北海道2023夏 その4 本文へジャンプ



 2023.09.07 弟子屈 →  開陽台 → 弟子屈 (曇/雨)
朝4時に起床。外は既に少し明るくなってきている。が、霧っぽいし、空も曇って雲海の雰囲気は皆無だ。少し横になって睡眠のプラスをした後、4時半前に撤収準備を開始した。5時を過ぎると他の車中泊者も出てきているので、外に出てモードチェンジを始めるが、風が強くて苦労した。雨も辛いが風も辛い。なんとか5時40分に出発。とりあえず、弟子屈のセイコーマートにて朝食。開陽台に向かうが、そう遠くない。7時半頃に到着。予想ではステキな青空の下、ライダー変身する予定だったが美幌峠よりはマシだが曇っている。駐車場に車も少なくハンターカブを下ろして準備をする。下ろして準備をするだけ(車内は放置)だと30分くらいで準備が済み8時にスタートした。天気は良くなってきて昼からさらに良くなると期待しながら走る。とりあえず、知床斜里の方へ行くが、途中、裏摩周展望台に寄ってみる。が、北の方に行くにつれて空が暗くなり霧状の雨粒がシールドにつくようになる。ヲイヲイ話が違うぞ〜と思いながら走る。裏摩周展望台はあまり来ていない。まだ朝早かったのでライダーが1台来ただけ。車も少ない。摩周湖は少しは霧がかっていたが割と見えた方だ。空はマジで曇りで霧雨という感じ。さらに北上を続けていると、小雨が来た。道路も濡れているので雨が降っているゾーンという感じだった。ちょうどJRの札弦駅が道路沿いにあったので、駅前の木陰に入る。小雨なので木の下でも濡れないのでバイクと共に入り雨宿り。一息つくくらいの時間で雨は上がり、さらに北上を続ける。路面が、かなり濡れた場所があり、雨からそれほどたっていないという感じの雰囲気の場所が時々現れる。スポット的に降る雨のようだ。雨雲レーダーにも映らないやっかいな奴。知床斜里駅前のコンビニでコーヒー休憩。睡眠時間が少ないので眠いことも多い。天気はあいかわらずビミョー。せめて昼から天気が回復するんじゃないのか?と 天気予報に文句も言いたくなる。普段は斜里からウトロへ抜け、知床横断道路を使う(おそらく多くのライダーや観光客はそちらのパターンだろう)が、今日はショートカットで根室標津の方へと向かう。途中には昭和45年、北海道の廃線の2番目となって廃止された根北線の終着駅である越川駅跡に行ってみる。例の方法でグーグル先生に道案内を頼んだが、人家すらない空き地の手前で道がヤバくなっている。こんなところが終着じゃ、すぐ廃止されるね。少し南には、延伸予定で工事をされていたアーチ型の橋である越川橋梁が残っている。国道を拡張するときにジャマになるので橋をぶった切っているのが残念だが、残っているだけマシ。割と良い感じの橋なので国道が分離してアーチをくぐった方が観光的には良かっただろうな。まだ、空は曇って霧雨が時々来る。時々、路面が激しく濡れていて、少し前には本降りだったのだろうと予想される。対向車はとても少ないがたまに来ると、水を跳ね上げてくれるので困ったものだ。知床半島の根本を縦断する国道だが、半分の峠を越えたところから徐々に空が明るくなり青空が見えてきて日がさしてきた。やっと回復か?と喜ぶが、これからも晴れと曇りと霧雨が混在する謎の天気に悩まされる。まぁ、カッパを着ないで済むだけマシだが、ツーリング気分はあまり盛り上がらない。根室標津には昼前に到着。セイコーマートにて昼食をとる。イートインが無いのが残念だが、コスパの良いカップめん(今年新発売のオリジナル麺)を含むバージョンで固めてみた。コンビニの外でウンコ座りをして麺をすするのは…貧乏感ハンパない。ここから中標津まで戻るのだが、そう遠くはない。割とお手軽1周コースだ。そのまま帰ると時間が早いので、少し弟子屈の方へと国道を西へと進む。たまたまネットを見て気づいたのだが、廃線跡(標津線)の上春別駅跡にはホームが残っていたところ、2020年に模擬駅名標が設置されたという。行ったことがなかったこともあり今回是非行きたいポイントだった。例の方法でグーグル先生に導かれ、迷うことなく到着。この季節なら雑草に埋もれているはずのホームもキレイに刈られており、ハンターカブで手前まで突進して記念撮影。なかなかの状態だった。ここまできたらついでに…と隣の西春別駅跡にも行く。ここは別海町の公園となっており広い園内には模擬駅ホームにD51やキハ22と共に別海町の駅の駅名標が立てられている。公園内には鉄道記念館もあって(管理人常駐)無料で見学可能。中は紙の切符などは朽ちて変色しているが、その他の展示は、建屋共々かなり良い状態に見えた。 中標津に戻る前に、計根別のセイコーマートで休憩。ホットコーヒーを注文して買ったが…機械が壊れており返金となったので缶コーヒーで我慢した。ここ以外であと2軒、同じ機械が故障中と表記されホットコーヒーが飲めなかったところがあったので店員さんに聞いたが、部品が壊れてエラーを出す…と言っていた。おそらく古い機械なので一気に壊れるところが出てきていると思われる。他のコンビニと比較してもショボい感じの機械(Lサイズすらない)なのでそろそろ潮時だろう。計根別のセイコーマートだが、外観が旧タイプのものだった。他では見かけなくなった昔のタイプで、ホットシェフの表示も「こんなのだったっけ?」と記憶すら無いタイプだった。ある意味貴重な店舗かも。中標津に戻り、給油してから開陽台に戻る。観光客やバイクはそれなりにいるが思ったより少ない。少しカブの掃除をしてから積み込み作業を行う。少し慣れてきた感があって順調に搭載。とりあえず明日のこともあるのでN−VANの給油。少し早いが向かいのセイコーマートにて夕食。少しだけお高いがホットシェフのカツカレーだ。サラダは昨日もお安い税別128円のものが品切れていたが今日も無い。仕方がないのでお高い税別200円のサラダを食うがコスパは落ちる。日没に間に合うように開陽台に戻ったが雲も多く焼けもなく寂しい夕暮れだった。観光客もほとんどいない。車中泊も少なく人気は今一つ。バイクのテントも1つだけと寂しかった。ここで車内でタブレットの作業を行っておく。19時を過ぎる頃、雲はあるけれども星が見えたので、撮影をしておく。ここで満天の星空が見えたら泊まりたかったが、昨日のリベンジをするべく美幌峠へと向かう。到着は既に9時半を回ったところだ。昨日と違って風も強くないし霧も出てない。星空がキレイに見えていた。思ったより全方向に視界が効いて、開陽台でなくてもココでも見えると思った。天ノ川も見えるくらいの快晴の星空だった。が、気温は思ったより低い感じだ。上が半袖Tシャツにかなり薄い長袖フリース、そして緊急用のウインドブレーカーだ。 急ぎモードチェンジをしてビバークモードになる。酒を飲むときは運転席をノーマル状態にして飲んでみたが具合が良い。今日は遅いので2本だけ。うち1本を贅沢に本物のビール(クラシック)にしたが、リッチ感が違うな。結局、就寝は0時を回ったところ。が、車内ですら13度となって、夜中に寒くて目が覚めた。今回は、内地も暑いし北海道も記録的暑さということで、寒さ対策をサボってしまい、これ以上の厚着が不可能だ。仕方がないので、シュラフの上からバイクのジャケットをかぶせてみたが以外と温かく感じられた。睡眠不足の失策だ。


