ペアレントさんの話によると、晴れていれば3時半(笑)には表の海が赤くなりはじめ、4時には日が昇るということだった。毎度の頻尿のせいで3時前(笑)にトイレに行ったので起きたが、まだ暗い。ケータイを3時半に鳴らしたはずだが全く起きることができず、目が覚めたんが4時半過ぎ、今日は急ぐわけでもないので7時出発なので5時半まで布団の中でまったりしていた。毎日ハードなので体を休めないとやってられない。若い頃はそうでもなかったのだろうが今は違う。5時半から片づけを始め、予定通り7時に出発。天気は曇りだ。天気予報によると昼頃までは雨が降らないみたいなので午前中に仕事を済ませたい。気温は低くないと予想して電熱ベストに弱で電気を入れて走る。薄手のフリースは着てない。気のせいか若干寒い気がする。登別から山に入るのでセイコーマートで朝食。気のせいか毎日同じものを食っている。昨日も通った登別温泉街を通りオロフレ峠へと向かう。当時は未舗装であり、そんなに広くなくクネクネしていたと思っていたが、キレイに舗装されオンロードバイクで来ても問題ないくらいになっている。数年前にGTRでも来たが特に問題無かった。開通の記念碑を撮影した後、峠を越えた展望所にZX10Rが停まっていたので私も停まって景色を撮影。彼は白髪のジイサンで地元の方だった。話を聞くと、途中にあったオロフレ峠展望台への分岐道あたりが旧道で、今は道が付け替えられているということだった。地元の老人のお話を聞くのは面白い。やっぱり昔通った道よりはかなり改良されていたのだ。国道を支笏湖へと向かう。途中でトイレがしたくなったが、大滝という町の公衆トイレが道沿いにあったので利用。こういうトイレは本当に助かる。このあたりは小さな市街地があるのだが、旧胆振線の沿線だ。胆振線跡はあまり調査してないのでいずれまた来たいと思った。
続いて支笏湖の南側を走る国道453号線を通って支笏湖中心街へ向かう。当時この道も未舗装だった。当時は襟裳岬から室蘭見物をして、熊牧場も見学した後、オロフレ峠の未舗装、支笏湖の未舗装を通って支笏湖YHまで1日で走っている。なんて元気だったんだ…と驚くしかない。支笏湖は当時とは違って、一区画全体が歓楽街になっており高級旅館が立ち並ぶ。区画に入るためには有料駐車場に入らないといけない。車やバイクでは湖畔に行くことも不可能になっている。お安い宿もなく、貧乏人には関係ないところになってしまった。当時はそんなことなかったのだが…。区画の端っこから区画近くまで入り込むと、当時の支笏湖YHの場所に到達できた。2022年1月に建屋は取り壊されており、今はすっかり更地になっていた。残念だが、そこを撮影。さっさと撤退する。空は今にも雨が降りそうになっている。そろそろ雨具の準備をしたい。が、ちょうど良い場所もないので来た道を戻り、モラップという湖畔の一画に入る。ここはこじんまりしていて、俗化された観光客はあまり来ない。ボート乗り場があるくらいの寂しいところ。無料駐車場とトイレが昔の観光地っぽいが、売店も無い寂しいところ。ここに樽前荘というライダーハウスっぽい苫小牧市営の安宿があった。それも3月末まで。もし、ここが健在なら宿泊候補地になっていたことは間違いない。歓楽街はあまりにも高価になって既に貧乏人の泊まれる場所でなくなっている。札幌から近いせいか、羊蹄山(ニセコ)、登別、洞爺湖、支笏湖あたりが高級化してしまっている。昔は隙間というか安い宿やYHだってあったのに。ここの駐車場でトイレをしてカッパの下を着ておき、その他の雨具も取り出しやすいように準備をしておく。そして今日の宿の候補地に電話を入れる。雨なのでゲストハウス併設のキャンプ場なのだが…今日は予約できません=休業って感じで断られた。あとの候補地は晴れの場合のキャンプ場なので無理。洞爺湖あたりも高そうなので問題外。悩んだあげく、想定外であったが昨日の宿の室蘭YHに決める。洞爺湖から戻ってもそう距離がないし翌日は洞爺湖へ戻りそこからスタートすれば問題ない。ということで来た道を引き返し今日の仕事として洞爺湖へと向かう。しばらく行くと小さい雨粒が来始めたのでカッパ装着。