尿意で目が覚めたのが3時48分。起床予定が4時だったのでそのまま起床。トイレにレッツゴーである。第二駐車場も私が来てから2台以上は増えている。就寝前にトイレに行くときに気づいたのだが、フェリーに乗っていたN-VANの1台がココに居たのには驚いた。行動まで似ているとは…。そのままモードチェンジを行い、4時半には完了。4時ではまだ外は真っ暗であったが、少し明るくなってきている。少し移動してこのレポートを打っている。5時前にはかなり外が明るくなってきたので出発することにした。国道231号線を北上する。気温は19度と涼しいというより少し寒いくらいだ。車なので暖房を入れておけば良いので楽だ。
まずは増毛駅跡に寄ってみる。特に変化はないようだ。コンビニに入って朝食。毎度の貧しいパターンが始まる。ココでコーヒーでも飲みたいが節約。続いて北上して留萌駅跡に寄る。前回は廃線寸前だったので現役の駅であったし、駅の中には絶滅危惧種の駅ソバがあって、開店時間を待って食した。今回行ってみると、大きな駅舎は駅名などが剥離されてみすぼらしい感じになっていた。いかにも死にましたという感じが涙を誘う。私以外にも車で来て撮影している人がいた(笑) 北上を続けるが、どうにも眠たくなったのでコンビニに入りホットコーヒーを飲む。量はレギュラーだけど濃いものは+20円なのだが、この店は謎のキャンペーン?で同額100円だった。そろそろ暑くなってきているので失敗気味だったがホットコーヒーを飲む。築別を通った時、なんとなく駅があったなぁ…と気になって駅跡をネットで検索して行ってみる。が、本当に何もなくなって空き地で草ボウボウ状態。記念碑や痕跡のかけらもなかった。当時はそれなりの駅だったはずなのに…炭坑関連なので町自体の寂れ方もハンパない感じだった。
あまりも天気が良いので、初山別の天文台とキャンプ場にも寄ってみた。ここのキャンプ場も環境が良いのに無料と太っ腹だ。以前は何度か利用したし、家族旅行でもバンガローを利用したことがある。高台になっているので景色もサイコー。ということで撮影をしておいた。道が空いているしまっすぐで信号もないので燃費もグングン上がってくる。ついに表示で20km/Lを越える。幌延に入る前に給油をしておく。実際の燃費も19.95km/Lと過去最高になった。幌延のコンビニで昼食。昨年も食べたところだ。今回は車なのでイート車なので楽だ。店内製作ホットシェフの「べーこんおかか」おにぎりを食べてみるが、ベーコンが少ない気がする。お値段的にもノーマルの筋子の方がいいかも。キャンプ場は地元の人の車が一台停まっているだけの寂しい状態であった。キレイで無料なのになぜか人気が無い。単に位置の問題だけだと思うのだが。11時20分に到着、急ぎモードチェンジを行う。バイクを下ろして寝るモードにしておくのと、バイクの服に着替えるのがあるので40分ではキツかった。少し遅れて出発。先ほどからバイクが多くて、ライダーでないことが悔やまれたがやっとライダーになれたという喜びが爆発した。が、浮かれていたので胸プロテクター装着を忘れていたことに後で気づく。全高松ハードプロテクター協会会長のゴリ○さんに怒られてしまう~。気温は25度くらいとスリーシーズンのちょっと厚手のジャケットをフルエアロモードにして丁度良いくらい。道道106号の海岸線沿いに出ると、青空と信号の無い直線道路と海岸+利尻島の風景が気持ちよい。特に目的はない。が、この状況のこの道を走れる幸せを感じる。行き交うライダーも盛り上がっているせいか交わすピースサイン(現在のヤエー)にも力が入っているのを感じる。ライダーであって良かったと思える瞬間かも。春にも来たが、寒いのとライダーが少ないので盛り上がり方はビミョー。