北海道2018 その2 本文へジャンプ



 2022.05.20 長万部 → 小樽 → 苫小牧 → 長万部 (曇/晴)

朝4時40分に起床しようと目覚ましをかけた。が、4時頃、私が停めた隣に札幌ナンバーのハイエースが停まり、アイドリングをしたまま仮眠されてしまった。エンジン音で目が覚めてしまい、結局4時半には起床となった。視界は霧で真っ白という感じ。おそらく天気は悪くないのだろうが霧のせいで小雨気分かも。
モードチェンジで元に戻り、昨日買っておいたパンを食べ、JRに乗る準備をした。
6時3分発の始発列車は新型車両H100型の3両編成だった。3両もあるのに長万部駅から乗ったのは私一人だった。大丈夫かコレ…と思ったが、黒松内駅までに高校生が大勢乗り込んできた。倶知安までの間に高校生で割と満車状態になるほどだったが、一般人はかなり少ない様子。
小樽駅には定刻どおり到着。急ぎ途中下車(長距離切符なので途中下車可能)してみどりの窓口に行き北の大地入場券(1)をゲット。小樽から快速エアポートに乗り札幌へ。ここでも急ぎ途中下車してみどりの窓口に行き北の大地入場券(2)をゲット。そしてホームに上がって駅そばを食う。北海道の駅そばは絶滅寸前なのでここの駅そばは貴重だ。見たところ3つのホームにそれぞれ駅そばがあった。これは大変凄いことだが…いつまでもつのだろうか。
札幌駅からは特急の北斗10号の指定席を取っているので余裕だ。通称山線で小樽に出るのはなんとかなるが、そのまま帰ることは厳しい(昼間は列車が無い)ので、札幌まで出て通称海線の方を使って帰るのだ。特急が出ているのでそれに乗ると距離は若干長いのだが早く戻れる。さすが特急は快適で、走っている車窓を見ても速い(当たり前ではあるが)。車内で札幌駅で買っておいた駅弁を食べる。観光客の足下を見た地方特色の食材を使って少量で高い品だが仕方ない。改札の外に出たときに買ったのだが、改めて改札から構内に入ると売店でおにぎりやサンドイッチを売っていたのでコレを買ったほうがマシだったかも。この列車は秘境駅日本一である小幌駅を通過する。トンネルとトンネルの間の短い区間の駅なので見ることすら厳しい。GPSで列車の位置を確認しながらトンネルに入った時から構えて、出た瞬間カメラで連写して駅を撮影。オートフォーカスを解除でマニュアル固定にして秒間10コマ?
長万部駅には13時17分着。さすがに特急は速い。北の大地入場券(3)も無事ゲット。駅に停めておいたN-VANに戻り、長万部公園キャンプ場にて宿泊の手続きをしておく。ここの受付は17時で終わるので、先にしておいた方が無難である。それから国道5号線を北上し、駅訪問と北の大地入場券を購入に行った。道の駅で販売している熱郛駅(4)、駅裏の温泉施設「幽泉閣」で販売している昆布駅(5)と快調にゲット。明後日、ここから北上するのだが、先に買っておくと出発が楽になる。朝早く出ても販売が9時からだと足止めを食らうからだ。ということで切符をゲットし、温泉施設ではそのまま温泉に入っておいた。車だとバイクと違って気軽に温泉に入れるのが良い。そして長万部に戻って夕食をと考えていたのだが、食べるところが多くない。探しておいたファミレスもどきのお店に行ってみたらコロナの影響で臨時休業。仕方がないので近くのローソンに入りイートインで弁当を食べておいた。長万部のキャンプ場ではゴミ捨てができないのであまりゴミを増やしたくないからだ。ということで酒は買ってキャンプ場に戻る。明日はハンターカブで走るので、今日のうちに下ろしておく。そうするとN-VANの車内が広くなってゆったり寝られる。モードチェンジもしておき、キャンプ場にある椅子とテーブルを使って酒をゆっくり呑みながらこの文章を打っている。キャンプ場は平日だからか他に3組しかいなかった。気温は最初は11度くらいあったが、9度くらいまで下がっている。毛足の長い厚手のフリースを着込んでいるので平気だが、さすがに冷えてきた。夕方からすごくさわやかな晴れになっていたが、少し霧がかかっているような気もする。明日はどんな天気か…心配だが心配しても仕方ない。と寝てしまった。


長万部駅 町営の
駐車スペース

駅構内から見た
駐車スペース

長万部駅の横にある
24時間トイレ

長万部駅 朝は
窓口が閉まっている

始発 小樽行き普通列車
H100系

H100系列車内
なぜか2+1列

目名駅到着
女子高生が…

蘭越駅到着
やっぱり女子高生が…

倶知安駅到着
女子高生は下車

最後尾1両を
切り離します

然別駅
列車交換の様子

小樽駅にて
北の大地入場券(1)