これで今期2カッパ。雨の量はたいしたことがなく、特に問題なく走れる。途中、いいかげんに走っていて道を間違えたが、スマホのマップの上に現在地が出なかったらもっと気づくのが遅れただろう。マップがあるから気がゆるんでいいかげんになっているという気もする。ナビをさせてないので途中の標識を見ながら走るが、標識の地名にビミョーなものがあってソレどこ?が多い。ということで、来た道を戻り、大滝のトイレを再度利用。室蘭YHににも電話をしておく。大滝にはセイコーマートもあり、小さな町だが中間点の助かる場所として記憶に残った。セイコーマートの外にはベンチがあって店の外だが座って食べることができた。貧乏ライダーにとってはとてもありがたい。セルフのホクレンがあったので給油しておく。意外と走行距離が伸びている。雨はたいしたことがなく、続いて洞爺湖へと入り、まずは昭和新山へ。ここの駐車場は有料になっておりバイクは200円だ。日曜なので一般観光客はそれなりにいるがバイクは1台も停まってなかった。料金所の近くに停めるようになっておりイタズラも防げるので助かるかも。料金所のジイサンが話しかけてきた。昔はCB125に乗っていたという。1気筒?2気筒?と聞くと、2気筒というのでCB125Tだろう。キツい坂が登らんかった…と言っていたが、CB125Tは15馬力もある今では考えられないようなハイパワーな125ccなのにね〜。こういう料金所などのおっちゃんも年齢層が高いので話しかけると同年代で古い話が聞けるので面白いと今回の旅で特に感じた。話をしていると、昭和新山とかかれた看板の前までバイクを持って行ってもいいよ〜と言ってくれた。雨なので観光客も少な目だったので、コレはできそうだと、ハンターカブを押して持って行き、三脚を立てて記念撮影。当時と同じポーズで撮影できた。雨はほとんど降ってなかったおかげで三脚撮影もできてラッキーだった。雨の呪いを少しは弾き飛ばした感じだ。山の方は…令和の前の平成の前の昭和の頃から頂上が禿げて地肌が見え、白い湯気が上がっているのは変わってない。昭和になってからできた山で、それ以後もずいぶん時間がたっているはずだが冷えないものだな、と感心。これまで気づかなかったが良くみると、奥に熊牧場があったり、ロープウェイがあったりと登別のマネじゃね?のレベルで観光地化されていたのにはビックリだった。続いて洞爺湖なのだが、当時の写真では湖岸を北の方に走った展望台で写真を撮っているだけ。他に何をしたかも記憶がない。まぁ、温泉街でも湖岸から湖見るくらいなのでそんなものか。雨も少し強くなってきたし、明日もココを通るのでソレは明日に回すことにして撤収。伊達まで降りて行く。国道に入り、道の駅だて歴史の杜で休憩。ちょうど建物の端に屋根とベンチがあったので、そこで座って休憩。バイクごとはいれて座って休憩なんて、雨の日だったらかなり贅沢です。また少し雨足が強くなったので、30分ほどココで休憩。雨足が弱くなったところを狙って室蘭へ戻る。昨日も利用したセイコーマートで弁当とビールを買っておく。昨日ビールを買うときに気づいたが、30日発売のクラシックビールの夏の爽快が既に売っていたのだ。昨日も買ったが今日も当然買っておく。YHには4時半に到着。受付を済ませるが、雨が強くなってきたので、最低限の荷物を持ち込んでおく。雨が上がった19時くらいに残りの荷物や鍵かけを行っておいた。今日はまず風呂に入る。昨日泊まった宿なので勝手が分かっていて楽だ。部屋も同じ部屋を割り当ててもらった。風呂から上がって、共用スペースにある電子レンジで弁当を温め、部屋のポットでお湯を沸かしてカップ麺を作り、部屋の冷蔵庫に入れておいたビールを飲み、部屋にあるTVを見ながらの晩飯だ。肌寒いので暖房も入れている。これで3500円なので何の文句があるだろうか? あ、ちなみに布団も普通に問題ない布団でした。飯の後は、おきまりのネットへのUPやレポート作成など忙しかったが、疲れもたまっているので早めの21時過ぎの就寝になった。聞いてはいないが今日の宿泊者は私だけのようだった(汗) |