やはり北海道は夏だとしみじみ思った。旅人宿のあしたの城というのがあるのだが、一度も行ったことがない。どんなところか見てみようと行ってみる。道道からの最後のアクセス路が少し悪く、GTR級のバイクだと若干不安っぽい。もちろんハンターカブなら問題無し。建物は思ったよりキレイな感じだった。一度は泊まってみたいと思っている。行くところもないのでとりあえず北上して抜海駅まで行ってみる。抜海駅も廃止案が何度も出ているが、地元の援助でなんとか延命している。が、そろそろ危ない感じがする。そして、勇知駅と兜沼駅にも寄ってみる。ここも廃止確定っぽい駅たちだ。回りの民家…少ないしね。思い出したのが、廃止された駅。兜沼駅の南にかつては芦川駅が存在した。廃止されてかなりたつが、この駅は80年代に兜沼のキャンプ場でT見氏とキャンプしていて雨が降ってきたので急ぎ待避して、この駅で一晩ビバークしたことがある。その駅舎(と言っても旧車掌車を改造したダルマ駅舎)を個人の家の庭で保存されているという情報を最近仕入れていたので行ってみる。家でGoogle
ストリートビューにて必死で探して位置は特定したのだが、特定した位置を持ってくるのを忘れるという大失態。が、駅から異様に近かったことだけは覚えていたので実際走ると…ストリートビューで探すよりずっと短い時間で捜し当ててしまった。保存状況はかなり良い。が、中は個人の物置とし使っているようで保存の意志は無いようだった。時間もちょうど良いので豊富町で買い物でもして帰るか…と思って寄ってみるが、日曜日はスーパー関連はお休み。宿泊地の幌延町も行きがけに調べたが複数あるどれもお休み。田舎のスーパーは日曜はお休みと思い知った今回であった。スーパーで安い酒(と無料の氷)があれば仕入れて帰ろうとハンターカブに保冷ボックスを積んでいたのに当てが外れた。夕焼けがキレイだったら風呂はあきらめて夕日を見たいと思っていたので、再び海岸線まで戻るが利尻島にかかる雲はあいかわらずあるし、空もかすんでいたので、しばらく便所のある休憩所で時間をつぶしたが…無駄だった。オトンルイの風力発電所(と、その北の新しい発電所:浜里ウインドファーム2023年5月稼働開始)付近で、そろそろ夕日の斜陽になってきた光線の下で写真を撮っておく。そこから幌延まで一気に戻る。調べるとガソリンスタンドが日曜は17時までなのだ(豊富町では休みだったし)。無事給油してキャンプ場に戻る。17時ちょっと前というところ。着替えてバイクにカバーをかぶせておき、車ででかける。バイクを下ろすと宴会モードや就寝モード状態でも運転可能なのだ。バイクで行くより車で行った方が楽で便利。昼に食べた町内のコンビニで夕食。ついでに酒と水+氷を買って、保冷ボックスに入れておく。その足で、町内にある銭湯に向かった。ここは410円と爆安料金(幌延町老人福祉センターだけあって65歳以上は200円。70歳を超えると100円)。入ると、それほど広くは無いがしっかりと清掃されておりサウナもついている十分なものであった。番台のオッチャンも話好きで愛想がよくいろいろ話をしてしまった。
さっぱりしてキャンプ場に戻り、就寝モードから宴会モードへとチェンジして、買ってきた酒を飲みながらこのレポートを打っている。モードチェンジは必要だが、作業をするにはテーブルが無いと辛いのでコレも今後利用したいと思った。
ということで、いろいろ忙しいが、することを全てして明日に備える。 天気予報がコロコロ変わって今後の予定を立てるのが厳しい。 なお、車中泊中の車内で蚊が出たので、今年買ったUSB電源利用のアースノーマットを使ってみた。意外と電力を食ってモバイルバッテリー1個で2晩がいいところなのがちょっと残念。気のせいか蚊がいなくなった…気がする。 |