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新夕張−夕張駅




   新夕張駅 (しんゆうばり)  2017/4/30


廃線が確定したため、乗りに行きました。6時半の始発を狙うため、前日から乗り込み、深夜の自転車置き場にこっそりとテントを張ってビバークしました。駅舎は夜になっても施錠されず開いていました。電気は12時頃には消えて、朝4時にはついていました。待合室には駅寝に最適そうな椅子もあり、夜に誰も来なければ駅ビバークには最適かもしれません。確か夜には列車はいませんでしたが、朝にはキハ40の重連がいましたので早朝に回送されてきたのでしょうか。分離して夕張行きと千歳行きになりました。駅は高架で割と新しい(と言っても80年代築)感じですが、半分くらい無人駅化しています。夕張線が廃線になったら、ここが夕張駅になるのでしょうか?
駅名標ですが、十三里駅が消滅したので滝上が隣になっていますね。

以下2005/8/17


大きな建屋の割には中身は寂しかったです。高架っぽい駅で81年に微妙に移動して現在の駅舎になったようです。その時に名称を紅葉山駅から現在の新夕張駅に変えたようです。旧駅舎を画像検索すると、いかにも国鉄っぽい広い構内と駅舎を見ることができます。その頃は活気があったのでしょうね。場所はちっとも夕張っぽくなく、夕張支線の夕張駅廃止をにらんで、ここに夕張の名称をつけたとしか思えない感じですね。なぜか、ホームには旧駅名標が残っていました。個人的には、紅葉山駅の方がカッコイイと思うのですが…。ちなみに、隣の駅は信号所に格下げになった(3代目)楓駅でした。楓に紅葉…よい組み合わせですなぁ〜(^_^;)





   (沼ノ沢駅 (ぬまのさわ)  廃止)

i以下 2015/08/20


国道沿いです。駅前のお店は廃墟と化した感じですが、横には生協が生きているようでした。駅の半分は喫茶店になっているようです。今は棒線ですが、かつては手前側にホームがあったみたいです。なぜか駅名標が残念な状態になっていました。googleで画像検索しても結構こんな残念な状態が出てくるので直す気は無いのでしょう。

2017/4/30 夕張線乗車中に窓から撮りました。駅名標は直されておりキレイになっていました。廃線が近いのに…(涙)






   (南清水沢駅 (みなみしみずさわ)  廃止)

i以下 2015/08/20


ここも国道沿いです。道路沿いすぎて車を停めるスペースすらないくらいに。通学時には学生さんが多く乗り降りするようでした。やっぱり道路の反対側に生協のお店がありました。駅を中心に栄えた名残でしょうか。





   (清水沢駅 (しみずさわ)  廃止)

i以下 2015/08/20


国道から少し入ったところにあります。このあたりでは唯一の有人駅です。ただし委託駅なので日中しか駅員さんがいません。訪問時は16時を過ぎていたので窓口は閉まっていました。ここも10月1日より無人化が決まっていたので、窓口で切符を買ってみたかったです。無人化寸前のニュースによれば硬券入場券も売っていたようで惜しいことをしました。駅はかつての夕張炭鉱鉄道の乗り入れ駅だっただけあり構内は異様に広いです。炭鉱に活気があったころはとても人もモノも多かったんじゃないかと思ってしまいます。今は空しく広いですね。







   (鹿ノ谷駅 (しかのたに)  廃止)

i以下 2015/08/20


駅舎は大きいですが、無人で駅前にもひとけがありません。夕張は産業もなく破綻して、住む人も少なくなっているのでしょう。石炭の町として栄えたのですが石炭と共に消える運命だと思います。この路線も長くないと思われます。





   (夕張駅 (ゆうばり)  廃止)

i以下 2015/08/20


謎の駅です。駅の裏手に巨大なホテルがありますが、列車で来る人がどれだけいるか…ほとんどいないと思いますね。駅舎は観光案内所といっしょになっているのですが、無人駅です。市の中心となる駅がこれです。観光も石炭テーマパークが破綻して閑古鳥ですね。ここへ来る鉄道の意義自体が既になくなっているので真っ先に廃止されても不思議ではない線です。たまたま石勝線という路線の支線だったため廃止からまぬがれていましたが、聖域無き廃止が始まりましたので真っ先に白羽の矢が立つと思われます。






夕張は何度か来たことがありますが多くはありません。かつては炭鉱で賑わった町ですが、全ての炭鉱が閉山した今、産業は全くなく市政すら破綻してしまう都市になっています。炭鉱が盛んであった頃は、私鉄(三菱)の炭鉱鉄道が乗り入れており、人もモノ(石炭)もバンバン運ぶドル箱路線だったことでしょう。私が北海道に行き始めた82年にはまだ残っていたはずです。一般観光地を回らずこういうところを見ておくべきだったと後悔しております。
2015/8/20