北海道2024冬 その4 本文へジャンプ



 2025.01.03 旭川  → 忠類 (曇/晴/曇)
5時半起床。6時半から無料朝食開始だ。各種おにぎり、味噌汁、たまご汁、パン、パインと野菜ジュース、コーヒーなどがあるので充実している方だと思う。が、カロリー過多っぽいので、おにぎり2個とパン1個、野菜ジュースとコーヒーにしておく。貧乏性なのでもっと食べたいが我慢のしどころだ。7時過ぎに無事チェックアウト。屋内の立体駐車場なので雪の影響も全くなかった。屋内だからだろうか、車の中に忘れたペットボトルのお茶は凍ってなかった。昨日寝るまでは、富良野や赤平の方へ行くつもりだった。が、そちらは天気が悪く、帯広方面は今日明日と晴れで、雪も少ないみたいだった。急遽、三国峠越えで帯広方面へと向かうことにした。旭川は曇りがちで天気はビミョー。市内の路面は凸凹で走りにくい。市内を抜け39号線にて上川へと向かう。途中から晴れてきて安足間駅にもよって撮影したが、キレイな青空が広がっている。続いて上川のセコマにて休憩、上川駅にも寄って撮影。今日はイベントが少ないし、時間にもある程度余裕があるので、何でもかんでも珍しく感じていつもの場所の雪景色を 撮っている。層雲峡にも寄ってみる。確か88年には凍った層雲峡を見たので2回目だ。マジで滝が凍っている。有名観光地?なのにトイレが冬季閉鎖されて使えなかったのは残念。でも慌てない。この先の大雪防災センターなら立派なトイレがあると急ぐ。このあたりの国道だが、雪が少な目で走りやすい。道も広いし、つい時速60kmを越えてしまうところもあるが、特にカーブは速度を落として安全運転につとめる。あまり雪はないが途中で除雪車が作業しているのをみかけたので除雪に余念は無いようだ。毎年訪れ昨年の9月にも来た十勝三股の三股山荘に行く。ホームページで昨日から営業しているのを確認できたので助かる。もう、毎年来るようになってから20年がたっている。すっかり娘さんにも顔を覚えてもらっていて訪問が楽しみだ。9月は畑のランチだったので、今回はビーフ丼セットにしたが、娘さんの気分次第で出るメニュー、地元野菜(ゴボウと豆類)を使ったリゾットがあるというので、悩んだが両方頼んた。ちょうど満腹レベルまで食したが、普段は控えまくっているので久々の満腹だ。食後のコーヒーもいただく。1時間ほど楽しい時間を過ごせたが、女主人さん(私より15歳年上)がGW明けで引退するということを聞いてショック。その後は娘さん1人でやるのでメニューも大幅変更があるようだという。48年続けてきたそうで、本当にお疲れさまという感じだ。旧士幌線の終着の地、十勝三股が無人の野になってないのは三股山荘があるおかげだ。また、5月か9月に訪問したいが、そのときはどうなっているのだろうか。女主人さんの旦那さんがお店に入ってきた。初めて見たが…実は「あの」糠平←→十勝三股の代行バスの運転手さんをしていたという(運転手をするために免許を取ったそうだ)。続いて幌加駅跡にも寄ってみる。除雪はされてなかったが、先陣がラッセルしてくれていて、それほど雪に埋まることなく到達。廃ホームの雪景色を撮影。続いて毎度のタウシュベツ橋梁展望台に行ってみる。ごく普通に歩けるので除雪されているのだろう。天気も良く橋がキレイに見えた。見学ツアーの方々が橋のたもとに到着したところが見えた。今日は天気が良いので、かなりいい感じで見えたことだろう(行ってみたいな)。糠平を通り、上士幌の道の駅で休憩。昨日はしっかり寝たはずなのだが睡魔が来たので少し仮眠。今日はどこに泊まろうか決めてなかったがグーグルマップで距離を調べ、道の駅忠類にした。ココは温泉があるので最適…と思ったが、ホームページで調べても何も書いてない。道の駅は4日から営業とあったが…。安全策をとって帯広市内のスーパー銭湯のやよい乃湯に入る。500円とお安いが、シャンプーなどは無い。その上、ドライヤーも3分10円のコイン式とコストダウンが徹底していた。今日も露天風呂があり雪が見えて青空も見える。とってもいい気分の露天風呂だった。が、超満員だったのが唯一の残念ポイント。安いし市内なので人気なのだろう。市内のローソンで、冷凍チゲ鍋うどんを購入、セコマにてお茶とおにぎりを購入し、国道236号線を南下する。途中、あの有名観光地の幸福駅跡があるので行ってみる。立派な公園になっているのだが、驚いたことにちゃんとライトアップされており列車や駅舎がキレイに見えた。昼間に見るよりリアルっぽい。特に列車の片側(中が改装されちゃっている方)の内部の電灯がついており、まるで現役の列車がいるみたいに見えた。駅舎に電灯ともっているのも生きている感じがする。と、予想外にステキだったので大満足。南下を続けるが、気温が一瞬マイナス17度を表示した。夕方なのに既に気温がかなり下がっている。忠類駅跡にも寄ってみたが、残念なことに(当然だが)ライトアップは無かった。自主的ライトアップで、N−VANのヘッドライトで照らして撮影。道の駅忠類に到着してビックリ。しっかりと温泉は営業していて車が多数止まっていた。道の駅は数台の車しかおらず、そちらに停車、しばらく車内で作業をし、まぁ大丈夫そうだったので20時頃、後ろの座席に入って作業の続き、食事と宴会モードへと続く。今日は昼間に沢山食べたので弁当は無しにした。食事モードに入るときにエンジン停止。コンロでチゲ鍋うどんを作る時、ホットウイスキーのお湯を沸かす時にコンロを使う熱だけで過ごすことになる。既に外気温はマイナス15度と冷え込んでいるが、エンジンでヒーターを入れていると20度後半まで簡単に上がって快適そのもの。薄着で十分過ごせる。チゲ鍋を食べると汗が出るのでシャツ1枚モードと薄着で過ごしたくらい。コンロの熱がなくなると徐々に室温低下。ホットな酒を飲んでまったりしながら、電熱ベストや保温インナーを着込んでいく。就寝時には10度を割るくらいになるが、まだ序の口というところ。寝る前にはコンロでお湯を沸かし、アルミのペットボトルにお湯を入れコンテナボックスに入れ水の凍結防止をする。その後、急ぎ寝袋の準備をして就寝モードへと移る。今日はせっかく持ってきたPBS(プアマンズバッテリーシステム)のテストを兼ねてUSB電熱ベストは着込むが電源を入れず、電気毛布を使ってみた。本来は寝袋の中に入れるととても暖かいが、今回は寝袋の上で毛布の下という位置に設置。電源レベルを25%程度で運用してみた。結果は…かなり時間がたっても電気毛布は触っても暖かさを感じない。寝ていてもビミョーだった。明け方には電源もまだ余力がありそうなので50%にしても感じない。やはり、寝袋の中に入れないと相当の電力を使わないと効果を感じることはできないと思った。でも、十分暖かく寒さは微塵も感じず快眠。


