北海道2013 その2 本文へジャンプ



 2023.05.18 小樽 → 美瑛 → 塩狩(晴/曇)

朝4時前にトイレに行きたくなったので起床。支度をして5時前に出発。すぐに新日本海フェリーターミナルに向かう。新潟からの船は既に着岸しておりバイクは既に降りてきているのか何台かとすれ違った。後でわかるのだが、この便には同郷の百々やんさんが乗っていたのだ。分かっていれば会えたのに残念。国道5号線を札幌に向かって走り出す。気温は12度くらいと肌寒い。が、長袖Tシャツだけと耐寒装備は貧弱。そのうち気温も上がるだろうと気楽に走る。最初に銭函駅に寄る。駅前はまだ5時過ぎなので人影も無く、堂々と三脚を立てて記念撮影。ゆっくりしていると札幌市内が混雑するので急ぎ5号線を札幌に。初めて来たときはこの道を走るだけで北海道気分だった気がする。単に道が広くて朝なので空いているだけなのだが…。札幌市内で国道275号線へ。中心部をバイパスして国道12号線に入るためだ。江別付近で12号線に合流。275号線に入るあたりから北海道らしい風景になってくる。当時はコレにも感激したのだろうなぁ…と想像しながら走る。が、気温が上がらずとても寒く感じてきたので停まって電熱ベストを着る。コレとグリップヒーターで12~15度の気温であったが快適に走れた。レッグシールドのおかげか下半身はパッチ一枚で全く問題が無かった。朝食がまだだったので砂川のすき家に入って朝定食をいただく。肉をつけても390円とリーズナブルなので助かる。荷物がちょっと傾いているのに気づいて調べると、土台のベースが移動している。調整のため荷物を下ろすと、箱に両面テープで貼り付けているスペーサー2個が取れてしまった。試験中のお安い両面テープをスコッチの超強力版に付け替えていたのが裏目に出たみたいだ。とりあえずスペーサー無しで走る。すぐ近くにDAISOがあったので行ったが9時なのにOPENしてない。おそらく10時に開店だろうので諦めて先に進む。新十津川は深川と近い。今回は新十津川はコースに入ってないが、新十津川駅の取り壊しの後がどうなっているのが知りたいので番外編としてコースを外れ行ってみる。駅跡は工事中であり、公園化が始まった感じだった。駅のホームはモニュメントとして残るようだが、今後がどうなるか楽しみだ。町を出たところにDAISOがあって9時より営業と書いてあったので入ってみる。両面テープを買ってスペーサーを再度固定しておく。コンビニやホームセンター、100円ショップといろいろ便利になったものだ。旭川を経由して237号線を南下して美瑛に向かう。途中の西神楽駅でも当時の写真をマネて撮影。当時の写真の背景に写っていた商店がまだそのままあったのに驚き、駅舎や構内はすっかり様変わりしているのに驚いた。美瑛で走行200kmを越えたので給油。美瑛には2カ所ホクレンのスタンドがあるが、当てにしていた方が平日というのに定休日だった。おかげで町外れの方まで行く羽目になってしまった。どちらも何度か使ったことのあるスタンドだ。給油後、十勝岳展望台へと向かう。まっすぐで走りやすい道が続き、地元の車に続いてハイペースで巡航する。最初のツーリングでは12時頃に十勝岳展望台に行った記録があるので既に30分くらいは遅れている。残念ながら天気は晴れてはいたがかなり霞んでいて霧っぽい感じであった。当時のマネて写真を撮っておく。地元の老夫婦の方が話しかけてきてくれて楽しい時間が過ごせた。過去にもここで地元の方に声をかけられ、当時乗っていたオフ車(XLー125R)を見て遠くからツーリングに来ているだけあってフツーのバイクじゃないと言われたことを思い出す。確かにオフ車はヘンな形だからね。と、時間をさらに使ってしまったので急ぎ旭川に戻る。遅れているせいもあり旭川の近くのセイコーマートにて、パンとおにぎりのみで昼食とする。旭川駅にもとりあえず寄って写真を撮る。続き40号線にて北上開始。比布はそれほど遠くなく、まずは比布駅に寄り当時をマネて写真を撮る。コロナで休館していたが、結局廃止になったという駅の隣にあった町営のライダーハウスである「ぶんぶんハウス」に行ってみる。内部が整理清掃中という感じであった。また、ぶんぶんハウスの看板も取り外されているようだった。かなり残念である。 続き、当時のマネをしてピップ神社に行く。神社の入口で社務所の方が声をかけてくれてお話した。80年代当時のことも知っていた。が、私の今夜の宿泊の塩狩の件に関してはかつてのYHや温泉がつぶれたことは知っていたが、その後に塩狩ヒュッテYHができたとは知らなかったようである。比布と塩狩は割と近いのだが知名度は高くなさそうである。 塩狩ヒュッテYHには4時過ぎに到着。ちょっと早いので、かつてのYH&温泉跡にできたという公園に寄ってみる。まったくの空き地だったのがキレイに公園化されていた。YHに入り、早々とお風呂に入る。今日は走って疲れたので風呂が心地よい。今日の宿泊者は個別で4名。鉄道で来た私より一回りは上のジイサンと、私より少し若いオバチャン、車のオッチャンであった。食事が始まったが当初は静かに進み、まぁ、ハズレかなぁ…と思ったが…、ジイサンがどうやらあの桃岩荘に1000泊(けた違いじゃないよ)、ほかのYHも800泊以上の強者であった。オバチャンもYHに多数泊まっている強者(関東在住だが実家は阿波海南というのも驚き)。かなり濃い内容の話で22時くらいまで楽しめた。ちなみに、食事の方も、こちらでは旬のアスパラ中心でキレイで旨い(しかもヘルシー)飯の上に会話も楽しく、思わず瓶クラシックビール(大瓶)を2本飲んでしまった。部屋に戻って、掲示板へのUPやこのレポートを打っている。天気の方だが今日はさえない晴れであったが、昼からは暑かった。雨も降りそうではなかったが、夕方雨雲レーダーを見ると15分後に降るとあり、本当に少しだけだが降って驚いた。が、この宿には屋根付き駐輪場があって安心なのが助かる。夜は少し寒いのでファンヒーターをつけてこのレポートを打っている。今回は寝間着もないので少し涼しいのが難点。部屋はトイレが近いのを考慮してくれたか、唯一トイレがついている部屋を振ってくれて助かる。ここは10年前にできた比較的新しい宿で、最初はなかったエアコンも今では各部屋にあり夏の暑い日も対応して、キレイな手作りログハウス風の民宿と言ったところ。本来はYHのドミトリー形式の宿泊もあるのだがコロナの影響で個室のみの運用中(おかげで少々割高の価格設定となる)。


