目覚ましを5時にかけたはずが、なぜか寝過ごす。気がついたら6時18分と大幅に寝坊した。窓ガラスには目隠しをハメているので明るくなっても気づかない。とは言っても、この時期の6時過ぎはやっと日が出たくらいだ。いつもなら夜中にトイレで途中に目が覚めるのに今日に限ってそれもなかったので寝坊したのだ。着替えてトイレに行く。最初から大失敗したのだが、帰ってきてN-VANのフロントドアを開けると…見慣れぬものが置いてある。ん?と一瞬理解できなかったが…よく見ると同型同色の他人のN-VANだった(驚) ドアロックされてないのか、降りていたのか不明だが、急ぎ閉めて立ち去った。たぶん寝ていて夢の中だったのか中からは何も応答が無かった。ゴメンね横浜の同型同色のN-VAN乗りさん。ということで、セコマにて朝食を買い込んで食べ、7時20分に出発。天気はどちらかというとイイ感じで風もなく、気温も寝るときと変わらずマイナス4度だった。晴れたら放射冷却でもっと落ちるかと思ったがそれほどだった。ここのところ岩見沢で豪雪があって交通の障害が出ていた。それに巻き込まれるのも困るので、お値段高い高速(休日割引対象外…だが深夜に入ったので深夜割引対象)を使って旭川手前まで北上することにした。凍結のため最高速度は時速50kmに制限されたままである。こちらも不慣れなので60km以下にしてACCオートクルーズでゆっくりと北上する。この速度だと、時短には全くならない感じだ。途中、岩見沢のSAで休憩。積雪が半端なく深く、SA施設入口の雪の壁も異様な感じだった。除雪車も来ており、派手に雪を飛ばしていたが、飛ばされて山となった雪の量も半端なかった。続いて砂川SAでも休憩したが、両SAともに年末年始の帰省か観光かでそれなりに混雑している。観光バスやレンタカーで来ている外人さんも多くて微妙な感じだ。外人さんは雪が珍しいのか、盛んに写真を撮っているのでよくわかる。岩見沢を過ぎたあたりでかなり曇って雪が舞い、視界が若干悪くなるくらいのところもあったが、路面はアスファルトが轍で見えるところがある程度の状態。ブラックアイスバーンではないようだが、走行注意だ。高速道路から見える雪景色は単調で、あまり面白味がない。天気も少し回復したので、深川にて高速を降り国道12号線にて北上する。高速を降りたところでガソリン給油、そしてセコマにて昼食にする。毎度のカップ麺とお安いパスタ、おにぎりでお安い昼食だ。気温は日中になったので上がるかと思ったが北上効果?かマイナス6度くらいになっている。天気は旭川を超えたあたりから、どう見ても晴れという良い天気になった。風もなく、こんな条件ならスパイクを付けたカブで快適なツーリングができるだろう。まだ時間が早かったので比布駅にも寄ってみる。冬景色の駅も珍しいので撮っておきたい。ちょうど列車が来るところで撮影できてラッキー。今日はイベントも他に無いので、いったん宿泊地である塩狩を通り過ぎ、士別に向かう。士別駅の駅ソバを食って年越しソバにする予定…だったのだが…。着いて駅に入ってみると「12月30日~1月2日は13時で終了とある(普段は15時)」着いたのが13時15分で、店の中で佐々木のオッチャンが片づけをしているのが見えていた。ということで、15分遅れたため駅ソバ計画は失敗に終わった。空しく、近くの道の駅にも寄ってみたが特に何もなかった。帰りにガソリンスタンドで給油。和寒駅にも寄ってみる。駅は無人駅だったが、待合室では石油ストーブが焚かれており暖かかった。15時前に本日の宿である塩狩に到着。宿のチェックインは16時からなので宿の電気もまだ消えていた。暇なので塩狩駅を撮影。しばらく車の中で待っていたが、ふと再度外に出てみると駅にラッセル車の姿が見えた。これは…と急ぎ駅に向かい撮影をする。と、鉄ちゃん2組も来ていてなにやら待っている。何か他の列車も通過するのか…と待っていたが、H100の1両で走る快速が通過しただけ。それでもまだ鉄ちゃんが居るので一緒に待ってみたが、ラッセル車が動き出すところが見えただけ。写真的にはどうかなぁ?の風景だった。16時に宿主さんと長男さんが来て宿がOPEN。長男さんは外で雪かきをしている。受付をして、すぐにお風呂に入っておく。17時19分には普通列車の交換があるので撮影するために早めに入っておくのだ。風呂から上がって列車の撮影に行く。旭川からの列車は少し遅れて到着、名寄からの列車は4分ほど遅れて到着だった。旭川からの列車には今日の同宿者が2組乗っていた(宿の次男さんも乗っていた)。イイ感じの夜景で撮れるのだが、手持ち撮影だとISO6400でも1/45程度のシャッター速度になり盛大に手ブレする。撮影後部屋に戻って、このレポートを打っている。宿なので石油ファンヒーターがあるので、部屋がとても暖かい。北海道の室内はとても暖かいので、部屋着は下はパッチを脱ぎ、上は極暖のヒートテックの上にTシャツ1枚という四国の自室よりもかなり薄着な服装で十分なのだ。車中泊とはえらい違い(とは言っても車中泊でもエンジンかけてヒーター効かせればそれなりに暖かいが…)18時半より食事。今日の宿は4つある部屋が満室。1組はレンタカーで来ている初めて泊まるという家族連れ。先ほど塩狩駅で列車を撮影していて、ピップで温泉に入ってきたそうだ。1人は東京から何度もここに来て、今回はここの次男坊と鉄旅をしていたという強者。そして、やはり何度か来ている女性2人組だった。宿の女将を含めて会話がはずみ楽しい旅人宿の雰囲気炸裂で今回も楽しめた。食事の方は、豚肉と豆腐、そしてキャベツ入りの鍋がつき、特産のカボチャのくり貫き料理もついて、あいかわらずキレイに仕上げていてイイ感じ。冬場は寒いのでビールは350mlを2本だけとしておいた。部屋に戻って、データバックアップや掲示板へのUPをしておく。部屋のストーブのおかげでぬくぬくと過ごせて幸せだ。ということで、天気も悪くなく実質北海道一日目が無事終わった。 |