朝6時に起床。昨日の天気予報では夕方まで雨っぽかったが、どうみても普通の晴れの天気だ。が、黄砂が飛んでいるのか霞んだ感じはする。早々に出発支度をしておく。7時半に食事。割と一般的な朝食感がある。今日は知床遊覧船の企画が没になったので急がなくて良いのでまったりとしていた。受付時に宿主さんから2022年の20周年ステッカーをもらったが、さろまにあん自体は80年代に既に存在していたはず。奥様に聞くと、お二人とも道外の方で前オーナーから買ったということだった。20年前ならかなり若かったはず。
結局8時20分、宿主の奥様に見送られて出発。天気が良いので気分が良い。41年前に撮影した常呂の丘で撮影。もっともココは去年もハンターカブで来たような気がする。湧網線の路盤跡を横目に見ながら能取湖沿いを網走へと向かう。網走手前の網走刑務所に寄る。当時と同様に門の前でお縄になったポーズで記念撮影。続いて網走駅へ。当時と似たところにバイクを停めて駅舎をバックに撮影。特に変化は無いようなのでそのまま斜里へと向かった。浜小清水あたりの直線道路でかつて撮影していたが、正確にはどこか不明なのでそのへんで撮影。過去のツーリングの再現を続けている。斜里のセイコーマートでトイレ&コーヒー休憩。ここは何度か休憩したことがあるが、コンビニコーヒーが無かったのか???缶コーヒーで休憩。天気は晴れているが意外と気温が上がらない。12度〜という感じで、ジャケットの下は長袖Tシャツのみで走るのはわずかに寒い気がする。が、ベストを着ると走っているときはちょうど良いが降りると若干暑い感じなのでやめておく。オホーツク海岸を淡々と走ってオシンコシンの滝に到着。ここも昔と同じ様なところで記念撮影。そして12時過ぎに無事ウトロに到着。今日の宿のボンズホームさんも確認しておいた。そしてセイコーマートでいつもの貧しい昼食を食べる。買ってから気づいたがゴミ箱が無い。食後、恐る恐る聞いてみたが、店で買って食べたものは捨ててもらえるということで回収してもらえた。阿寒湖など有名観光地は買う前にゴミ箱を確認し無い場合は捨ててもらえるか店員さんに事前に聞くことが必須だ。気のせいではないが、空模様が怪しい。雨雲レーダーを確認すると雨雲がやってきている。近くにある道の駅知床に行くと、屋根付き駐輪場があったので停めて様子見。するとレーダーの予報どおり雨が降ってきた。晴れていれば知床五湖でも回ろうかと思ったが天気が悪い(さらに雨だと)行く意味が無い。しばらくすると、神戸ナンバーのヤマハビラーゴの爺さんライダーがやって来て雨宿り。聞くと、既に網走から雨が降っててカッパを着ているという。私も少し遅かったら雨に遭っていたということだ。私はラッキーだった。さきほどのコンビニに居るときに横に停まっていた静岡ナンバーの車の人(若く見えるが定年組)もVスト650に乗っているということで集まって暇つぶしの会談となる。あとから仙台のNC700ライダーもやってきた。雨ですることが無いのでこれはコレで楽しい。1〜2時間はつぶせたが、3時から5時までは誰も来なかったので暇だった。この時期はライダーはとても少ない。寒いので道の駅の中の椅子に座ってタブレットでネットをしていた。時間がもったいないが濡れてどこかに行くほどでもない。宿まで数百mなのだが濡れていくのもイヤなので待っている。
17時に雨が上がったので宿に行って手続きをする。聞くと宿泊客は私一人ということであった。施設占有できていいのだがむじんくんは寂しい。今日の宿はとほ宿のボンズホームさんだが、日中は喫茶店をやっていて7日間煮込んだカレーが名物らしい。今回は素泊まりで予約していたが、頼めばこのカレーを食うことができるというので夕食にカレー(1050円)を頼んでおく。夕食は共用スペースに持ってきてくれてココで食べる。一人っきりなので寂しい夕食だった。カレーは確かに化学的雑味が無い旨さの濃いカレーであった。辛さより旨さ。こういうカレーはルーだけでも十分酒のつまみになるのだが…酒がないのが残念だった。食後、歩いて近くのセイコーマートに行ってビールとポテチを買ってきて、飲みながらこのレポートを打っている。会話が無いので時間が十分あるのでゆっくりできるが寂しい。10時過ぎには就寝。 |