小樽 OSPA
港から激近 隣はセコマ

当時は朝着だったので
マネして撮ってみる

銭函駅
早朝なので誰もいない

気温が上がらず寒い
電熱ベスト装着

朝ご飯は…
貧乏人の味方すき家で

たまかけ定食に
肉をプラス

今回初のセイコーマート
北海道のインフラだ

日本一長い直線道
国道12号線にて

なんとなく…
北海道気分??

新十津川駅跡
現在公園化工事中

キレイにならされて
公園の雰囲気が…

ホームと線路は
一部残るみたい

両面テープを求めて
DAISOへ

道の駅 旭川
トイレ各駅停車中?

西神楽駅
当時はこの方向で撮影

西神楽駅前の商店
41年前と同じ…

美瑛のホクレン
今回初給油

十勝岳展望台
背景の木々が育ったか?

十勝岳展望台
山はまだ雪景色

十勝岳
ちょっと霞んで残念

展望台より
下る道の途中で

美瑛への直線道
かつても撮影した

お昼もセコマで
貧しく昼食

旭川駅
近代化されています

比布にて給油
ここも毎度来てます

比布駅前で
最新式近代化無人駅舎

比布駅
最新型気動車が来た

比布ぶんぶんハウス跡
閉館は残念無念

比布神社
参道

比布神社
肩こり腰痛退散??

