北海道2023 その	3 本文へジャンプ



 2023.05.20  塩狩 → 名寄 (晴/曇)

朝、3時過ぎに目が覚めた。もう外は明るくなりかかっている。結局4時前に起床。外は、すっかり晴れてこれ以上ない天気になっていた。このキャンプ場はゲートがあって6時にならないと出られない。テントは朝露が大量についてビショビショになっていた。時間があるので水を拭き取って乾かすことにする。キレイに拭くと意外と乾きが早い。なんとか仕舞いをつけて6時にスタートする。気のせいではないが気温が低い。出発時には5度だったので起きたときはもっと低かっただろう。とりあえず、薄手のフリースをそのまま着て電熱の電源は入れなかったが太陽が当たっているのでなんとか走れる。天気が良いので昨年霧で残念だった白い道に行ってみたいと思い急いだ。途中で後ろを見ると利尻富士がキレイに見えたので写真を撮る。他のライダーや車の方も別の場所だが写真を撮っていたので考えることは同じだ。しかしながら宗谷岬に近づくにつれ前方に霧が見えてくる。文字通り怪しい雲行きだ。白い道の出口に行ってみたが昨年同様な霧っぽい雰囲気になったので奥まで入るのをやめて手前のセイコーマートに戻り朝飯を食う。戻った時は天気が良く利尻が良く見えた。さっきの霧は何??という感じ。待っていれば霧が晴れるかと思ったが、宗谷岬方向の空は残念なことに変化は無かった。宗谷岬に行ってみたが霧こそないが本当に残念な真っ白な空だった。とりあえず記念撮影をする。先ほど利尻の写真を撮っていたハーレーライダーさん(40歳)ともお話をしたが、初めての北海道らしく一日に距離をかなり走っている。カウルも全く無い、しかも荷物も背中のザック一つという軽装で走っているが…寒くないのかな?? 今日は太陽が出ないし霧で湿っているのでマジ寒い。さっきの青空は何だったんだと思うくらいの落差だ。ここから国道238号線を南下する。霧が所々濃く出てシールドの視界が非常に悪い。気分もとても盛り下がる。今日は天気的には晴れだと思う。海岸から霧が出ているところは空も白いが、少し内陸にはいると晴れているという感じだ。冷えるのでとにかくトイレが近い。猿払のセイコーマートでホットコーヒーを飲む。途中で抜いた自転車がやってきて話をすると稚内の方でここで折り返すと言う。動いているウチは良いが自転車の薄い服はやっぱり超寒いということだった。食べていたからあげを一ついただいてしまった。コーヒーを飲んだ上に寒いのでトイレが加速する。浜頓別に着いたが時間にまだ余裕があるので旧駅跡でバスターミナルであったところに寄ってみる。交差点がラウンドアバウトになっていたのには驚き。バスターミナル横が道の駅になりバスターミナルも移転していた。旧バスターミナルは図書館になっていた。土曜だがやっていたので係りの人に聞くと、展示していた鉄道資料はすぐ近くの郷土資料館にあるそうだ。が、土日は休みとのことだった。ベニヤ原生花園に行くつもりだったが数キロ行きすぎていることに気づいて戻って過去の写真を真似て撮影。道の駅でトイレをしたのにまたする。付近は広い公園になっているようだ。しかし…頻尿爆発だ。続いてウスタイベ千畳岩を目指して走る。ここもキレイな公園になっていて過去と同様座って記念撮影。さきほどもそうだが誰も観光客がいない。平日な上に天気が霧がかって寒いので景色としてもかなりビミョーである。電熱ベストとグリップヒーターも効いて寒くはないが冷えるのには違いがない。雄武で12時を回ったので昼食のためセイコーマートに入る。モチロントイレもする。イートインが無いので立って食べることのできるパンやにぎり 寿司になるが仕方ない。本来はサロマ湖まで走るのだが特別に興部で中断して番外編に入る。今日は名寄に戻って天塩弥生駅に行く。ここから名寄まではガソリンスタンドすらなさそうなところなので興部にて給油。他に観光ポイントも無いので旧駅跡を回ることにする。すべて行ったことがあるので現状確認だ。まずは道の駅興部。あいかわらず無料宿泊所になった旧キハ22(色はビミョー)は健在であった。続いて買い取られて個人宅になった中興部駅跡。道路から見るだけになるが外観は特に変わりなく健在であった。そして保存された上興部駅跡と台車の無いキハ27も存在確認。トイレもしておく。道沿いに駅名標だけになってしまった一の橋駅と上名寄駅にも寄って写真を撮る。下川駅は駅は無いが広場にキハ22があるが保存状況はあまり良くない。最悪ではないが手入れは少ない方だろう。最後に中名寄駅跡にも寄る。小さなプレハブ駅舎だが保存してくれる人がいて日中内部も公開されている。名寄に入り、今日の宿への差し入れとしてイオンにて菓子類を買って荷物に吊して持って行く。明日のことを考えて駅近くのホクレンセルフスタンドで給油。さきほどからそれほど走ってないし、時間もあるのでゆっくり行ったので燃費も上がっている。道内は巡航速度が高いので燃費がビミョーに悪い。速く走るとリッター60を切ってしまう。宿の天塩弥生駅には4時15分くらいの到着。余裕なので風呂に入っておく。小さい宿なので1つの風呂を交代で湯を入れて入るので時間がかかるし食事から後は時間が無いことが多いので先の風呂は必須だ。聞くと、なにやら知っている人が今日泊まるという。誰??(←騙されている) しばらして外に出て写真を撮っていると到着した車から人が降りてきたが、知っている人…え??天塩弥生駅香川県人会の百々やんさんだった。今回は会えない予定だったが、密かに合流を狙っていたということでマジでびっくりだった。どうりで途中で交わしたメールの内容でコースがぼやけているはずだ。あと、30歳台のレンタカー(なんとジムニー!)で鉄道跡を回っている方。80歳台の自衛隊退役老人とその妹さんの5人が今日の宿泊者だった。百々やんさんもいるし食事前から話が盛り上がり、旨い飯から駅飲み会にシームレスに移動。特別にアスパラガスを焼いて出してくれてコレがまた旨い。アスパラは今日からの提供(ギリギリ今日から出荷開始だった)でラッキーだった。見たことのない大きさであるが、大きくても旨い。毎度ながらこの宿での満足感は高い。