ビジネスホテル
シングルルーム

とてもキレイで
快適でした(^^)/

1階ロビーにて
無料朝食

もっと食べたいが…
これくらいにしておく

旭川市内道路は
積雪があった

立体駐車場
おかげで車は凍らず

JR安足間駅
しっかり雪景色

安足間駅前
人家はある

すっかり埋まりかけ
駅名標

安足間駅ホーム
雪深い感じ

JR上川駅
このあたりの最大駅

やっぱり雪に
埋もれかけ

この路線には
特急が走ります

銀河の滝も

すっかり凍結中

有名観光地だが
トイレも閉鎖されていた

大雪防災センター
立派なトイレあり

三国峠
売店も閉鎖中

三国峠
曇って視界微妙

除雪は完璧だったが
交通量は少なかった

十勝三股への道
しらかば並木

士幌線終着駅
旧十勝三股駅跡でもある

立派なバス待合所
乗降客あるのかな?

国道273号線
夏は快走路

三股山荘
晴れ間が出てきた

11時にOPENです
今年も訪問

今回は
ビーフ丼と…

地元の野菜の
リゾットをダブルで

食後のコーヒーも
忘れない

2005年からの
お付き合いです

幌加除雪ステーション
トイレあり

すぐ横には幌加駅跡
国道よりの展望

先人が行った跡あり
行くしかない!

