今日は、列車に乗るのが9時過ぎなので超早く起きる必要は無い。が、明るくなってSAにて寝ているのも問題なので5時40分起床で6時過ぎに出発。高速を出るが高速料金(休日価格)2080円は宿泊費と思えば悪くない。まずは近くにあったすき家にて納豆朝定食(360円)を食べる。昨夜に続きすき家で食事だ。大きな町でないとすき家は無い。ある意味、すき家があるかどうかで町の大きさがわかるというものかもしれない。次に給油をし、セイコーマートで水を買い、モーニングコーヒーを飲んでおく。岩見沢駅近くのコインパーキングを探してN−VANを入れておく。一日最大550円なので、まぁまだマシ。駅まで歩いて5分くらいの距離だ。岩見沢駅でJR北海道のお得切符である「一日散歩切符」を買う。2540円と、丸一日列車に乗るのであれば1/3〜1/2程度の価格となるはずだ。コレが条件が厳しい。まず、当日でないと発売されない。さらにみどりの窓口なので始発列車時に開いてない駅が多い。そして周遊区間(意外と広くなく、今回は札幌近郊)ならどこでも発売されているわけではなく指定された駅のみ。ということで、始発列車には乗れない条件で考える必要がある。9時3分発の苫小牧行きの列車に乗る。非電化区間でキハ150の2両編成だった。それほど混雑はしてないが、ガラガラという感じでもない。途中駅の利用は少ないようだったが通しで乗る人はある程度いたという感じ。いかにも北海道ローカル線という感じの景色や駅を堪能しながら列車の旅を楽しむ。昼から車に乗るので飲めないのが残念。昨日、睡眠が足りてないので、半分居眠りしていたような気がするが、車やバイクと違って運転の必要がないので眠いときは寝て良いのがステキかも。苫小牧手前で道路の路面を見ると濡れている。雨、降っているんだ…と驚く。岩見沢では曇りがちだが雨の雰囲気は無かった。苫小牧には定刻の10時39分に到着。少し時間があるので駅の改札を出る。この切符は磁気切符で自動改札を通過可能だ。区間の間は乗り降り自由なので回収されることはない。気のせいか先ほどの岩見沢も苫小牧も駅構内にトイレが見あたらない。出てからすれば問題無いが、短区間の切符の場合、下車前途無効なので…どうすんだろう?ほしみ行きの普通列車(電車)は思ったより混雑している。3両編成で座れない人が出るくらいの混雑だ。電車なので当然のことながら先ほどの気動車とは比べものにならないステキな加速をして音も静かだ。途中駅では大きな乗り降りは無かったがそれなりにちゃんと乗っている感があった。南千歳以降は札幌に近づくので大きな町が増えてくる。乗客も座れない人が増えた感じ。北広島駅にて乗り換える。後で千歳空港から来る快速エアポートの方が札幌に早着くからだ。でないと、札幌駅での乗り換え時間が少なくなり、昼飯の食いっぱぐれになるのだ。快速エアポートは飛行機から降りた外人も割と乗っていたが多いというほどでもなかった。北広島駅はファイターズの新しいエスコンフィールドの最寄り駅だ。これは混んでいるかと思ったが、いたってフツーだった。混雑することもあるのかホームに警備員は多数だった。
さすがに札幌駅は乗客も多く、早く歩くことができない上にエスカレーターも混雑している。駅構内は広いしどこに何があるか見通しが利かない。とりあえずトイレをして、キオスクにておにぎりを買い、ホームに上がって、駅ソバを食べる。駅ソバだが、かけそばが360円、天ぷらソバだと540円もする高級品に値上がりしていた。キオスクおにぎり筋子が145円(セイコーマートの筋子より安い)とかけソバ360円で505円の昼食にする。20分の乗り換え時間だったが、あまり余裕がなくギリギリだった。北海道医療大学行きの列車は6両編成の電車だった。医療大学の先には、札沼線が新十津川まで延びていたが、これはビックリするくらいのローカル路線であったので、やっぱりの廃止になっている。列車はいい感じで人が乗っている。