雲海はなく
ただの霧が…(T_T)

今日も貧しく
コンビニで朝食

開陽台に到着
バイクを下ろす

天気は…良くなる?
ライダーに変身

開陽台
天気は…晴れ??

中標津
「牛」の文字が…

裏摩周展望台より
摩周湖

あんまり来ない
裏摩周かな…

釧網本線 緑駅
廃止候補になっている

雨宿りで
札弦駅へ

ここは廃止の候補に
まだなっていない

斜里のセコマ
コーヒーで休憩

今日は雨だったっけ?
天気予報に騙される

かなり古い廃駅
越川駅跡は藪の中

70年代に廃止の
根北線です

使われなく終わった
越川橋梁

正式には第一幾品川
橋梁と言うらしい

根室標津の
セイコーマートで

毎度のパターンで
貧しく昼食を

ちょっと晴れてきた
別海町上春別あたり

旧標津線
上春別駅跡

ある程度草が刈られて
入りやすかった

3年前に
駅名標復活!

今更ながら整備して
くれるとは嬉しい限り

こんな草むらも
CT−125なら入れる

別海町鉄道記念館
西春別にあります

広い公園には
キハとD51がある

付近の廃止された
駅の駅名標

無料の記念館の中
まだキレイな状態だった

別海町は鉄道遺産を
大事にしている感じ

計根別のセコマ
珍しい旧タイプの外観

ホットコーヒー故障中
缶コーヒーで我慢

古いタイプの外装は
とても珍しいと思う

天気はビミョー
虹が出る

中標津の市街地で
給油しておきます

開陽台への道
天気は微妙…

開陽台に戻ってきた
晴れ間は少しは…

開陽台 夕方なので
観光客も少なく…

天気は良いのかどうか
ビミョーな感じ

展望台よりの景色
変わってないかも

裏のキャンプ場
今は人気は今ひとつ

開陽台展望台
夜間は閉鎖される

バイクを収納
手慣れてきたかも

市街地へ行きます
給油と飯

明日に備えて
給油しておきます

中標津のセコマ
天気は…???