レールのポイント部分
なぜか見えていた

幌加駅跡の
ホーム

雪景色が
ステキ

タウシュベツ川橋梁
ツアー客が見える

タウシュベツ川橋梁
展望台です

青空との対比が美しい

士幌線路盤跡
歩けそうな感じ

展望台の
駐車場です

道の駅かみしほろ
新しい道の駅です

ん〜?道路に
雪が無いような…

十勝の平地ですが
道路に雪が無い

帯広の銭湯
やよい乃湯

帯広で給油してから
宿泊です

セコマにて買物
お茶とおにぎり

幸福駅跡
公園になっている

ライトアップされてます
知りませんでした

昼間とは違った
雰囲気があります

現役っぽい感じ
車内の電灯が欲しいところ

片側の車両の内部は
照明が点灯

レプリカですが
幸福駅駅舎あり

キハ22の明かりが…
泣けてきますね

遠くからも
ライトアップが目立つ

道の駅なかさつない
イルミが見えて

寄ってみたが
展望できずが残念

旧忠類駅跡
真っ暗だった…

既に気温が
マイナス15度に…

道の駅忠類
同業者僅少

後部座席で
作業をしてから…

ホットウィスキーを
飲んで…

冷凍チゲ鍋うどんを
作って

食って満腹
暖まります


 2025.01.04 忠類  → 苫小牧 (晴)