全員が終着駅に行くわけではなく、沿線の方々の利用も多いようだ。札幌自体が100万都市と大都会なので、周辺にはビルや民家が多く立ち並ぶ。もっとも、あいのさと以降は、急激にビルが減り、農地が現れ、北海道のローカル線の雰囲気が出てくる。北海道医療大学以降は…農地ばかりになるのだが。(旅行後、北海道医療大学が北広島に移転を決定した。こりゃ、あいの里以降は廃止になるかもな〜と思ってしまった)。列車は45分ほどで終着駅に到着。とりあえず、駅の内外の写真を撮っておくが、毎度のことながら忙しい。列車は折り返して札幌へと戻る。始発の乗客は多くは無かったが、途中でお客を拾って札幌駅に着く頃にはしっかりと乗客がいたのには驚き。札幌近郊は廃線の臭いは一切しない。帰りは、キーボードを出して膝の上にタブレットとキーボードを置いてこのレポートを打っていた。天気は所々晴れ間が出て日がさすという曇りだ。苫小牧方面よりは天気が良さそう。札幌駅に戻る頃、睡魔が襲ってきてしばし気を失う。ふと気づくと札幌駅だ(驚)乗り換え時間が3分しかないので、わざわざ混雑の先端を切って走れるように、ホームの階段に近い出口に陣取っていたのがパアである。混雑しているエスカレーターを降り、あらかじめ調べておいた乗り場ホーム(結局隣)に駆け上がって停まっていた列車に飛び乗る。眠りがあと1分も長ければ乗り遅れていたことだろう。マジ、危機一髪。岩見沢行きの列車は満席近くの混雑具合。さすが、この区間は普通でも列車本数が多いだけある。国道12号線沿いを結構な速度でぶっ飛ばしている。岩見沢にも定刻通り到着。ここで一旦駅から離れる。N−VANを停めたコインパーキングに戻り、一日の最大値550円を支払って出る(1時間は220円なので3時間以上は1日と同じです)。眠かったのでセイコーマートにてホットコーヒーを買って国道12号線を滝川へと向かう。気のせいではないが3ヶ月前にハンターカブで通った道だ。札幌から旭川までのこの区間は日本一長い直線道路で比較的大きな町が連続している。あまりペースが上がらない感じだが流れはそれほど悪くなく、17時頃に滝川に到着。滝川は、なぜかコインパーキングが無い。さっきの岩見沢はある程度数があって不自由しない。何が違うのか不明だが滝川には全く無いのだ。Google
マップで調べておいた近くのトイレ付き公園の駐車場に停めておく。比較的キレイな公園で誰もいなかった。駅までは1.2kmと近くは無いが遠くて困るほどでもない。比較的早足で歩くと12分くらいで到着する。本当はココで弁当を食べるか、列車内で食べるかしたいがゴミ問題もあるのでやめておいた。JRの列車内にも「くずものいれ」が伝統的にあるし駅にもゴミ箱があることが多いのだが、もし無かったら辛いのだ。次の列車は富良野行きではなく、その先の東鹿越駅行きである。そこまで行って折り返しても良いのだが(ギリギリ今回の切符の範囲内)、晩飯を仕入れることができなくなるのでパス。この区間は去年代行バスと共に乗っているので乗らなくても大丈夫。列車は思ったより混雑していた。立ち席が出るほどでもないが1両の車両でちょうど良いくらい。途中から乗ってくることはほぼ無く、少しだけ降りる人がいた。富良野では結構な数のお客が降りた。
富良野駅では1時間半ほど時間があるので余裕だ。Google マップで調べておいたセイコーマートまで歩いて行って弁当を買って駅に戻る。駅にゴミ箱があったので、駅ホームにあるベンチに座って弁当をいただく。今日車を停めた公園で寝ることが約束されていたらココで飲むことも可能だが、体力が落ちていることもあり控えておいた。滝川には21時半過ぎに到着。さすがに体力的にキツい。駐車した公園まで歩いて戻る。静かで誰もいない公園だったので、そのままビバークさせていただくことにした。すぐ横に路線が走るところで列車の音も聞こえるが、疲れているので歯磨きをしてそのまま一気に眠りについた。さすがに昨日から企画の盛り過ぎ感がある。 |