北海道2018 その	4 本文へジャンプ



 2022.05.28 富良野 →  新得 (曇)
今日はゆっくり起きた。6時過ぎに起床。結局9時間近く寝た。連続して早起きしているとどこかで体力の限界点を越えるので休養が必要だ。昨夜は暗くてよく分からなかったが、よく見ると大阪ナンバーの原付スクーターがテントを張っており、私の後に来た旭川ナンバーのSUVが1人で雨の中テントを張っていた。みんな強者だ。私は軟弱に車の中でビバーク。
モードチェンジして7時前に出発。新得で14時前の代行バスに乗れば良いので急ぐ必要は無い。ということで、ゆっくりと道の駅南富良野、東鹿越駅(撮影鉄ちゃんいました)、幾寅駅(変わりなし)、落合駅(鈴菌に侵されスズキを乗り継ぐキザシ(レア)乗りの爺さんが居た。廃線等を巡っているそうだ)を回りながら新得駅へ。ここの駅の横にも無料駐車場があるのでそこに停めてバスに乗れば良い。10時前に新得に到着、今日の切符を(代行バスとはいえJRの列車の代わりなので切符は普通の切符)を買っておく。10時開店の新得の駅ソバもいただいておく。列車にはトイレがついているがバスには無い。最近、頻尿が激しく、コーヒーでも飲んだ後は1時間ともたない時も多い。のでバスに乗るのが心配だ。朝から水分を控え、コーヒーも飲まず、昼食類も早めに済ましておこうと少し東の芽室まで走り、2019年も行ったインディアンカレー芽室店に入る。11時開店なのだが、開店前からお客さんが並んでいる(2019年もそうだった)。開店と同時に入り、先ほどソバも食ったことだし通常量の中辛インディアンカレーをいただく。十勝に来たら食べたい一品(笑)
そして新得に戻り、代行バスに乗ってまずは東鹿越駅へと向かう。新得から富良野までは不採算路線で廃止確実っぽいところだ。しかも土砂災害で不通区間が出来てしまい、新得から東鹿越駅までは代行バスが走っている。廃止を狙うJRが路線の復旧をするはずもなく代行バスでお茶を濁し廃止の時を虎視眈々と狙っている。、廃止されないうちに代行バスでも良いので乗っておくことにする。ちなみに、東鹿越駅は災害の前に駅の廃止が決まっていたのだが、災害のためJR列車の折り返し駅になるため駅の廃止を免れたというある意味ラッキーな駅なのだ。私も廃止が決まった夏に雨の中訪問したのだが…ちょうどその時が災害発生時で駅構内には列車遅延のアナウンスが流れていた。(無人駅だが遠隔でいろいろできるのが今様かも)
代行バスは観光バスタイプで4列シートで通常の路線バスより高級だ。乗ったのは10名ほど。うち2名は途中のサホロリゾートホテルのお客さんだった。(列車はそういう駅は無いが…途中なのでなぜか寄る…列車代行バスなのに) 車で走るより時間的に余裕を見ているのか、ゆっくり走っている感じがする。列車代行バスなので必ず駅前に停車する。落合駅では10分間休憩。トイレも可能(笑) 無事定刻に東鹿越駅に到着。JRの列車へと乗り込む。停まっていた列車も富良野から乗って来たお客さん、乗ってきたバスが折り返しの代行バスになるので、それに乗り込むために10名ほどいたが…地元の人というより鉄ちゃんという気がしないでもないのが笑える。ここから富良野までは通常のJRの列車だが…地元の人の利用感は全く無い。災害後に便も減らされておりこれで利用するのは無理というものだろう。廃止も時間の問題か。ということで、富良野駅到着。待ち時間10分ほどで駅前から出る都市間バスのノースライナーに乗る。乗るときに運転手に名前を告げると予約した人かの確認をされ、入口近くにある券売機(運転手が料金を操作するのでお金を入れるだけ)で乗車券を買うというシステムだった。しかも…JRが1890円なのにこのバスは1600円とお安い。しかも速い。そして先ほどの代行バスと同型式のバスだがシートが3列になっており、リクライニング角も大きくフットレストもあるので非常に快適。なのにお客さん…私以外に2名いるだけ。昨日、富良野駅で同時刻のこのバスが出るのを目撃したのだが、乗り込む人2〜3名はいたと思うのだけど…土曜日でこの悪天候だとこうなるのか謎だ。途中、道の駅南富良野に寄り10分間のトイレ休憩。そして定刻に新得に到着。代行バスじゃないので駅前には入らず駅前のバス停で降りる。まぁ、バスも悪くない…というより快適かも。座席にはUSB充電口があるし、無料Wi-Fiまで飛んでいるというサービス付きだった。
ここからN−VANにて本日の宿へと向かう。ここにお越しのスピードスター様が毎年、北海道ツーリングの最終日に利用しているお宿で、今年のGWも利用されたという、新得にある「お宿たけ」。私も2人の子供とのツーリング時に利用しており今回が3回目。昨日電話で予約したのだが、名前では当然わからなかったが、1400GTRで娘とタンデムで、それも2回来たよと言うと、ああ、あの四国の…と思い出してくれたのだった。娘とタンデムでというのは割とレアなのでインパクトは強いようで、今回泊まった2つの宿主さんたちにもソレが特徴で覚えてもらっている。宿は私のみの貸し切り状態だった。夕食は量がとても多い。食べるのが苦しいくらいだった。宿主さんは70歳で少し耳が遠い。が、とても元気で、昨年は軽トラの荷台に自作の小屋を作って載せ四国88カ所回りをしたそうだ。…ということで、今回の渡道最後の夜が過ぎていく。宿は新しく快適な部屋でぐっすりと眠ることができた。



