5時半起床。6時半から無料朝食開始だ。各種おにぎり、味噌汁、たまご汁、パン、パインと野菜ジュース、コーヒーなどがあるので充実している方だと思う。が、カロリー過多っぽいので、おにぎり2個とパン1個、野菜ジュースとコーヒーにしておく。貧乏性なのでもっと食べたいが我慢のしどころだ。7時過ぎに無事チェックアウト。屋内の立体駐車場なので雪の影響も全くなかった。屋内だからだろうか、車の中に忘れたペットボトルのお茶は凍ってなかった。昨日寝るまでは、富良野や赤平の方へ行くつもりだった。が、そちらは天気が悪く、帯広方面は今日明日と晴れで、雪も少ないみたいだった。急遽、三国峠越えで帯広方面へと向かうことにした。旭川は曇りがちで天気はビミョー。市内の路面は凸凹で走りにくい。市内を抜け39号線にて上川へと向かう。途中から晴れてきて安足間駅にもよって撮影したが、キレイな青空が広がっている。続いて上川のセコマにて休憩、上川駅にも寄って撮影。今日はイベントが少ないし、時間にもある程度余裕があるので、何でもかんでも珍しく感じていつもの場所の雪景色を
撮っている。層雲峡にも寄ってみる。確か88年には凍った層雲峡を見たので2回目だ。マジで滝が凍っている。有名観光地?なのにトイレが冬季閉鎖されて使えなかったのは残念。でも慌てない。この先の大雪防災センターなら立派なトイレがあると急ぐ。このあたりの国道だが、雪が少な目で走りやすい。道も広いし、つい時速60kmを越えてしまうところもあるが、特にカーブは速度を落として安全運転につとめる。あまり雪はないが途中で除雪車が作業しているのをみかけたので除雪に余念は無いようだ。毎年訪れ昨年の9月にも来た十勝三股の三股山荘に行く。ホームページで昨日から営業しているのを確認できたので助かる。もう、毎年来るようになってから20年がたっている。すっかり娘さんにも顔を覚えてもらっていて訪問が楽しみだ。9月は畑のランチだったので、今回はビーフ丼セットにしたが、娘さんの気分次第で出るメニュー、地元野菜(ゴボウと豆類)を使ったリゾットがあるというので、悩んだが両方頼んた。ちょうど満腹レベルまで食したが、普段は控えまくっているので久々の満腹だ。食後のコーヒーもいただく。1時間ほど楽しい時間を過ごせたが、女主人さん(私より15歳年上)がGW明けで引退するということを聞いてショック。その後は娘さん1人でやるのでメニューも大幅変更があるようだという。48年続けてきたそうで、本当にお疲れさまという感じだ。旧士幌線の終着の地、十勝三股が無人の野になってないのは三股山荘があるおかげだ。また、5月か9月に訪問したいが、そのときはどうなっているのだろうか。女主人さんの旦那さんがお店に入ってきた。初めて見たが…実は「あの」糠平←→十勝三股の代行バスの運転手さんをしていたという(運転手をするために免許を取ったそうだ)。続いて幌加駅跡にも寄ってみる。除雪はされてなかったが、先陣がラッセルしてくれていて、それほど雪に埋まることなく到達。廃ホームの雪景色を撮影。続いて毎度のタウシュベツ橋梁展望台に行ってみる。ごく普通に歩けるので除雪されているのだろう。天気も良く橋がキレイに見えた。見学ツアーの方々が橋のたもとに到着したところが見えた。今日は天気が良いので、かなりいい感じで見えたことだろう(行ってみたいな)。糠平を通り、上士幌の道の駅で休憩。昨日はしっかり寝たはずなのだが睡魔が来たので少し仮眠。今日はどこに泊まろうか決めてなかったがグーグルマップで距離を調べ、道の駅忠類にした。ココは温泉があるので最適…と思ったが、ホームページで調べても何も書いてない。道の駅は4日から営業とあったが…。安全策をとって帯広市内のスーパー銭湯のやよい乃湯に入る。500円とお安いが、シャンプーなどは無い。その上、ドライヤーも3分10円のコイン式とコストダウンが徹底していた。今日も露天風呂があり雪が見えて青空も見える。とってもいい気分の露天風呂だった。が、超満員だったのが唯一の残念ポイント。安いし市内なので人気なのだろう。市内のローソンで、冷凍チゲ鍋うどんを購入、セコマにてお茶とおにぎりを購入し、国道236号線を南下する。途中、あの有名観光地の幸福駅跡があるので行ってみる。立派な公園になっているのだが、驚いたことにちゃんとライトアップされており列車や駅舎がキレイに見えた。昼間に見るよりリアルっぽい。特に列車の片側(中が改装されちゃっている方)の内部の電灯がついており、まるで現役の列車がいるみたいに見えた。駅舎に電灯ともっているのも生きている感じがする。と、予想外にステキだったので大満足。南下を続けるが、気温が一瞬マイナス17度を表示した。夕方なのに既に気温がかなり下がっている。忠類駅跡にも寄ってみたが、残念なことに(当然だが)ライトアップは無かった。自主的ライトアップで、N−VANのヘッドライトで照らして撮影。道の駅忠類に到着してビックリ。しっかりと温泉は営業していて車が多数止まっていた。道の駅は数台の車しかおらず、そちらに停車、しばらく車内で作業をし、まぁ大丈夫そうだったので20時頃、後ろの座席に入って作業の続き、食事と宴会モードへと続く。今日は昼間に沢山食べたので弁当は無しにした。食事モードに入るときにエンジン停止。コンロでチゲ鍋うどんを作る時、ホットウイスキーのお湯を沸かす時にコンロを使う熱だけで過ごすことになる。既に外気温はマイナス15度と冷え込んでいるが、エンジンでヒーターを入れていると20度後半まで簡単に上がって快適そのもの。薄着で十分過ごせる。チゲ鍋を食べると汗が出るのでシャツ1枚モードと薄着で過ごしたくらい。コンロの熱がなくなると徐々に室温低下。ホットな酒を飲んでまったりしながら、電熱ベストや保温インナーを着込んでいく。就寝時には10度を割るくらいになるが、まだ序の口というところ。寝る前にはコンロでお湯を沸かし、アルミのペットボトルにお湯を入れコンテナボックスに入れ水の凍結防止をする。その後、急ぎ寝袋の準備をして就寝モードへと移る。今日はせっかく持ってきたPBS(プアマンズバッテリーシステム)のテストを兼ねてUSB電熱ベストは着込むが電源を入れず、電気毛布を使ってみた。本来は寝袋の中に入れるととても暖かいが、今回は寝袋の上で毛布の下という位置に設置。電源レベルを25%程度で運用してみた。結果は…かなり時間がたっても電気毛布は触っても暖かさを感じない。寝ていてもビミョーだった。明け方には電源もまだ余力がありそうなので50%にしても感じない。やはり、寝袋の中に入れないと相当の電力を使わないと効果を感じることはできないと思った。でも、十分暖かく寒さは微塵も感じず快眠。 |