朝の3時に気づいた時には既に室温はデジタル温度計では表示不可(マイナス10度を下回る)になっていた。が、寝袋で寝ておいる時は足下がちょっと寒い感じ以外は問題なかった。見ると、足下の毛布が完全にかかっておらず、設置しなおし。さらに快眠で朝の5時半起床。アナログの温度計はマイナス15度だったが、手にとって触っているうちに上昇したので撮影できず。予想外だが、この温度でもリチウム充電式のライトはちゃんと稼働した(まだ暗いのでライトは必要)。カメラも作動した。試しに置いていたペットボトルのお茶は完全に凍っていた。コンテナボックスに入れた水は全く凍っておらず十分役に立っていることを証明した。朝飯はコンビニで食べるつもりなので食事を作る必要は無いが、この気温下でマイナス10度まで使えるというイソブタン95%のユニフレームのガス缶の威力を試すため、カップ麺とコーヒーを作ってみることにした。が、ガス缶をコンロ(イワタニのタフマルjr)にセットしようとしたが全く取り付かない。こんなところで壊れた?と思って接続部を見るも問題なさそう。缶の突起部(接合バルブ)が引っ込まない。バルブ部分が凍っている??缶を振ると音はするので内部は凍ってないようだ。予備の缶も出してみたが同様だった。断念しかけたが、寝具やその他の片づけをしている間、服のお腹部分に入れて温めてみた。そして再装着するとなんとか取り付いた。ガスも出たので何度か点火作業をすると火がついて割と普通に炎が出てお湯を沸かしカップ麺を作る。その間、火力を弱めて再度お湯を沸かしコーヒー用とするが、これは微妙だった。コンロにはブースター(自分の炎の熱を使ってガス缶を温める機構)がついているが、これが効果的に作用しなくなるのか、弱火が再度火を強くしようとしても強くならず先細り感があった。使うなら全力で使う方がいいのかもしれない。今回の教訓:ガス缶も水と一緒に保温して保管しないとマイナス10度以下では使えない。考えたが効果的なのは2缶用意して、まず1缶を稼働させ、缶が使用によって冷えるので途中で予備の缶に交換、最初の缶を服の中に入れて再保温…以下繰り返しをする方が良いかもれいない。という貴重な体験して、温かいカップ麺とコーヒーをいただく。いろいろ片づけをするのに手間取り7時半になってやっと出発準備完了。エンジンは普通に始動するが、暖機のエンジン回転数が高い感じで期間も少し長い感じ。やはりエンジンも極低温は厳しい感じだった。その時に表示された外気温はマイナス20度。既に日が昇って太陽光が当たっている7時半でマイナス20度だから明け方はもう少し低かったかもしれない。いずれにせよ、北海道では普通に起こるだろうマイナス20度は体験できたので良かった。特に就寝は強い電力を必要とせず、十分暖かかったのは予想外だった。エンジン起動で室内の温度を上げる。ガラスや金属の内装部分は結露がしっかり凍結してギラギラ状態。特に窓の霜が溶けるのを待つのに時間がかかり、出発は8時過ぎとなった。近くのセコマで本来の朝食、毎度のパターンだ。天気は快晴で気持ちが良い。マイナス10度前後だがもう慣れたので特に寒さは感じない。長時間いると体にこたえるが、短時間だと意外と薄着でも平気。指と耳は早めに限界は来るので注意は必要かもしれないが…。国道を南下する。道の駅大樹でトイレ休憩。すぐ近くに国鉄大樹駅跡が残っているので寄ってみる。不思議なことに、国道沿いは、雪無いんじゃね?状態だが、枝道に入ると割と雪が現れ、駅の周りはすっかり雪景色。この差は何?と不思議な感じさえする。雪景色の大樹駅跡を撮影。さらに南下を続ける。コースとしては天馬街道を抜けてえりも岬をワープして時間をかせぐ方法があるが、雪は無いだろうが、襟裳岬の冬も見たいので襟裳岬経由で行くことにした。黄金道路は晴れて景色は良いが、雪は山の方でも皆無。風が強くて(ここは夏でもそうだが)バイクだと走りにくい。車だとまぁそれほどでもなかった。途中で宗谷岬で見た加古川ナンバーのカブ2台が居た。こんな風の中を走るとは強者だな。途中の景色を撮影しながら行ってたので襟裳岬到着はカブとほぼ同じ時間だった。彼らと話をしたが、1人は女の人だった(驚)風が強くバイクが倒れそうなので岬見物はできないみたいだ。2人で一緒の写真を彼らのスマホで撮ってあげた。今日、苫小牧から船に乗って帰るという。一緒の便だな…と、その時は思ったが、後で苫小牧に到着しても彼らはいなかったので、19時半の寄港便だったのだろう。その便は、新潟に寄るので敦賀到着は少し遅くなって朝になる。直行便は敦賀到着が20時半で、その時間に放り出されても高速が使えないカブで加古川に戻るのは一苦労。宿泊料金無しで翌朝に着いて日中走って帰れる便で帰るのは合理的だと気づかされたのであった。襟裳岬駐車場には神戸ナンバーのN−VANが停まっていた。話をすると彼も年越し宗谷岬だったそうだ。年明けキーホルダーもらい待ちの列で、ガソリンスタンド付近で並んでいたというので、その時からすぐ近くに居たんだ(笑)と話が盛り上がる。N−VAN談義に花が咲き、楽しい時間を過ごせた。バイクで来てライダー同士でバイク談義に花が咲くのと同じだ。彼のN−VANも当然4WDだったが、中古で買って元は高松ナンバーだったんですよ…と言っていた。元はマニアか塩江の山の人のものだったのだろう(笑)えりも町のセコマで弁当を買って昼食。ボチボチと国道336号線を苫小牧へと向かって走る。このあたりは小さい集落が続き、あまりペースが上げられない走りにはちょっと辛い道だ。決して悪くないのだが、北海道の他のところと比べるとそう感じる。本当に雪が全く無い道を走るのは、楽は楽なのだが、せっかく車で冬に来たのに何だか物足りない気分もする。景色的には普段バイクで来ているのと大差無い。山々の雪も真っ白という訳でもなく、なんだかGWに来たときの景色みたいな感じすらする。様似駅跡にも寄っているが変化無し。雪も無し。次のイベントは静内駅の駅ソバだ。もう駅は廃止されているので正確には駅ソバじゃなくなっているが…。静内駅跡はバスターミナルと観光案内所になっている。入ってみると、駅ソバは閉まっていた。普通に営業していたら、年末年始のお知らせの貼り紙くらいあるだろうがそれもなくシャッターが閉まったまま。調べても廃業による閉店という情報もない。廃業してなければ良いがどうなのだろうか。建物内部の変更があった。