起床5時…のつもりがボーっとしていて20分ほど寝坊。風は無くて助かるが夜露が降りてテントの撤収が大変。急ぎ準備をして7時過ぎに出ようとしたら昨日のGSRライダーさんが、コーヒーでも飲んでいかないか?というので小さいイスを出してご馳走になり朝からまったり。彼は小さい頃は美唄に住んでおり、廃止された三菱鉱業美唄鉄道線の貨車入れ替え作業が好きでずっと見ていたという。なかなかステキな話しを聞けてしまった。やはり地元の老人とは話しをするべきだ。出発は7時半前となる。今日は南下で、昨日の宿泊地の天塩町を通ってオホーツク海沿いを走る。天気は良いのだが海岸線沿いは風が強い。気温はそれほど低くもなく厚着をしていたので暑く感じるくらいだった。特にすることもないので、かつて走っていた羽幌線跡の羽幌駅跡と初山別駅跡に寄ってみるが、両駅ともバスターミナルと化していた。ほとんど便数が無い路線なのに私が撮影しているとバスが来る。あわててバイクを移動の羽目になるのだ。眠いので羽幌のセイコーマートで休憩しようと信号待ちしていると…昨日のRSライダーさんが北上していくのにすれ違った。彼は気づいてないようだったが…浜頓別からどうやってこのルートのなったのか気になるところだ。特に何も無く留萌まで下り、道の駅るもいに入る。昼前になっていたので、道の駅の食堂にて「にしんソバ」を食べた。留萌駅の駅ソバで食べていたのだが、割と良く再現されている気がする。値段も700円とインバウンドによる高騰もないようなので助かる。そろそろ今日の宿泊地を考える。今日も風が強いので海岸線沿いのキャンプ場は避けたい。調べると新十津川や秩父別あたりは風が弱そうだ。が、油断は禁物なのと、そろそろお疲れで休養が必要なのでバンガローを希望。以前から気になっていたのだが新十津川には隣に温泉があるオートキャンプ場があるのだ。フリーサイトは電源付きとはいえ、平日価格で1500円と1人でキャンプするには微妙だ。が、500円足して2000円でバンガローを借りることが可能なのだ。(ちなみに休日は倍の料金)昨日が無料キャンプ場で風呂が入れなかったので実質コストゼロ。なので今日は贅沢してバンガローを借りることにした。念のため電話して予約しておいた。ここから新十津川に抜けるのだが、昨年部分廃線になった留萌本線跡を少したどってみる。大和田駅跡、藤山駅跡はしっかり残っていた。が、峠下駅跡は、まさに解体をしているところだった。昼食時だったので現場のオッチャン休憩中であったが、立入禁止になっていた駅の中までは突進できなかったのが残念。来年来たら更地になっていることだろう。駅に全部寄っていたら時間が無いのでとばして石狩沼田駅に寄ってみた。ここは、ギリギリ廃止を免れ現存しているのだが、ちゃっかり終着駅になって、それをアピールする表示があった。ここの廃止も時間の問題なのだが…。14時半にはキャンプ場に到着。不思議なことに、フリーサイトは一般客が10組くらいいたのにバンガローは私だけ…何で?? あと管理人のオッチャンの説明にもあったのだが、ここはゴミは全て持ち帰りなのだ。有料の割と良い感じのキャンプ場なのに不自然だ。そのことは管理人のオッチャンも気にしていたようだ。有料でもいいので引き取ってもらえるとありがたいと伝えておいた。マジでバイクのキャンパーのゴミは死活問題だ。今日はキャンプインが早めで休養にはイイ感じだったが…ここで欲が出た。滝川駅付近で、訪問できてなかった駅が4つほどあるので訪問してみた。主要国道12号線沿いということもあり、訪問にも予想以上に時間がかかった。結局、滝川まで戻ったのが17時と夕食時だった。今日は昼の食事もソバ一杯と少な目だったので、すき家にて牛丼大盛りのサラダセットをいただく。830円は安くはないが量があって悪くない。ガソリンを給油し、毎度のセイコーマートにて今夜の酒と水を買ってキャンプ場に戻る。時は既に18時を回っている。出発前にバンガロー内に、夜露に濡れたテントを干していたのだが、それの収納にも時間がかかってしまう。19時前にやっと風呂に行くことができた。歩いていけるのがステキだ。ラッキーなことに月に2回ある半額デーに当たっており300円で入ることができた。施設は老朽がそろそろ目立つお疲れの感じだったが300円なら爆安だろう。気温は昨日ほどは下がっていない。バンガローの前にイスを出して風呂上がりのビールを楽しむ。さすがに1本空ける頃には気温も下がり、私も湯上がりのほてりも落ち着いたのでバンガロー内に撤収。いつもの作業が待ち受けており、これが毎度のことながら忙しい。なんとか、作業を終えたのは21時半を過ぎた頃だった。バンガローなので寒さもマシで快適に眠りにつく。
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