塩狩温泉YH跡
空き地が公園化された

塩狩駅ホームを
バックに撮影

塩狩駅駅舎は
今でも健在

列車にあった栓抜き
で瓶の栓を抜く

キレイでヘルシーな
塩狩ヒュッテの夕食

夜はまだ寒いので
薪ストーブ稼働

 2023.05.19 塩狩 → 稚内(晴/曇)

朝5時半起床。さすがに昨日は疲れていたので一発で眠りに落ちてしまったようだ。荷物を片づけてバイクに積載しておく。食堂に行って先にコーヒーを入れてのんびり待つ。食事は7時からだったが、ほかの皆さんは7時半だったので一人で食べることになる。食後出発しようとすると昨日のジイサンとオバチャンが降りてきてバイクのところでまた話し込んだ。7時45分くらいに出発。朝は霧がかっていたが、とても良い天気になっている。気分も高揚して出発する。今日は基本、国道40号線を北上する。ほどんど観光が無い日になっていて、国道途中で写真を撮っているが、それがどこか今回も注意しながら走ったが結局わからなかった。ということで、途中名寄の道の駅でトイレ休憩をしている時に、町の案内看板を見てふと気づいた。そういや、地元コミュニティーFM局のスタジオ近くね? で、グーグル先生にナビをお願いして行ってみる。エンレイホールという施設の中に公開スタジオが入っている。施設に入ると公開のための窓があったので写真を撮っていたが…奥の方では現在も放送中だったようでパーソナリティが居たのにはびっくり。奥まってすぎてわからなかった。名寄からまた国道40号線を北上。当時は寄っていないが音威子府駅にも寄ってみる。が…特に変化は無いようだ。続いて隣の道の駅音威子府に寄る。これも当時は寄ってない(というか道の駅すら存在してない時代)。道の駅には天北龍というお店が入っている。去年も寄っているが当時は有名な音威子府そばを提供していた。が、音威子府そばが絶滅してしまったので、今年からは別のそばを提供しているらしいので食ってみたかったが、訪問が10時半で営業開始が11時と開店前だったので断念。またまた北上を続ける。天気が良いので走っていても気持ちが良い。トイレ休憩で道の駅美深に寄る。気のせいではないと思うが、これだけ天気が良いのに朝からすれ違うライダーがとても少ない。人気の道の駅でも私以外には道内ナンバーの2台がいるだけ。 そしてやっと豊富に到着。当時の記録では12時頃だったようで、お昼ご飯をココで食べている。今回は寄り道したこともあり遅れ気味なのでコンビニに寄って昼飯。看板にはイートインとあったが、コロナの影響か閉鎖されて使えなくなっていた。仕方がないのでイートアウトで我慢する。走行が200kmを越えたのでガソリンを給油。ここのセルフスタンドには、窓拭き用のタオルがあってヘルメットのシールドやバイクのスクリーンに着いた大量の虫の死骸を拭くことができてすっきりした。ここから国道40号線を離れ稚咲内漁港に向かう。豊富では晴れの良い天気であったが海に近づくと霧が出てきて肌寒くなってきた。気温も12度くらいしかない。晴れた所は20度を超えて暑くなりそうな雰囲気すらあったのに。稚咲内魚港についた時は、利尻どころか周囲全体が霧の中で真っ白だった。晴れているところからは割と見えていただけに残念。当時は海岸の砂浜まで降りて写真を撮っているが、今は(気のせいかずいぶん長い間工事が続いている)工事中で入ることができない。テキトーに写真を撮って戻る。当時は道道106号線が開通してなかったため(しかもダート)戻って、途中から兜沼に抜ける道道を通って日本海側の抜海に出たのでそのとおり走る。途中で霧が晴れて良い天気になり利尻もよく見えた(が下半分が霧の中かも)ので写真を撮っておく。抜海ではまた霧がかってきて気温が下がっている。今日は電熱ベストを着ているが電源は入れてない。ベスト自身もフリース地を使っているのでそれなりに暖かいので助かる。これ以上温度が下がったら電源を入れようと思っていたが結局今日は電源無しで走りきった。抜海から海岸沿いを北上し、ノシャップ岬へ到着。今はキレイな公園だが、当時は海岸沿いに看板があるだけだった。海沿いの看板には柵も無く、海中へ落ち放題な危険なところだった。水族館と灯台は当時からあり今も健在。次に稚内駅に向かう。当時なにをしたかは記録がないが、駅の看板の前で写真をとっている。続いて、当時泊まったユースホステル(跡)に向かう。当時は「こまどりハウス」を名乗っていた。稚内ユースが別にあったので南稚内のこまどりにあるYHなので当然だろう。が、後に稚内YHが無くなった時に、こまどりハウスが稚内YHを名乗るようになった。が、結局つぶれてしまって現在廃屋として残るのみである。YHという施設が時代の波に乗れないばかりか、この施設は南稚内というビミョーな位置で、駅からも遠い丘の上という微妙な環境が追い打ちをかけたと思われる。これで今日のお仕事は終了。まだ3時過ぎだった。稚内市内も少し霧がかっている微妙な天気だった。明日も晴れるが霧には注意という予報だが、せっかくキャンプ道具を持ってきているのでキャンプもしてみたい。声問の近くにある道立ふれあいキャンプ場が設備がよさそうなので行ってみる。ほんの少し内陸に入るだけだが霧はマシになっている。面倒なので今日はココに決めて受付をしてしまう。入場料と利用料で1200円かと思っていたら、ライダーのフリーサイトは500円ポッキリだった。指定された場所(駐車スペースとテントスペース)でのキャンプなので張る場所が無いということがない。自由は無いがそれはそれでステキかも。まぁ…今日はほかにフリーサイトは誰もいないということだったが…。とりあえず稚内市内に戻る。夕食はコンビニでも良いのだが、コンビニ弁当は野菜が無いので定番のすき家を探して牛丼とサラダのセット590円を食べる。100kmしか走ってないが帰りにガソリンスタンドに寄って給油しておく。キャンプ場近くのセイコーマートで酒と豚串と水、夜食のおにぎり1個を買って戻る。テントを設営。キャンパーズハウスの無料(!)シャワーを使って体と髪を洗う。風呂ほどくつろげないが汗を流せるのはありがたい。これが500円のキャンプ場とは思えない。ヘルメットのシールドも清掃。一息ついたので、買ってきた豚串を施設にある電子レンジであたためて、買ってきたビールを飲みながらこのレポートを打っている。椅子とテーブルがあるので助かる。テントの中ではこうはいかないし、ここは部屋の中なので暖かい。使用は22時までなのが残念だが仕方ない。レポートを打ちながら、なんでも後方支援部隊の彼とはチャットをしている。時代だよね~。 キャンパーズハウスの消灯は21時で、テントに戻る。シュラフに入り22時前には就寝。USB電熱ベストの電源を最弱にして寝る。服は上に薄手のフリースを着て、下は厚手のパッチを追加している。気温は0度を下回らない程度なので問題なくぬくぬくと寝る。 23時過ぎに起きてトイレに行ったが、霧がすっかり晴れて星空がキレイに見えた。