以前は駅の改札や事務所だった部分が案内所の売店部分が移ってきていた。そして案内所だったところにラーメン屋さんが入って営業中だった。ちょうど昼過ぎだったのでお客さんが食べていたのが見えた。これは…ラーメン屋さんとソバ屋さんが並ぶというのは相乗効果ではなく取り合いになってしまうので旧ソバ屋さんには圧倒的に不利っぽく感じる。廃業の臭いを感じた。静内は馬産地漫画を愛読していた90年代頃によく来た。毎度の、大門にも行ってみるが雪が無く普段と同じでガッカリ。近くの牧場の馬も…雪がなく普段と同じでガッカリ。一部遠くで、馬に保温用の服を着せていたのが見えたが、天気が良く気温が0度をちょっと下回る程度だったせいか、ほとんどの馬は服は着ずに夏と同じだった。静内はこのあたりでは商業施設が充実している。国道周辺には大きな有名チェーン店が多数でている。イオンもトップバリューも両方ある。今回は苫小牧から船に乗るが、小樽と違って周辺には何も無い。このため船の中の食材を買っておく。続いてセコマにてセイコーマートのオリジナルカップ麺を買っておく。2年前あたりからだろうか、急激に種類が増えた気がする。8種類ほどあったので全部ゲット。が、嫁さんや子供が好きなわさび味が無い。しばらく行った新冠で再度セコマに入るとあったのでゲット。が、よく見ると、先ほどの店と違う麺が多数あったので、ほぼ意地になってゲット。ここでも7種類あった。これでコンプリートかどうか不明だが、1つのメーカーがこんなに種類を出すことは大手でも無いんじゃなかろうか? もう車の中で寝ることも無いので、カップ麺が詰め込まれたコンビニ袋を積み放題。オリジナルカップ麺は、安いものだとセール中は98円(税別)のものからあり、148円まであった。が、それくらいのお値段なので2〜30個買ったところで、箱入り菓子のお土産(1000円程度?)からすると、体積は大きいが値段的には大差ないレベルとなる。見苦しいほどN−VANの後部はコンビニ袋で満載となった。続き苫小牧を目指す。苫小牧手前の鵡川に寄る。道の駅むかわ四季の館には温泉が併設されており500円とお安く、しかも道の駅は車中泊可と宣言されているので利用者も多いそうだ。16時半と暗くなってきた頃だったが人はそこそこ多くにぎわっていた。温泉は露天風呂もあったが雪は無かったかな。休憩所も食事どころもあって、500円なら十分過ぎるほど。ツーリング中は毎日風呂に入れるとは限らない。今まですべての日で入れたことは…あっただろうか?(通常の宿での宿泊オンリーの時を除く)今回は、初日の舞鶴での温泉から連続して入れている。冬は寒いので温泉はありがたい。これで帰りの船で入れたらパーフェクトだ(シケない限りは風呂はあるが…)。日高本線の部分廃止により終着駅になってしまった鵡川駅の夜景撮影。ガソリンスタンドで最後の給油。フェリー乗り場には18時半くらいに到着。道内1425km無事に走ることができた。既に乗り場は混んでいる…と思ったら、駐車場入口の係員が「どちらの船にご乗船ですか?」と聞いてくる「敦賀」と答えたが残念ながら素人回答となってしまった。土曜日は19時半の秋田と新潟に寄港しての敦賀行きと、23時半の敦賀直行便があるのだ。ツウならココで「直行便」と答えないといけなかったところだ。ターミナルビルのトイレにて着替えをする。本来は船内で翌朝着替えるのだが、着替えを持ち込むのは面倒なので着替えておく。冬の着替えは分厚くてとてもかさばるのだ。19時半「らいらっく」出航の撮影。油断して船内用の薄着ジャケットと半切れグローブだったが、思ったより出航に時間がかかって寒々の撮影となった。気温はマイナス5度程度なのだが時間が長いとキツい。車の中でエンジンをかけて暖房してヌクヌクと出航を待つ。途中、アナウンスで呼び出されて行ってみると「小型車優先?で1甲板に入ってもらう」と1甲板の刑の宣告をされる(泣) そういや、前にN−VANで行ったときも入れられたな…。乗船待ちの最初の方に並ぶと、最初に乗船できて最初に下船できるので良いのだが、たまに先頭軍団は1甲板行きになることがあるので要注意。1甲板はフェリーの最下層で、トラックの乗る2甲板の下にあり、2甲板から専用スロープで下るが、スロープ部分は閉鎖され2甲板の床部分となり、上にトラックが乗るため、2甲板のトラックをおろした後での下船となるので遅くなる。最下層なので船室のある4甲板までの上り下りもキツい。しかも狭く閉鎖されているので、夏場は暑い。さらには下船待ち時間も長くなるのでまさに地獄。車の場合は狭いので切り返しやバックでの入庫出庫作業が必要な場合もあるという。乗船待ちのバイクは5台いたが、きっと年越し宗谷岬の帰りだろう。なぜかナンバーからして皆さんソロっぽかった。車も行きと同様かなり多い。予定より早く乗船開始となったが、都合がついたのか1甲板ではなく3甲板と通常の乗船となった。(おそらく1甲板は普段使わない満員時の予備スペース的な感じがする) 早めに入れたのは到着便の下船作業が早く済んだからであろう。が、早く乗せてしまうと内部での船室清掃作業が終わってないということが起こるので普段はやらない。今日は車が多いので早めに入れて時間を稼ぎたいのか早めに入れてくれた。が、船室へは行かないで車内で待ってね…と言われ、しばらく車内で待機する。以前早く入れたのは雨降りの日のバイクだった。雨の中、外で待つのは大変だからだろう。その時も船室に上がるのを甲板で待たされた。が、外で待つよりずっとマシ。ほどなく船室へ案内され自分のベッドへと向かう。今回は右舷(男性トイレ側)がとれず左舷だ。給湯室やトイレへの通路に近いところを選択。ベッドメイクをして、5階のテーブル席に陣取る。出航前から何でも後方支援部隊の彼と毎度の遠隔呑み会だ。彼とは28日に行きの船でも遠隔呑み会をやっている(彼は高松にいる)。なぜか31日と1日に宗谷岬で会った(笑)確か、今朝までは北海道(函館)に居たはずだか、今は自宅(高松)で遠隔飲み会参加。なんだか不思議な感覚だ。定刻より少し早く出航。途中、電波はあるが通信切断(多くの乗客がいて通信利用者が多い時はショボい契約のSIMでは優先度が低く通信できなくなっているのか?)が何度かありながら1時過ぎまで歓談。船は割と揺れていたので酔い止め薬を飲んで就寝。暖かいベッドで眠れるのはステキだ。こうして無事冬期北海道が終了した。