ビバークモード
今回3回目

空間ギリギリ

全てがギリギリ

山部自然公園
太陽の丘キャンプ場

よく見ると私以外
2名がキャンプしていた

山部駅付近の踏切で
旧国鉄色キハ40目撃

コンビニで
朝食です

東鹿越駅
列車が停まっていた

列車のサボ
新得まで行けない

東鹿越駅
ホームにて

列車のこない幾寅駅
映画の撮影地

駅舎内には
撮影時のものが残る

列車のこない落合駅
駅舎はあるけど…

跨線橋は閉鎖状態
ホームも立入禁止

既にホームは
廃線の様相を

レールも錆びて
草ボウボウ

新得駅にて
駅ソバ

駅ソバは
無事健在でした

芽室の
インディアンカレー

十勝に来たら
コレでしょう(^^)/

新得駅 有人駅で
みどりの窓口あり

電光掲示板には
代行バスの文字が

代行バス…本数減ってる

代行バスが来た
普通列車よりは豪華か?

4列シートの
観光バスタイプ

JR代行バス
新得駅前

JR代行バス
落合駅前

JR代行バス
東鹿越駅前

JR代行バス
列車と共に…

乗り継ぎ列車を待つ
代行バス乗客

富良野から滝川行き
普通列車車内

普通列車車内より
代行バスを見る

キハ40
運転台

富良野駅到着
列車は滝川まで

富良野駅
バスターミナル

都市間バスの
ノースライナー号

同系式のバスだが
3列シートで超快適

新得駅横の駐車場
無料なのでありがたい

3回目です
お宿たけ

お宿たけの夕食
量がとても多いです



 2022.05.29 新得  →  苫小牧 (曇/晴)

