に関連する駅だったのでそれ風の外観に仕立てられていた。駐車スペースも広く公衆便所の役割もあるようだった。看板には古風に「厠(かわや)」と書かれてあった(笑)
そしてそろそろ気づいたのだが…函館本線は意外と駅が多い。森駅でやっと北の大地入場券(7)をゲットした時にはかなり疲れていた。森駅からは函館本線が2又に分かれており、まずは海側から回ることにした。鹿部駅が北の大地入場券(8)対象駅なのだが無人駅なので近くの道の駅で販売されていた。休日に加えて海鮮をその場でBBQできるような感じの施設だったので人気があるようでかなり賑わっていた。次は大沼公園駅で北の大地入場券(9)をゲット。この駅は観光地の駅なのだが、列車が到着すると大勢の人が降りてきた。休日の観光地はこれくらいでないとやっていけないだろう。そして次は新函館北斗駅で北の大地入場券(10)をゲット。新幹線の駅なので裏口にバイクを置いたが…裏側は田園風景が広がるとっても田舎の駅だった。みんな函館ライナーで素通りの町になると思うが…期待しすぎな気がする。ここから函館までは割と町の中を走るので、駅も有人駅だしみどりの窓口すらある駅もあった。駅訪問なのでホームにも入るのだが有人駅なので入場券(200円)も必要だし、割と時間がかかる。ただでさえ駅数が多くて苦労しているのに、ここから函館駅まで、かなりお金に加えて体力も消耗した気がする。なんとか函館駅(北の大地入場券(11))まで駅訪問もコンプリート。大都会?をバイクで走るのは疲れる。が、そこで函館地元のコンビニであるハセガワストアを見つけてしまった。根室にも地元コンビニであるタイエーがあり、コンビニの中で豚串をその場で注文し、焼いてくれて弁当にしてくれるという「やきとり弁当」(肉は豚ですが…)があり、私も根室に行くたびにタイエーに寄りやきとり弁当を食うことを楽しみにしていたのだ。そして実はタイエーはハセガワストアの正規コピー会社なのだ。ということで外観もマークも全く同じ。でも元祖なので、是非ここでも食べておきたいと思った。ちょうど帰りにもまた函館を通るのだが、夜飯として食べることが可能だと思ったので俄然元気が出てきた。本日最南端の木古内駅で北の大地入場券(12)をゲット。木古内駅は以前はローカルな駅だったのだが、新幹線が来てから様変わりしている。駅前が道の駅にもなっていた。もっともJRの路線は三セク化されており、すでにJRではない。新幹線部分だけがJRという変則的な駅になっている。裏口がJRで従来からある表は三セクの駅なのかもしれない。ここで反転180度で来た道を戻る。途中、ハセガワストアに入って念願のやきとり弁当を食べる。期間限定で豚串が塩、ピリ辛、醤油タレの3味が1本づつ入ったトリプルという弁当があったのでそれを注文。注文してから店内の島スペースになっている弁当コーナーで焼いてくれるのだ。常に焼きたて。先客も何人かいて人気があること間違い無し。なお、私も前回すっかり忘れていて恥をかいたのだが、口頭で注文してはいけないのだ。置いている注文票に書いて渡すのが正規作法らしい。今回はバッチリ注文票を手にとって(限定なので印刷部分には該当が無いので手書きをし)手渡して難無きを得た。
そして、帰りは行きの海側に対して山側を回る路線の駅を訪問する。日が暮れると真っ暗になって写真的にビミョーなので急ぐ。なんとか駅の写真も無事撮影し、あとは帰るだけと帰途を急ぐ。キャンプ場近くのコンビニで酒を買ってキャンプ場に戻る。既に車の中は準備完了なので着替えるだけでOK。本当はもっと早く帰って長万部温泉に入りたかったのだが…断念。
キャンプ場に帰った時に、私の駐車スペースの近くに函館ナンバーの2人連れの若者?が来たところだった(受付終了後なので勝手に進入?)。ネットのテントを張ってたき火台にてたき火をして宴会?なのだろうが20時過ぎてからするか?で、不思議なことだが話し声は全く聞こえず静かなものだ。テントも張ってないので車中泊? 23時頃には既に宴会終了とやることが早い。が…3時頃に車のエンジンをかけやがった。おそらく寒いので暖房したのだろう。おかげで目が覚めた(怒)常識知らない初心者と思われる…が、4時頃エンジンが止まったと思ったら速攻撤収で、私が起きた5時前には既にもぬけの殻だった。その間、意外なのだが話し声はいっさい聞こえない。不思議な迷惑野郎だった。朝早く撤収したので、料金を回収に来る管理人が来る前にバックレたので無料使用だろう。ゴミもまき散らした形跡も無いし…謎な2人連れだった。
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