キャンプ場の朝
朝露で濡れまくっている

拭き掃除で乾かす
なんとか6時に出発

出発時の気温
5度は寒い

宗谷岬方向に
低く白い霧が見える

稚内方向はこれ以上
あるか?の好天なのに

白い道の入口
とりあえず少し入るが…

昨年と同様に
白い空でガックリ

これはスピ☆様
の陰謀か???

戻ると…やっぱり稚内
方向は晴れている

利尻もキレイに見える
これが続けば…

とりあえず朝食
最北のセイコーマート

宗谷岬
最北端の地碑

まだ朝早いし天気も
悪いので観光客少ない

マジで霧だと寒い
冷えるとトイレが…

猿払のセコマで
ホットコーヒーを飲む

浜頓別は晴れた
日差しが暖かい

道の駅になって
ラウンドアバウトができた

郷土資料館
土日はお休み

ベニヤ原生花園
また霧っぽい

寒々としている
観光客皆無

斜内駅跡
健在である

ウスタイベ千畳岩
やはり誰もいない

過去と同様
座って記念撮影

広い公園
もちろんトイレをする

興部に近づくと
少し晴れてきた

道の駅興部
内陸部は晴れている

中興部駅跡
現在は個人所有になってる

道路から眺めるだけ
残念だなぁ

上興部駅跡
健在であった

道路脇にある
一ノ橋駅名標

下川駅跡
老朽化も健在

上名寄駅の
駅名標

中名寄駅跡
保存管理されている

名寄市内で給油
明日に備える

あれ?香川ナンバー
のプリウスが…

天塩弥生駅
ライダーは私だけ

晩飯です
今日からアスパラ祭り!

ふ…太い これをみんな
で食べるのだ。

塩だけでとても
美味くいただける

駅呑み会の酒

天塩弥生駅香川県人会
どどやんさんと共に

大量のアスパラに
大興奮

しっかり撮影
マジ凄い!