やっぱり貧しく
晩飯です

開陽台に戻りました
星空は見えるか?

日没待ちです
少し晴れてきた

思ったより
星空見えました

天の川も見えたけど
写真には写らず(T_T)

移動で美幌峠へ
再びチャレンジ


 2023.09.08 弟子屈  →  名寄  → 岩見沢 (晴)

寒かったので4時前起床。日の出は遅いと勘違いしていたのでゆっくりと4時半くらいに外に出てビックリ。東の空がオレンジ色になってきており、かなり明るい感じだ。寒さ対策で上のジャケットを着て展望台の方へ行ってみる。既に他の観光客も出てきている。車中泊の方々はコレ狙いだったのだろう。まず最初に少しの雲海がチラリと見えたのでやったかと喜んだが…、雲海は超小さいものがわずかにあるだけだった。峠は霧っぽいことも全くなく乾いた感じ。残念ながら雲海の発生が少なかったようだ。条件的には割と良さそうで期待したのだが、これで3連敗となってしまった。が、本日快晴であり、キレイな日の出は期待できそうなのでそのまま待つ。早朝の日の出の時間なのだが意外と人が多い。5時前にご来光。キッチリと出てくれて、それなりに焼けたが雲一つない快晴なので画的には寂しいところであった。撮影終了後、モードチェンジをして6時過ぎに出発。天気は、今回のツーリングの中でも一番というくらいの朝からキレイな快晴。バイクだったら気分も盛り上がるところだが、なぜか今日は移動日でN−VANで走る。美幌から北見方面へと向かう。途中で分岐し遠軽手前の安国のセイコーマートにて朝食。遠軽からは無料の高速が旭川の手前まで使えてお得だ。が、高速道路を速く走ると燃費に悪い。このあたりの高速は対向2車線なので制限速度が70km/hなので私にとってはありがたい。が、皆さんだいたい8〜90km/hで走るので私がゆっくりと走ると迷惑になってしまう。それでも、それほどとばさず走ったおかげで18km/Lレベルで走ることができた。本来は、無料区間最後の比布北ICで降りて下道を北上しようと思っていた。が、今日があまりにも天気が良いのでバイクで走りたくなってしまった。 時間をお金で買うことになるが、比布北〜剣淵まで有料高速を使って740円だった。名寄には11時過ぎに到着。まぁ考えていた範囲での到着だ。士別でガソリンの給油を済ませておき名寄では昼食をとっておく。もちろんセイコーマートだがカップ麺を加えるパターンが最近お気に入り。ほとん炭水化物ばっかりという気がしないでもないが。今日、夜に落ち合う名寄市内のえんれいホールに行く。ここは駐車場がとっても広い。イベントが無い時はマジでガラガラである、。こっそりとN−VANを駐車、バイクを下ろした。所用時間は約30分。モードチェンジの様に車内をキレイに作り替えないので作業時間も少な目。11時50分に出発。ネタ切れなので、朱鞠内湖にでも行ってみることにした。ついでに、1995年に廃止された深名線跡の駅にも寄ってみる。朱鞠内湖の湖畔には、ここ最近行った記憶が無かった。80年代の最後に大学同期のT見氏と共に訪れ、湖畔の未舗装部分に乗り入れたバイクと共に記念写真を撮っている。まずは湖畔展望台。皆さん、下に車やバイクを停めて歩いて登ってくる。たいした距離じゃないけど、細い道は入れそう。で、ハンターカブは突進で楽々上の展望台に到着。それほど高度が無いので展望も今一つ。奥に進むと、湖畔までなだらかな未舗装斜面になっているので、ハンターカブなら突進して写真を撮る。かつては木の切り株が残っていて特異な感じだったが今はそうでもない。晴れているので本当に走っていて気持ちが良い。あまり人気が無いのか、今年、朱鞠内湖で釣り人が熊に喰われる事件があったからか観光客はほぼいなかった。帰りに、名寄駅に寄って名寄駅120周年記念の切符を買っておく。5枚セットで1000円と極悪非道だ。ガソリンを給油して戻ったのが15時10分。3時間少々で110kmくらい走ったが、距離は少ないが天気の良い時に走ると本当に満足感が高い。さっさとバイクを積み込んで16時頃に現場を離脱。昨日は風呂に入れなかったので今日は是非入っておきたい。調べると、サンピラー温泉があったので行ってみる。お値段500円だが、宿泊施設内の温泉で、3年ほど前にリニューアルしたとのことで割とキレイだったので高い感じではない。昨日の分もサッパリしておいた。水分が不足したのでセイコーマートで水を買って補給。夕食は久々(実はこの6日間は全セコマ)のすき家での食事だ。でも、こっちの方がお安いのでお得である。が、お安いものは1つしかないので代わり映えがしないのが残念。飯を食い終わり、待ち合わせの場所に行く。集合時間までまだ間があったので、このレポートを打っている。。今日は20時からラジオ番組のゲストとして出演予定なのだ。いつもお世話になっている宿の宿主さんがやっている番組で、放送当日の宿泊者を拉致してゲスト出演してもらうという宿なのだ。残念ながら現在は宿主さんが病気なので宿は休止中。お見舞いに行こうと連絡を入れたところ「出る?」と聞かれたので出ることにした。あっという間の60分だった。いつも聞いているラジオ番組の裏側はこんなんだったんだと感心した。宿主さん1人で音楽や音声のコントロールまでしていた。放送後30分くらい話し込んで名残惜しいがお開き。ここから南下して岩見沢まで下るのだ。さすがに朝4時から行動していて疲れている。コンビニで夜食のおにぎりを買って食う。高速は使わないつもりだったが、さすがに時間が無いし疲れているので剣淵より高速に入る。今日は金曜日で休日割引の対象外だが出るときが土曜日になれば対象になるのでそれを利用する。当然ながらマジで眠い。高速なのでACCと車線キープのアシストを入れておくとそれなりに楽に運転可能なのでコレを利用するため高速に入ったとも言える。だが判断がにぶっているので速度は1車線の法定速度70km/hは当然として(意外と後ろから来なかったので迷惑にならないと思う)、2車線で制限100のところも70で走る。これ以上だと判断が間に合わないし夜の鹿の飛び出しも怖い。(高速でも出るときは出る)おかげで燃費も悪化することが無かった。最初のPAに入り損なったのが痛かった。眠いので眠気防止の薬を飲もうと思ったのができなかったのだ。次のPAにて飲んでおく。が、やっぱりまだ眠いので次の砂川SAにてお高い170円コーヒーを飲む。さすがに目が覚めてきたが今度は寝るときに問題が出そうだ。そして目的地である岩見沢SAに入る。意外と泊まっている車は少ない。トラックが1台アイドリングをしていたのと、SA建屋から案内音声が常に聞こえていたので安眠は微妙。素早くモードチェンジしてビバークモードに。歯磨きして寝るが、さきほどの薬とコーヒーのせいでビミョーに寝付きが悪かった。朝4時から2時近くまで稼働時間連続22時間はヤリ過ぎだと反省。


