結局、キャンプ場には誰も来なかったので朝まで安眠だった。が、4時半に起きると空は曇っている上に霧がかかって水分が多い感じだ。が、とりあえず撤収準備をして、宿泊モードから車載モードにN−VANのモードチェンジをしておき、帰り着いたらなるべく早く出発できるようにしておいた。6時前に少し雨粒が来てあせったが、予報(降水確率0%)を期待して出発。路面は濡れてはいないものの、湿気が多いため、シールドに水滴がつき、衣服が湿ってくる。気分は大いに盛り下がったが、北上を続ける。豊富のコンビニで朝食。そのまま北上を続け、稚内には寄らずそのまま宗谷岬に向かう。宗谷岬には8時過ぎに到着。曇天で見通しは悪い感じ。観光客は皆無だったので、ハンターカブを最北端の地碑の前に持って行って写真を撮っておいた。少し上にある展望所にある元祖ほたてラーメンで有名だった間宮堂が倒産による閉店とニュースであったので行ってみるが、なにも説明もなく窓に板張りをされて放置されていた。(これは越冬時の普通の姿の様な気もするが)。無理してここまで来たのは、有名になってきた白い道と呼ばれるホタテの貝殻を敷き詰めた道に行ったことがないので是非来たかったのだ。分類からすると未舗装路だがハンターカブなら問題ない。宗谷岬にて、Googleマップで白い道(入口)を検索してナビをさせ入口に向かう…が、入口にも到着しないうちに道は白くなった。不思議だな…と思いつつ走ると、入口に到着したのだが、そこからは道が黒いアスファルトになっている。地図をよく見ると、出口から入って入口に向かう案内だったのだ。確かに入口には行けるけど…なんだかなぁの結果だった。結局、出口から入口へ向かい、さらに出口に戻るという往復パンチをする羽目になった。期待した道なのだが、白いのは道だけではなく、空も霧も白くて写真的には全くダメ状態だった。本来なら海も見えて超いい感じなのだが…見る影もない。しかも、春先には貝殻を敷き直すらしいが、それもまだっぽい。残念だが天気の良い時にまた来よう。時間も無いので、今度は稚内へと向かう。途中で最北のマクドナルドに寄って、そこにいらしゃるドナルドさんを訪問しておいた。確か、スピ☆様んもこのGWに寄ったという話だ。そして稚内駅へと向かう。駅ナカの複合施設の方で北の駅訪問証をゲットしたのだが、本家の駅の方を見ると、リニューアル後10周年記念の記念入場券が出ていたのでそちらもゲット。なんだか騙され放題という感じが強くする。ここで反転180度で南下を開始。一気に戻りたいところだが、北の駅訪問証の最後の1つである勇知駅へと向かう。楽勝かと思いきや、郵便局に置かれた無人販売形式の場所だったのでお金を入れて、券を取り出そうとしたら、2枚目がひっかかって堅くて出てこない。四苦八苦していると、みかねた郵便局の方々が出てきて手伝ってくれ、なんとか取り出すことができた。最後の最後に伏兵は居る。
天気は相変わらず曇りだが、そのまま南下で幌延には12時に到着。ハンターカブの積み込みで1時間かかり13時にN−VANによる南下開始。しばらく走っていると昨日みたいに、なぜか晴れてくる(昨日とは晴れている方向が逆だが)。ど〜見ても、ツーリング日よりの良い天気。これが午前中の宗谷地方だったら完勝だったろうが、メインの午前中が雨寸前では惨敗と言っていいだろう。南下の途中に、今年できた(東風連駅が移転名称変更)名寄高校駅に寄ってみる。これに行かないと宗谷本線全駅訪問完了が未完になってしまうので重要だ。さすが高校駅とあるだけに女子高生が一人いた(笑) ついでに廃止になった東風連駅にも寄ってみるが3月廃止なのでまだそのまま残っていた。いずれ全て撤去されることだろう。そして南下を続け、17時前に塩狩ヒュッテYHに到着。ここも娘と訪れて以来4回目だ。駅前の宿なので塩狩駅に来る列車の写真を撮ったり(残念なことに全て新型のH100)、風呂に入ったりしながら夕食を待つ。本日は、私以外に1組2名様が居たが一般客っぽいので、雑談モードにはならなかった。晩飯は主に地元の野菜を使った料理。少量だが手の込んだ品が並ぶ。中に豆腐の上に行者ニンニクの醤油付けが乗っていたが…生ではないとはいえ行者ニンニクは旨い。
そしていつもの様に食事中から食後と宿の女将さんと楽しい雑談をして楽しい時間を過ごせた。
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