朝6時に起床。ゆっくりとベッドで寝ることができたので体力回復…のはず。天気は悪いと思ったが割と晴れている。安定しない天気の様だ。朝飯は7時半からだった。毎度、朝から量の多い朝食で、私なら夕食としても十分通用する量だった。宿泊費は1泊7980円といたってフツー。ビジネスホテルに食事無しで泊まるくらいならこっちの方がお得と思う。ちなみにバイクだと屋根付き車庫があるのも魅力かも。出発時、宿主さんはN−VANとバイクをどうやって積んでいるかに興味があったようで、後ろ開けて…と写真を撮っていた。宿主さんは70歳だが、昨年秋には軽トラの後ろに自作(驚)の小屋を載せて四国88カ所を回ったそうだ。
8時過ぎに出発。今日は最終日…なのだが天気も不安定だし、ネタも尽きた。しかも、今回は久々の苫小牧港からの乗船なので、いつものパターンと違うため少々コース取りに悩んでしまう。とりあえず高速に乗って占冠へ。占冠駅で北の大地入場券を買うためだ。コレが無ければ、十勝へ向かいえりも経由で苫小牧へと向かう手もあったのだが…。走っていると尿意が(汗)もう間に合わないかも…で途中のトマムICで降りて一般道に入り難無きを得る。無事に占冠駅の北の大地入場券(19)ゲット。ここは昼休みもあるし夕方も早く閉まるので難関だ。特急しか走らない不思議な路線だが、毎度閑散としている。ここから国道を南下して日高町に降りる。日高町の交差点は、かつては十勝、石狩、富良野、日高門別からの4方向からの国道の交差点となり、交差点にあるセイコーマートは24時間営業で、店内トイレも他で類を見ない大きなトイレ(男子トイレだと小用が6つ並ぶ)だし、店外でもソフトやホットドック類を売っていた。が、高速道路が開通し、交通量激減。今や店内の商品もガラガラで、営業時間は(少し前は夜は23時だったと思うが)今や夜は9時で閉まるというコンビニではあり得ないようなところになっていた。日高町から南下をする。ここはかつて富内線が走っていた。なんとなくバス停に停まってみたが、昔の駅っぽい名前だったので古い地図と現在の地図を比較するアプリで現在地を表示すると、やはり駅跡だ。空き地に入ってみたが残念ながら痕跡も無かった。少し離れた路盤跡に朽ちた速度制限の標識??が残っていたのが唯一の痕跡かも。などとまったりしながら走って太平洋側に出る。このまま苫小牧に行くと時間が早すぎるので、海岸を南下する。ここは去年の4月に正式に廃止になった日高本線跡がある。実際は災害でもう何年も列車は走ってない。廃止後1年たったが、放置期間が長かったせいか、各駅とも線路や駅舎などは残っているようだ。目についてところを写真に取りながら静内へと向かった。静内はかつて馬産地漫画の舞台になっていて90年代には私もよく行ったが3年前の春に20間道路桜並木の桜を見に行ったのが最後になっている。その時は駅と桜しか見てない。まずは駅跡へ行くがあいかわらず元気に営業している(元?)駅ソバをいただく。昨日は食べ過ぎなのでお昼はコレで十分。それから町内をゆっくりと回って見る。当時はネットも発達してなくて情報も無いまま、町中をうろついて漫画に出ている風景を見つけて喜んでいたものだ。大門という桜並木入口にある門も老朽化していた。そしてその近くには馬の牧場があったのだが、今は草が荒れ放題なので離農したのかもしれない。などと見物をし、適当に牧場の馬の写真を撮りながら走る。名残惜しいけれど今年の北海道はこれで終了、苫小牧へと向かう。途中、やっぱりトイレがしたくなって残存できた日高本線の終着駅になった鵡川駅に寄る。と、ちょうど列車がやってきた。結構降りてくる人が多いか…と思ったら、かなりの数が鉄ちゃんだった。折り返して帰るのだろうホームで写真を撮っていた。今日は日曜日なので高校生はお休みだから、なおさらだろう。ちなみに前に来たときには夕方だったので高校生が大勢乗車していた。苫小牧へは16時くらいに到着、帰りのおみやげを買うためにAEON苫小牧に行ってお買い物。今回は車なので荷物が割と積めるのだ。もうモードチェンジもしないので、あけておいた空間に荷物が積める。いつもはクラシックビールを宅急便で送るのだがそれも必要ない。送料不要になってたいへんお得。クラシックビールだが5月31日から夏の爽快という数量限定の夏バージョンが出るのだが、今日は29日。が、きっとフライング販売やっていると見て来たが正解で無事ゲット。一般の売場で、北海道限定のまるちゃんの、やきそば弁当(カップ麺)の各味をゲット。これは軽いけどかさばるのでバイクでは持ち帰りにくいし送るのも無駄だが車なら楽勝。苫小牧港は、本当に周りに何も無いところなので北海道最後の晩飯を食っておく。北海道らしい食事を狙ったが無く、迷ったあげく、久しく食ってなかった餃子の王将で締めとする。港に向かう途中で、買い忘れためんつゆの「めんみ」もセコマでゲット。港には19時頃に到着。私は4台目であった。しばらくは台数は増えなかったのだが出航前に急に来て結局車は40台近くになったと思う。バイクは2台だったが(笑)
船は定刻の23時半に出航。毎度のことながら、何でも後方支援部隊の彼と遠隔宴会を結局2時間以上やった。電波状態は苫小牧発の便は結構よくてずっとテレビ電話モードで安定しておこなえた。ということで、北海道は無事終了。2時過ぎに就寝。


壁面に前回宿泊時の
親子で撮った写真があった

朝食
朝から量は多い

お宿たけ
雨が上がってラッキー

占冠駅
北の大地入場券(19)

昔は最大級だった
日高のセイコーマート

岩地志駅跡?
偶然探訪…

これが痕跡?
速度制限標識か?

このあたりに駅舎が
あったと思われる

二風谷交通公園
昔ビバークしたなぁ

豊郷駅跡
正式に廃駅ですね

廃止後1年ですが…
線路も残ってます

サラブレッド銀座
駐車公園

馬の牧場多し…
天気はまだビミョー

静内駅跡
駅名健在ですね

元「駅」ソバになるのか

静内駅跡の
改札付近

静内駅跡はバス
ターミナルとして健在

駅構内は
立入禁止になっている

静内町
大門

大門隣の牧場は…
廃業しちゃったのかな

二十間道路桜並木
GW頃が見頃です

静内町は牧場が多い
のんびり見物

道路脇から静かに
撮影しています

天気は回復
良い天気になりました

静内町付近にて
風は強いが天気は良い

鵡川駅
日高本線の終着駅に

日曜なので学生はいない
けど鉄ちゃん多し??

終着駅になった
鵡川駅

ラッピング列車
キハ40

苫小牧AEONにて買物
夏の爽快フライングゲット

なぜか王将にて
北海道最後の夕食

新日本海フェリー
苫小牧ターミナル

珍しく…
舞鶴行きになってます

乗る人少ないかと
思ってましたが

ターミナル内
検温必須ですね

ターミナル受付
こじんまりしている

はまなす入港
普段は来ない船ですね

遠くに日高本線が
走っているのが見える

着岸中
あと少し

時間がたつと増えてきた
最後に駆け込み多し

乗船完了
比較的余裕あり

お盆に比べると
隙間が多いです

帰りも余裕の
ステートBにて

今宵も遠隔呑み会
2時間半(^^)/


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