デジタル温度計
−10度を下回る

結露も凍っている
−15度くらい??

イソブタン95%の
ガス缶も低温限界で

ギリギリ稼働して
お湯が沸く

7時過ぎでも
マイナス20度(゚Д゚)

道の駅忠類
快晴の朝

車中泊者は
少なかった

フロントガラス
凍結解凍中

忠類のセコマで
朝食です

毎度のパターン
セコマの朝食

道の駅コスモール
大樹

旧大樹駅
公園で残っている

宇宙っぽい?
謎のパラボラアンテナ

ホームも健在
公園の中

かなり広い公園
道の駅の近所

かつての大樹駅
駅前通りか

襟裳岬への道
波は高し

宗谷岬でみかけた
カブが通ります

仲良し男女ペアで
写真撮ってました

黄金道路
名前はゴージャス

コレが冬??
山には雪は無い(゚Д゚)

ここまで黄金道路って
標識もあるのかな?

襟裳岬駐車場
人影まばら

だだっ広く感じる
襟裳岬駐車場

1台いたのが神戸
ナンバーのN−VAN

風の館も
休眠中か?

襟裳岬灯台
変わってないな…

襟裳岬先端
晴れて視界良し

襟裳岬の看板
定番ですね

岬から駐車場を
見る

神戸のN−VAN仲間
話しがはずんだ

今日の昼食
弁当1個のみ…

様似駅跡
ココも変わらず

様似駅構内
雪が少ない

早めに
給油しておきます

静内駅跡
バスターミナル

駅ソバは…
閉まっていた(゚Д゚)

静内駅構内
まだレールがある

静内のトップバリュ
帰りの買物をする

静内の大門
90年代によく来た

二十間道路桜並木
冬ではねぇ(´Д`)

牧場も雪が無く
馬たちも…

服も着ず普通に
放牧中でした

お土産の
カップ麺ゲット

新冠でもお土産の
カップ麺ゲット

廃止された日高本線の
痕跡を見る…

レールは残るが
浮いていた…

日が沈む…
そろそろ夕暮れ

ここも日高本線の
痕跡が残っていた

数年で…路盤跡に
木が生える(涙)

道の駅むかわ
四季の館 温泉あり

鵡川駅
夜景撮影

日高本線の
終着駅になりました

晩飯は手軽に
弁当です

夜食のおにぎりを
買っておきます

今回最後の
セイコーマート

苫小牧港
寄港便 らいらっく

私は直行便の
敦賀行きに乗る

やはり強者…
バイクは居た(゚Д゚)

先に寄港便の
らいらっく出港

回頭180度
方向転換

ゆっくりと
回っていきます

回頭完了
秋田へ出港です

直行便の
はまなす着岸中

苫小牧
フェリーターミナル

普段は舞鶴航路の
はまなすです

苫小牧フェリー
ターミナル内部

出港は定刻
遅れは無いようだ

冬にバイクが並ぶ
不思議な光景

車もお盆並みに
多いかも

乗船完了
船室入室待ち

乗船後に毎度の
遠隔呑み会です


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