小樽駅にて
快速エアポート

快速エアポート車内
普通のロングシート

札幌駅構内
北の大地入場券(2)

札幌駅 駅ソバ
天ぷらソバ490円

札幌駅 駅ソバ
今や貴重な存在

駅ソバがホーム毎に存在
夢のような風景

特急北斗10号
函館行き

指定席を取ったので
余裕である

北斗10号内
4Gでネット可能

苫小牧駅にて
鵡川行の列車

札幌駅にて購入
駅弁 1200円

旨いが…
量が少ないかも

小幌駅通過時
連射で撮影成功

長万部駅帰着
北の大地入場券(3)

昼間の駅横の
町営の駐車スペース

まだ生き残っていた
キハ40型

駅巡り開始
二股駅

黒松内駅
駅構内の風景

道の駅黒松内
北の大地入場券(4)

幽泉閣
北の大地入場券(5)

蘭越駅 駅構内
遠景の山々に雪が…

蘭越駅
駅舎風景

目名駅
ログハウス風な駅舎

晩飯は貧しく
コンビニイートインで

キャンプ場で
モードチェンジ

ゆったり寝られる

キャンプ場内のテーブル
と椅子を利用して

飲んで打って…だけど
ちょっと寒いかも


 2022.05.21 長万部 → 函館 → 長万部(晴/曇)

朝6時過ぎに出発。函館は遠くないのでちょっと甘く見ていた。函館本線の駅の訪問と北の大地入場券ゲットが今日の目的だ。バイクで明け方走るとさすがに少々寒い。下は薄手のパッチ1枚と軽装だがここはあまり気にならなかった(レッグシールドも無いのに)。上は、Tシャツ、薄手のヒートテック長袖Tシャツ、電熱ベスト、薄手の長袖フリースと結構重装備だし、もちろん電熱の電源も入れている。そしてハンドガードで風除けが付いたので効果的なグリップヒーターと割と快適装備で走り出した。
最初の北の大地入場券発売駅である八雲駅まで1つ1つ駅訪問をしていく。と、そういえば廃止された駅もあったっけ?と気づいて、よせばいいのに出来る限り廃止駅も訪問していくことになる。
山崎駅では、駅舎改装中で全体がシートで覆われており全く建物がなんだかわからない。ビミョーな駅舎の写真になってしまった。八雲駅で北の大地入場券(6)をゲット。駅訪問を続けていくと山越駅が国道沿いにあった。84年の渡道の時に(船の予約が取れずに兵庫から自走で函館経由で渡道)偶然みつけて写真を撮っていた駅だ。当時は普通の木造駅舎だったが、その後建て替えられていたが、関所に関連する駅だったのでそれ風の外観に仕立てられていた。駐車スペースも広く公衆便所の役割もあるようだった。看板には古風に「厠(かわや)」と書かれてあった(笑)
そしてそろそろ気づいたのだが…函館本線は意外と駅が多い。森駅でやっと北の大地入場券(7)をゲットした時にはかなり疲れていた。森駅からは函館本線が2又に分かれており、まずは海側から回ることにした。鹿部駅が北の大地入場券(8)対象駅なのだが無人駅なので近くの道の駅で販売されていた。休日に加えて海鮮をその場でBBQできるような感じの施設だったので人気があるようでかなり賑わっていた。次は大沼公園駅で北の大地入場券(9)をゲット。この駅は観光地の駅なのだが、列車が到着すると大勢の人が降りてきた。休日の観光地はこれくらいでないとやっていけないだろう。そして次は新函館北斗駅で北の大地入場券(10)をゲット。新幹線の駅なので裏口にバイクを置いたが…裏側は田園風景が広がるとっても田舎の駅だった。みんな函館ライナーで素通りの町になると思うが…期待しすぎな気がする。ここから函館までは割と町の中を走るので、駅も有人駅だしみどりの窓口すらある駅もあった。駅訪問なのでホームにも入るのだが有人駅なので入場券(200円)も必要だし、割と時間がかかる。ただでさえ駅数が多くて苦労しているのに、ここから函館駅まで、かなりお金に加えて体力も消耗した気がする。なんとか函館駅(北の大地入場券(11))まで駅訪問もコンプリート。大都会?をバイクで走るのは疲れる。が、そこで函館地元のコンビニであるハセガワストアを見つけてしまった。根室にも地元コンビニであるタイエーがあり、コンビニの中で豚串をその場で注文し、焼いてくれて弁当にしてくれるという「やきとり弁当」(肉は豚ですが…)があり、私も根室に行くたびにタイエーに寄りやきとり弁当を食うことを楽しみにしていたのだ。そして実はタイエーはハセガワストアの正規コピー会社なのだ。ということで外観もマークも全く同じ。でも元祖なので、是非ここでも食べておきたいと思った。ちょうど帰りにもまた函館を通るのだが、夜飯として食べることが可能だと思ったので俄然元気が出てきた。本日最南端の木古内駅で北の大地入場券(12)をゲット。木古内駅は以前はローカルな駅だったのだが、新幹線が来てから様変わりしている。駅前が道の駅にもなっていた。もっともJRの路線は三セク化されており、すでにJRではない。新幹線部分だけがJRという変則的な駅になっている。裏口がJRで従来からある表は三セクの駅なのかもしれない。ここで反転180度で来た道を戻る。途中、ハセガワストアに入って念願のやきとり弁当を食べる。期間限定で豚串が塩、ピリ辛、醤油タレの3味が1本づつ入ったトリプルという弁当があったのでそれを注文。注文してから店内の島スペースになっている弁当コーナーで焼いてくれるのだ。常に焼きたて。先客も何人かいて人気があること間違い無し。なお、私も前回すっかり忘れていて恥をかいたのだが、口頭で注文してはいけないのだ。置いている注文票に書いて渡すのが正規作法らしい。今回はバッチリ注文票を手にとって(限定なので印刷部分には該当が無いので手書きをし)手渡して難無きを得た。
そして、帰りは行きの海側に対して山側を回る路線の駅を訪問する。日が暮れると真っ暗になって写真的にビミョーなので急ぐ。なんとか駅の写真も無事撮影し、あとは帰るだけと帰途を急ぐ。キャンプ場近くのコンビニで酒を買ってキャンプ場に戻る。既に車の中は準備完了なので着替えるだけでOK。本当はもっと早く帰って長万部温泉に入りたかったのだが…断念。
キャンプ場に帰った時に、私の駐車スペースの近くに函館ナンバーの2人連れの若者?が来たところだった(受付終了後なので勝手に進入?)。ネットのテントを張ってたき火台にてたき火をして宴会?なのだろうが20時過ぎてからするか?で、不思議なことだが話し声は全く聞こえず静かなものだ。テントも張ってないので車中泊? 23時頃には既に宴会終了とやることが早い。が…3時頃に車のエンジンをかけやがった。おそらく寒いので暖房したのだろう。おかげで目が覚めた(怒)常識知らない初心者と思われる…が、4時頃エンジンが止まったと思ったら速攻撤収で、私が起きた5時前には既にもぬけの殻だった。その間、意外なのだが話し声はいっさい聞こえない。不思議な迷惑野郎だった。朝早く撤収したので、料金を回収に来る管理人が来る前にバックレたので無料使用だろう。ゴミもまき散らした形跡も無いし…謎な2人連れだった。