宿のFacebook


 2023.05.21  名寄 → サロマ湖 (雨/曇)
30代の若者は4時出発(深名線跡巡りで朝飯には戻る)なので早めに寝たがイビキは大きくは無いがそれなりにかいてはいた。が、私も疲れているので何も気にならず爆睡していた。こちらもイビキをかくと悪いので、今年は点鼻薬で鼻を通し、唇に張るテープを買って眠っているときに口が開かないようにしてイビキを防止している。効果があるかどうかは自分ではわからないのが難点。 朝5時半に起床。すでに若人は朝練(と我々は呼んでいた)にでかけたようだ。空を見ると明るくまだ雨は降っていない。雨雲レーダー様によると6時過ぎに降るという予報だったので、荷物など整理してバイクに積んで準備をしておいた。この時の天気予報では網走方面も一日雨で明日もダメっぽかった。今日の宿は網走のバイク用の屋根のあるビジネスホテルにしようか悩むところだ。雨の到着で雨の出発はかなりつらいから。本来はサロマ湖に泊まるのが前例通りで良いのだが、知床の観光船の都合で網走を狙っていたが、何でも後方支援部隊の「知床観光船の知床岬コースは6月からって書いてましたよ」で計画が実行不能になったのでサロマでも湧別でもOKだが…。意外と屋根付き駐輪場完備の宿は無い。朝飯は7時半からだが、毎度のことで朝からしっかり食べることができる。そして驚いたのはまだあの黒い音威子府ソバの冷凍している在庫が残っており(あと1月分らしい)もう食べることができないと思っていた音威子府ソバを食べることができた。これだけでも十分値打ちがある。食後すぐ出発するのがセオリーだが 、雨だと腰が重い。なんとか8時45分に雨が結構降る中、駅長様&助役様、百々やんに見送られて出発。気温は11〜15度と少々寒い程度。カッパも着ているし、服装は電熱ベストの電源なし状態を着ているだけでまぁ何とかなる程度だ。昨日来た道をまた興部まで戻る。対向車が跳ね上げる水しぶきを受けながら結構な雨足の中を走る。冷えたせいもあるが、西興部の道の駅でトイレ休憩。浸水もジワジワと来ている。尻も少し湿っぽいかも。コンビニ袋でカバーしたウェストバックも湿ってきている。これが長時間続くとかなりの浸水になりそうだ。少々寒くなったので電熱ベストの電源を入れる。出力75%にして使用したが、11時に使い始めて15時過ぎてもまだ稼働中であった。3つある同じ種類のモバイルバッテリーの1つで一番古いがコレが一番相性がよくて長持ちする。雨用のグローブは浸水前提なので使用していると冷えてくる。グリップヒーターの出力を5段階の4(普段は3)まで上げたおかげか、手が冷えることはなかった。道の駅興部で再度休憩。ここには屋根付き自転車置き場があるのを知っているので、そこに駐輪して休憩。浸水した部分をタオルで拭いておく。雨も止みそうもない(と思って)今夜の宿を屋根付き駐輪場ありの東横イン網走の予約をネット経由で入れる 。素泊まり料金7100円はそれなりにお高いが仕方ない。 興部よりオホーツク海沿いに出て番外編を終了し、中断していた本編を再開する。まずは紋別に行って展望台を探す。当時寄った展望台がどれなのか実はよく分かっていなかった。写真だけではビミョーに不明。現在紋別には、紋別公園の流氷展望台とオホーツクタワーがあるので、両方行っておく。当時はタワーは無くオホーツク展望台だったはず。、現在、オホーツクタワーは有料のタワーに登らないと景色が一切見えない燃える商魂なので今回は入らなかった。当時の地図や眺望からはおそらくオホーツクタワーの場所にあったオホーツク展望台だったと推定される。アクセスはすごく分かりにくい道だったが、当時ナビも無いのに良く行けたな…と感心する。雨はほとんど上がってきたのでウェストバックのコンビニ袋ははずしておく。でないとカメラと取り出すのがたいへんで写真がきわめて撮りにくい。ここで12時を回る。そのまま湧別まで走り、いつも休憩するちょっと大きめのセイコーマートに寄ってみる。大きかったイートインスペースは縮小されながらも健在だったので昼飯に利用することにした。イートインなので消費税10%を払って購入。体も少し冷えているので温かい味噌汁かスープが欲しかったが意外と高い。それよりもカップ麺(99円と税)が安かったので買ってお湯を入れて食べる。暖かいものが実に嬉しい。国道238号線をさらに南下する。気になっていた計呂地駅跡にも寄ってみる。コロナの影響で宿泊施設が閉鎖されているが、ホームページを見ても再開のお知らせが無い。昨年も寄って確認しているが閉鎖中であった。そして今年も去年と全く変わらず閉鎖中のままであった。そのまま終了することのないことを祈る。公園はあいかわらずキレイに整備され、展示の蒸気機関車もキレイに健在であった。次に、サロマ湖のキムアネップ岬に行く。当時は看板もあり貸しボートすらあったのだが現在は何も無い。どこで写真を撮ったか全く不明になっている。かつてはボート乗り場の桟橋もあったが、確か2005年くらいに撮影した時は崩れながらもあったが現在は陰も形も無いので場所の特定が難しくなってしまっている。たぶんココというところで撮影。続いて当時の宿泊地だったサロマ湖YHに行く。去年も寄ったが、閉鎖されて放置されている。変化は無いようなので写真を撮っておく。何気なくドアを開けてみると…鍵がかかってない(鍵が無い??)ので入り放題の気がする。不用心だが田舎なのでOKなのか?そして国道に戻り南下しようとすると、近くに旅人宿のさろまにあんがあった。ここも外観から屋根付き駐輪場は無いと思っていたが、ちゃんとあるではないか(驚) しかも飯を食ったとしても6000円と素泊まりビジネスホテルより安い。(ちゃんと予約していたら北海道LOVEの対象ですらある)少し悩んだが、しばらく走ったところで東横インの契約(キャンセル)条件を確認すると16時以降のキャンセルは100%とあるが、それ以外は無いので16時まではキャンセル可能と判断。15時過ぎだったのでコレは変更するしかないと思い、さろまにあんに電話してみる。が、電話は出なかった。待っていると東横インのキャンセル時間が過ぎるので、とりあえず東横インをキャンセル。ネット予約でネットキャンセルできるので楽と言えば楽。さろまにあんに戻って宿を覗くと人がいたので聞くと宿泊OK(夕食もOK)とのことだったのでお願いする。宿は16時からのチェックインでまだ時間があったので常呂のホクレンセルフのスタンドに行ってガソリン給油。今日は雨なので5〜60km/hで走行したが、相変わらず燃費があまりよくない。リッター60が微妙に出ない感じだ。荷物が重いのか風が強かったせいか、本当にエンジンなどの調子が悪いのか…ちょっとビミョー。 ということで無事屋根付き駐輪場の下に駐輪してチェックイン。塗れたカッパも部屋の中で干せるしバッテリーの充電もできる。共用スペースにてインスタントではあるがコーヒーを飲みながらこのレポートを打っている。なかなかオサレで快適だ。想像していた旅人宿とはちょっと違うかもだった。唯一の弱点は風呂が無くシャワーのみというところか。宿主さん夫婦も思ったより若い。主人はCRF250Lを持っているのか駐輪場に停めているバイクにカバーをかけていた。原付カブもあるしバイク趣味もありそうだ。宿泊者は一般客がほとんどで、バイクは愛媛ナンバーのR1200GSの老人さんだけであった。夕食は6時半だったので水道を借りてバイクを拭いておいた。さすが新車パワー(まだ一度も雨に会ってなかった)が炸裂して少々拭くとそれなりになった。GSの老人さんはお疲れだったのかいきなりベッドで寝ていた。雨に降られて防水のはずだった靴が大浸水して新聞紙をもらって突っ込み乾かしていた。時間がまだあったので談話室にタブレットとキーボードを持ち込み、この文章を打っている。夕食は天塩弥生と同様に細かく凝った食事でレベル高かったと思う。食事付きで正解だが、昨日から食べ過ぎ感もある。GSライダーは愛媛の方だっがたが珍しく無口でほとんどしゃべらない。なんでとほ宿来たのか不明。BIKE人の2023ラリーで全国を回っている様子だった。もう一人の74歳のジイサンは富良野からサロマ湖のホタテの稚貝の放出のバイトに来ているということだった。どうやら宿主さん(というか佐呂間付近の男たちは結構…)朝の2時から10日間ほどバイトにかり出されるらしい。話しやすそうで思ったより若い宿主さんだったがお疲れみたいであまり会話できなくて残念。その代わり奥さんがこまめに話てくれて楽しかった。ジイサンの方はハズレかと思ったが、北海道の年寄りなので古い話を知っているので話は結構面白かった。爺さんは明日が早いので早々に退散。あと5人の一般客は謎の地元民(男2女3)だが、本来は誰かの家で泊まるところだったが無理になったのでみんなで泊まりに来た(初)ということだった。オッサン2人(私より少し若い感じ)が残って、いろいろ地元の古い話をしてくれてこれまた大いに盛り上がった。ビール1本もらってしまった。昔は若人同士で集まって話して楽しかったが、昨日もそうだが、地元の老人さんに古い話を聞くのも結構面白いと感じた。ジイサンだらけの旅人宿も悪くない(笑) ドミトリーなので今日もイビキ対策(自分が加害者にならないよう)をして就寝。疲れているので今日も爆睡。