雲海は…(T_T)
3度目の敗北

日の出はキレイに
見えました

あたりが黄金の景色に
夕陽とはまた違いますね

実際は少し明るく
見えてみますけどね

本当はコレに雲海が
欲しかった…

道の駅ぐるっと
パノラマ美幌峠

朝焼けの時間は短い
すっかりと昼間に…

安国のセコマ
毎度の朝食

カツゲンが無い時は
牛乳を飲んでます

士別で給油
早めの給油しています

名寄のセコマ
早めの昼食

これまたパターン
カップ麺はお安いし

名寄のえんれいホール
駐車場がやたら広い

みずほパーキングエリア
トイレもありがたい

みずほパーキングエリア
からの景色

北母子里駅跡
ホームが残る

北母子里駅跡の
駅前??

朱鞠内湖の北側
道道688号線

この先は
未開通らしい

朱鞠内湖
あまりよく見えない

湖岸近くの
朱鞠内湖展望台から

これが展望台
あまり高度は無いかも

湖岸まで入れます
昔は木の切り株があった

朱鞠内湖 熊が出て
人が食われた(゚Д゚)

ここは過去に
日本最寒になったそうだ

朱鞠内駅跡
バスターミナル

天塩弥生駅跡
今回は寄らず…

名寄駅にて
記念入場券ゲット

JR名寄駅
現役の駅です

名寄で給油
満タンにしておきます

えんれいホールで
バイク回収

日進駅を通って
温泉にGO!

サンピラー温泉
お風呂でサッパリ

晩飯は…
久々のすき家にて

えんれいホールで
ラジオ生放送が…

高速走って岩見沢SA
にてビバークを…


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