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木古内駅−江差駅


Google MAP 実際に路線に乗ったGPS経路図(←ココをクリック)
江差線は廃線になって地図から路線も消えました。が、乗車中にGPSログをとったので
路線も再現できています。駅の位置も掲載していますので、将来有用になりそうですね。



   木古内駅 (きこない)  2022/05/21


江差線廃線の後、初めて再訪問しました。新幹線が開通してからは函館−木古内もJRから捨てられ、三セクのいさりび鉄道になってしまいました。木古内は在来線の駅ではJRの駅ではありません。JRでは新幹線の駅だけなのです。おかげで正面からはえらく立派な三セクの駅に見えます。裏口は新幹線の駅だったような…。町長さんは「全ての新幹線列車を木古内駅停車に…」と寝ぼけた夢を見ていますが、私の予想では全ての列車が通過する臨時駅になるか信号場に格下げになっても不思議は無いロケーションです。JRのルール?にて海峡トンネルを出たすぐの場所に(災害時の安全のため?)駅を作るというのがあるようで、棚ボタでできた新幹線の駅です。利用者がいるわけもなく閑散としています。駅前には新しく道の駅もできて気合いが入っていますが、観光地でもないのでゴーストタウン化するのも時間の問題かと。四国にもいるのですが…鉄路(特に新幹線)が来ると町が栄えるという過去の迷信に捕らわれている政治家(老人)も多く、大迷惑ですね。

以下 2013/08/20


北海道新幹線開業のあおりを受けて廃止になる江差線です。地元は新幹線が来るので浮かれていますが、北海道に上陸後すぐの駅(トンネル事故を考えて最寄りに作る規則らしい)ということで、棚ボタ式に新幹線の駅になる木古内駅です。おそらく列車的にも乗客的にも通過駅になるとはいえ、新幹線の駅は駅です。新幹線側は建設中でしたが立派になりそうです。従来の駅は、田舎の中では少し大きい方だと言えたでしょう。ちなみに、やっぱりあおりを受けて、隣の知内駅も駅が廃止になります。





   (渡島鶴岡駅 (おしまつるおか)  廃止)

以下 2013/08/20


なんと表現したら良いのか、新しくも古くもないような不思議な待合室です。ホームは板張りの駅に近い感じですね。





   (吉堀駅 (よしぼり)  廃止)

以下 2013/08/20


だるま駅舎です。黄色く塗られています。待合室の設置場所が他とは異なりますね。元々島式ホームだった片側を撤去した跡にホームにとまるように置かれています。




   (神明駅 (しんめい)  廃止)

以下 2013/08/20


板きれの駅に、小さな木造の待合所がある典型的な駅でした。ホームにキレイに花が飾られているのには驚きました。
利用者は少ないのかもしれませんが、大切にされているようです。





   (湯ノ岱駅 (ゆのたい)  廃止)

以下 2013/08/20


途中、唯一の交換可能な駅で、有人駅でした。硬券タイプの入場券も売っていました。記念に乗車券も発行してもらいました。温泉が近いはずなのですが、駅前は寂しい感じで、民家はあるものの町という雰囲気はさっぱりありませんでした。





   (宮越駅 (みやこし)  廃止)

以下 2013/08/20


天の川の近くにある駅です。なんちゃって駅で有名な天の川駅を…見逃してしまいました。





   (桂丘駅 (かつらおか)  廃止)

以下 2013/08/20


吉堀駅と同様だるま駅舎です。島式だったような違うようなホームです。吉堀駅と同様にホームにとまるように設置されただるま駅舎でした。道路からほんの少しだけ入った集落っぽいところの中にあります。廃線になると、通り過ぎてみつけにくい位置ですね。





   (中須田駅 (なかすだ)  廃止)

以下 2013/08/20



だるま駅舎が続きます。ここは島式ホームじゃなかったと思われます。駅ホームと高さを同じにしようとしているので、不自然なコンクリートの台車(笑)を履いているように見えます。





   (上ノ国駅 (かみのくに)  廃止)

以下 2013/08/20



地元商工会の建物との複合駅舎になっていました。以前は交換ができたようです。線路は残っていますが稼働してない様子でした。ここの商工会の窓口でストラップや、天の川駅の模擬切符などを売っていたようです。訪問時は残念ながら人がいなくて買えませんでした。




   (江差駅 (えさし)  廃止)

以下 2013/08/20



江差線の終着駅です。国道から離れた市街地の真ん中にあって、ナビが無いと見つけにくい感じの位置にありました。廃止後は保存されずに取り壊され、新しい施設になるようでした。終着駅なのに棒線であっけない感じですが、横に空き地があり、かつては広い構内だったのかな?と思わせる作りでした。駅舎も割と大きいのでかつては利用者も多かったのでしょう。





   番外編 廃線後の様子 2014年夏?


木古内駅2014年

渡島鶴岡駅跡

吉堀駅跡

神明駅跡

湯ノ岱駅跡

宮越駅跡

桂岡駅跡

中須田駅跡

上ノ国駅跡

江差駅跡


偉大な某G○○GLE大先生のストリートビューを見ていて気付きました。既に江差線の沿線は2014年7月の画像になっているのです。江差線の駅はだいたい大きな道沿いにあるので駅の様子を見ることができました。唯一、木古内駅が半分だけ新しくなって、古い画像2011年も残っていました。3年で更新されたんですね。また2年後には…違った画像になっているのでしょうか。いずれにせよ貴重な画像だったので…こっそり掲示します。ありがとうG○○GLE大先生っ!!
さすがに廃線後3か月程度では踏切が廃止された意外は…おそらくほとんど残っている状態ですね。これが1年、2年とたつと変化が大きくなります。確か、江差駅も既に解体が決まっていて残らないようですし。木古内駅は…2014年で、だいぶ新幹線の駅らしくなってきていますね。2011年の画像がコレ。私が行った2013年の時には新幹線の駅ができかけていましたが…このころは影も形もないんですね。


木古内駅2011年

そして貴重な画像が…。実は江差線には、なんちゃって駅で有名な「天の川駅」があったのです。訪問時には知らずに行けなかったのです。すごく後悔しています。乗車時に各駅停車のはずなのにぬかした駅があったのは気づいていたのですが…。知っていれば動画だって撮っていたことでしょう。訪問もしたことでしょう。この模擬駅は廃線とは関係無い(笑)のですが、借地していた関係もあるのでしょうが、更地にして返還してしまったそうです。まだ更地になる前の画像を見ることができたので、これまたありがたくいただきました。


天の川駅?2014年







道南自体あまり訪問の機会がなく、江差線は全く馴染みのない線でした。廃止の話を聞いたので乗って、各駅を訪問しましたが、すべてが初めてで新鮮でした。今まで存続していた方が不思議な感じの利用率が微妙で沿線に町が全くと言って無い線でした。心残りは、なんちゃって駅で有名な「天の川駅」を知らずにスルーしてしまったことですね。天の川駅は2014年中に更地に戻されたそうで、もう跡を巡るのも難しいかもしれません。
2013/8/20