天塩弥生駅の朝
まだ降ってないうちに準備

朝ご飯
朝からガッツリいただく

まだ残存していた!!
音威子府の黒いソバ

道の駅西興部
しっかり降っている

道の駅興部
雨宿り休憩

自転車置き場に屋根あり
たいへん助かる

紋別公園 かつて
ここから展望??

ちょっと高度が低い
から違うか

入らなかったけど
おそらくココだろう

昼飯はコンビニ
イートインで

湧別のセイコーマート
立派なイートインがあった

計呂地駅跡
宿泊所は今年も休止中

道の駅サロマ湖
雨は降ってない

キムアネップキャンプ場
6月からの営業だ

おそらく当時撮影した
キムアネップ岬

すっかり寂れて
観光地じゃなくなってる

サロマ湖畔YH跡
2年前に閉館

気のせいか…ドア
開いてた気が…

常呂にて明日に備えて
給油しておく

さろまにあんには
バイク置き場の屋根あった

旅人宿さろまにあん
2代目2002年より

供用スペースで
ゆったり作業

最寄りの駅だった
浜佐呂間駅の看板

旅人宿というより
普通の民宿っぽい感じ

夕食も意外と良い
これで6000円は安い

メニュー

ドミトリーの部屋
(個室もある)

カッパを干して整備
できてラッキー


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