塩狩ヒュッテYH
今年で10周年

JR塩狩駅すぐ
隣は宗谷本線

バイク置き場完備
とてもありがたい

個室です
冷暖房完備

洗面所、トイレ付きの
お部屋でした

コーヒーを飲んで
朝食を待つ

朝食です
日本の標準的

塩狩ヒュッテYH
食堂です

道の駅もち米の里
なよろ

エンレイホールの
一角に…

FM名寄エアテッシの
公開スタジオが…

あるので見に来たが
オンエア中だった

道の駅びふか
かろうじてバイクが居た

なんとなく田舎っぽい
風景だったので撮影

未舗装だって気軽に
入っていける

音威子府駅
特に変化無し

道の駅おといねっぷ
ソバ屋は開店前だった

ここでも撮影
天気が良い

順調に北上を続ける
意外と単調な道

利尻が見えてきた
イイ感じと思ってた

豊富のセコマで
昼食をとる

豊富にて給油
稚内までなさそうだ

稚咲内漁港で…いきなり
霧で利尻が…あそこ??

本当は砂浜に降りたい
けど工事中だ

先ほどの好天は??
海岸沿いは霧??

少し内陸に戻ると
また晴れて利尻が見える

さっきの霧は何??
海岸のみ??

兜沼経由で道道106号
に戻るとまた霧??

ノシャップ岬灯台
改装中??

ここはまだ落ち放題
霧で視界悪し

以前はここも
落ち放題だった??

今はすっかり
キレイな公園

稚内駅
ここもキレイになった

稚内市内も
霧の中

こまどりハウスYH跡
(後の稚内YH)

なかなかの朽ちっぷり
当時の食器が見える

YH跡地は小高い丘
市内が見えるが…霧

北海道立宗谷ふれあい
公園キャンプ場

バイクは500円で
利用可能

広い敷地ですが設営
場所は指定されます

市内のすき家で
晩飯を食います

貧しく毎度の590円
パターンです

帰りにセイコーマートで
酒とおつまみを買う

テントは狭いので
キャンパーズハウスへ

供用スペースです
シャワーは無料

電子レンジもあります
豚串を温めます

椅子とテーブルで飲み
ながら作業ができた

夜中は霧が晴れて
星空がキレイでした


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