5時起床。朝の室温は20度で夜中は十分暖かかった。せっかく買ったダウンシュラフが役立ったかどうかは不明。服装は上がTシャツと長袖ヒートテック。下が若干厚手のジャージだ。昨日は一人だったので、濡れたものも乾かし、充電もしたし、ヘルメットのシールドも洗っておいた。準備をして6時過ぎに出発。客車に泊まったライダーも管理人さんも起きてこなかったので寂しい出発。天気は晴れている。気温は14度くらいと肌寒い。佐呂間市街の方から国道333号線に抜け走るが、霧が出てきた。フォグランプ点灯だ。美幌まで霧が濃くなったり薄くなったりだったが総じて日が当たらず肌寒かった。藻琴のセイコーマートにて朝食。プアーないつもの朝食だ。昨年まであった店頭の長いすはなくなっていて残念。晴れて直射日光が暑いので木の陰で持参のイスを出して食べる。次に清里いっぽんの道に行く。Google マップに出ていたところだ。一直線の道が海に続く感じなのだが、ちょっと曇って景色的にビミョーだった。清里あたりは一直線の道が多数あって、もはや珍しい感じがしないのが残念も(贅沢な話だが)。近くに来運神社があるので20年ぶりくらいに行ってみる。記憶が飛んでいたが駐車場にはトイレもあり東屋もあって車中泊すらできそうな場所だ(熊が怖いのでしないが…)湧水があってステンレスの流しで水が流れているのは変わってない感じだ。来運の水を使って雑巾でVersysを少し拭いておいた。これできっとVersysにも運が来るだろう(本当か?)。斜里の町に出て、ホームセンターのDCM NICOTに行く。初日からどうもUSB充電の調子が悪い。ケーブルに自由に曲がる継ぎ手がついているのだが、そこがどうも接触不良みたいで頻繁に瞬停している上にどうもアンペア数が低い感じなのだ。気休めで小さい556スプレー(簡易的な接点復活剤)を買って、わずかに継ぎ手に塗り、継ぎ手を動かし油を良くふき取ってから通電したが、気休めが効いてとりあえず使えるようになった。続いて知床へ向かい、ウトロの道の駅に寄ってみた…がバイクはほとんど居なかった。さすがに平日になると地元ライダーが減って一般旅人のみになるので少ない。一般観光客も思ったよりは少ない感じだ。続いて知床横断道路を走り知床峠へ。途中でフェリーで一緒だったVersysとすれ違った…と思ったが、パニアケースが角型ヘプコ&ベッガーまで合っているが色が黒かったような気がした。彼のは銀色だったはず。じゃ、別人か?(そんなにVersys多いか?)と思いながら峠の駐車場に入ると、そこにフェリーで合ったVersysの彼が居た(驚)彼も再会を喜んでくれて、しばし話し込む。彼は今日は霧多布から来たという。そしてウトロへ抜けて釧路まで走るという(驚)元気だね〜。まだまだ話足りないが時間も足りないので記念撮影をして分かれる。後から来た熊本のZ250ライダーが、そんな我々を見ていたので、彼が出ていった後に話しかけると、大型バイクがうらやましくて見ていたらしい。まだ、大型免許取れないんですよ…という。ん???まさか16歳か17歳?と聞くと17歳であった(驚)バイクに乗る若者が少ない中、貴重な人材だ。土曜の夜に我々を見ていた高校生も大型バイクにあこがれていたようだが、我々の乗るVersysもあこがれの対象の大型バイクに映ったってことと思って良い…んだよね。ここでVersysの燃料ポンプから異音が。最初はエンジンのシリンダーが削れているのか?というシャラシャラという音なのだが、エンジン始動前でも音が鳴る。キーONにして、しばらくして鳴って、エンジンをかけないとすぐに止まるので燃料ポンプの異音だろう。しばらくして消えたが気持ちが悪い。知床峠を下って行くが、羅臼岳も国後島も見える青空の絶好の天候の元で良い道を走るのはとても気持ちが良い。思わず途中から戻ってもう一度走ってしまった。GTRでも絶好の好天の元、GoPro撮影で走ったが、直進性が強くてコーナーの切り返しが重かったがVersysは本当に軽く自然に曲がれるので特に気持ちが良い。羅臼に降りてセイコーマートにて昼食。ちょっと遅くなったので夕食に影響が出てもいけないので軽くパンと牛乳だけにしておく。ここでも店頭にてイスを出して食べる。今頃になって眠くなってきたので中標津のセイコーマートでアイスコーヒーを飲む。暑なったので長袖ヒートテックも収納し中は半袖Tシャツで走るがとても爽快だ。今日は別海町のキャンプ場なのだが時間があったので奥行臼駅跡に寄ってみた。何でも後方支援部隊の彼が行ったときにはホームが崩れかけていたという話だった。崩れかけたところは立ち入り禁止になっていて残念な風景になっていた。当時の駅舎とホームが残る数少ないところなのに…残念なことだ。キャンプ場で停まった時、隣のライダーが「今日は温泉が定休日だよ…」と一言。マジか…温泉があることを期待していただけにガッカリ。とりあえず受付。ライダー優遇のライダーサイト(一般1100円ライダー700円)があるのだが、元はパークゴルフのコースを利用しているので、細い道を入っていかなくてはいけないのと、既に意外と多くのバイクが入っていたので一般の方を選択。バイクは多いが、一般はほぼガラガラ状態だった。マジ謎だ。温泉に行かないので時間的に余裕だ。セイコーマートに行って弁当とビールを買ってキャンプ場に戻る。このキャンプ場は有料だがゴミ袋を買うと捨てることが可能なので燃えるゴミと缶の袋2つで25円を買っているのでキャンプ場で飯が食える。寝る前にゴミ箱に入れておけば熊対策もバッチリ(管理人に聞いたがこのあたりでは熊が出てないそうだ…)。でも…大きな空き缶専用袋に空き缶3つだけ…というのはオーバースペックかも。少し気温が下がってきたので再度長袖ヒートテック着用、テントの前にイスとテーブルを出してビールを飲みながら弁当を食べる。日暮れ前はまだ割と暑かったが、食べ終えて日が暮れレポートを打ちながらビールを飲む頃には冷えてきて薄手のダウンも着ておいた。これでかなり快適だ。暑いときには必要ないが…少し冷えるとキャンプでは炭火かたき火が欲しいところだが、それを持ってくるほどの余裕は無い。3本のビールだが、さすがに3本目はキツくて半ばで廃棄。持ってきたバーナーでホットウィスキーを作って飲むがこれが体が温まっていい感じ。19時以降は気温も下がってきて薄手のダウンを着ていたが、ビールでさらに体が冷えたのだろう。
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