ハンターカブを降ろして
いるので出発が楽だ

長万部公園キャンプ場
ガラガラでした

中ノ沢駅
これが駅前です

国縫駅前
チューリップのシーズン

黒岩駅
キハ40が来た

鷲ノ巣駅跡
2016年で廃止…

山越駅 厠(笑)

山越駅
関所風駅舎

天気は悪くないが…
なんだか霞んでいる

本石倉駅跡
2ヶ月前に廃止(泣)

石谷駅跡
2ヶ月前に廃止(泣)

森駅
北の大地入場券(7)

コンビニで遅い朝食?
半分昼食っぽいかも

鹿部駅
無人駅なので…

北の大地入場券(8)
道の駅でゲット

大沼公園駅
北の大地入場券(9)

イクサンダー大沼YH跡
泊まったことある

大沼駅
分岐駅だけあって広い

仁山駅にて
特急通過

北の大地入場券(10)
新函館北斗駅裏口は…

田園風景が広がる
コレが実力(笑)

北海道新幹線
札幌延長工事中

ハセガワストア発見
ここは函館だった(゚Д゚)

巨大電気機関車
EH800 初めて見た

函館駅
北の大地入場券(11)

軽く昼食??
遅くなっている

最南端の駅だったのか

木古内駅
北の大地入場券(12)

給油して反転180度
長万部に帰るぞ

ハセガワストア
根室のタイエーの元祖

焼き鳥弁当の
のぼりまであるのか

買って
イートインにて

夕食はコレで
大いに満足なのだ

駒ヶ岳駅
訪問中

山越駅で
道南海の恵み号

山越駅にて
LEDライトオン

補助灯があるおかげで
夜間走行がとても楽

長万部のコンビニで
ビールを買っておく

キャンプ場に戻ったが
すっかり遅れました

車の中でゆったりと
酒を飲んで寝る



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